710. 新選組!と義経、Web感想のギャップ

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昨日の義経感想記事に対してくまログ様id:Mariner-Sさん)からトラックバックを頂きました。ありがとうございます。

SnowSwallowでは大河ドラマの感想、かなり猛プッシュしてます(え?本人だけその気?)。前シリーズ「新選組!」に引き続き「義経」もかなりの熱意もって、無い知恵を絞って、脇で勉強しつつ、記事書いてます。しかし残念ながら結果は閑古鳥状態。

四週放送して視聴率は25%↑をキープしている番組。昨今の大河では恐ろしい数値です。しかし、相反してコメント等の反応はゼロ。id:Mariner-Sさんがトラックバックを寄せて下さるまで、身内からの反応一件(id:ioliteたん)だけ。義経記事への被アクセス数は昨年の「新選組!」とそう変わらないだけに、この事態はマジ凹みます。(※「新選組!」感想の時は反響が大きかっただけに、ギャップが大きすぎて凹んでいる)

それに輪を掛ける不安要素が、昨日の感想冒頭で述べた愚痴。そりゃ杞憂しますよ…。義経に対する深い考察、感想を述べられているサイトが、本当なっかなか見つからないんだもの。(もちろん、未だ見ぬ良サイトは沢山あるはず!)義経感想サイトのチェック数がある程度溜まったら、左のサイドバーに「義経アンテナ」を用意する予定でしたが、あまりに集まらないので停滞中。


さて本題。トラックバックの内容について。まずは自分が書いていた意見をかんたんに紹介。

  • 義経」を言及するサイト数は、昨年の「新選組!」のサイト数とそう変わらない印象
  • 義経「物語感想」するサイトが少なすぎる
  • 義経「役者感想」するサイトがあまりに多い(自分は役者への興味が薄いので残念…)
  • 昨年「新選組!」は、数多くのサイト・ブログで分析・考察する感想記事が見受けられた
  • 今年「義経」は、「役者>物語」の傾向での記事が多い

これに対し、id:Mariner-Sさんが理由(推測)を教えてくれました。

去年の場合、序盤はもともと新選組自体に詳しい方がblogを作って、ネット上で「新選組!」を盛り上げていた気がします。その内、中盤になると三谷脚本に嵌った方や役者に萌えた方が続々とblogを作った。脚本は複線張りまくるし、役者は小芝居をするので、物語の分析や考察が増えていったのではないかと思います。
なるほど去年は「幕末」という受け皿からして、多くの歴史ファンが食らいついた理由だったのですか! 自分歴史にはとてもとても疎いもので、この点は全く気付かなかったです。そこにして料理人の「三谷幸喜」と、料理の材料となる「役者達」がうまく組み合わさったと。「歴史背景」「脚本物語「役者」が三位一体バランスよく配陣されたことが功を奏したのですね。

今年の場合なんですが、去年「新選組!」を物語の面から取り上げたblogのほとんどが「義経」を見ていないと思うんです。その代わり、もともと「義経」にでている役者が好きで見る、という方が増えた気がします。
確かに幕末の大ファンだったブログ運営者さんは、今年の義経にはノーリアクションですよね。個人的に大好きだったいくつかのサイト様も義経は放置で、もんすごい残念です。方々は単純に「幕末」という時代が好きだったのかもしれないですね。

一方で、「幕末」に固定ファンがいるなら、「平安」にもその種のファンがうじゃうじゃ居そうな気がします。さてその方々は義経を解剖して頂けないのでしょうか。わくわく。…あ、もしかして、平安つーのは昔過ぎるから、意外とネットでブログ記事とか書くような若いファンは少ない?

id:Mariner-Sさん、義経への初反応本当にありがとうございます。めちゃめちゃ嬉しかったです。当方も今後はくまログ様を楽しみに拝見いたします。