1802. 週刊少年ジャンプ18号
『春の超豪華グッズプレゼント』のラインナップに『HUNTER×HUNTER』が!
飾って楽しめる立体アイテム『メロンパンミニクッション』『レプリカぬいぐるみポーチ』や、実用性のある『めだかボックス』『黒子のトランプ』『スピカのスピーカー(!)』あたりは人気が高そう。『KAIMEI5アイドルグッズ』とかコンセプトが面白いけど、平面グッズは紙面で満足できちゃうので、ありがたみに欠けるんですよね……。
そして『ジャン文』に応募できない歯がゆさよ! ですが、今後も定期的にこのコンクールが開催されれば、ジャンプ感想者・二世の子どもたちが『ジャン文』で競い合い、戦いの末に友情が生まれるWJ的展開も期待できるのです。愛娘さんの英才教育に熱が入りますな。
「10ポイント配点投票方式」の結果はこちら。
作品 | id:SnowSwallow | id:iolite | 合算 |
---|---|---|---|
★ 恋するエジソン | 2 | 3 | 5 |
★ ハイキュー!! | 2 | 1 | 3 |
★ 新米婦警キルコさん | 2 | 1 | 3 |
クロスマネジ | 1 | 1 | 2 |
暗殺教室 | 1 | 0 | 1 |
めだかボックス | 1 | 0 | 1 |
SKET DANCE | 1 | 0 | 1 |
さくらん(仮) | 0 | 1 | 1 |
ONE PIECE | 0 | 1 | 1 |
銀魂 | 0 | 1 | 1 |
HUNGRY JOKER | 0 | 1 | 1 |
id:SnowSwallow「打ち切れるマンガが見当たらないだとッ!?」
id:iolite「本当に再来したというのね……黄金時代が」
という切り出しから始まった感想会議。(だいたいあってる)
『エジソン』の急落止まらず。我が家なら二話掲載だと驚異の当確率100%なのに。「渡邉先生が遠くの存在になっちゃうなぁ」「もう売れっ子作家だからファンレターの返事はもらえないなぁ」とポジティブな諦めを募らせたオレたちは何だったのか!
SnowSwallowだと『キルコさん』『エジソン』の感想率が異様に高いのに、世間様とのギャップに戸惑いを隠せません。こんな感性ずれてる人が、感想とか述べてたらちょっと問題だと思うんですよね。自分の何もかもが信じられない……。
以下、本号でアンケート票を投じた作品を感想します。
やはり二話掲載回はボケのテンポが小気味よいですね。尺の都合でボケのコマしかないからこそ『ギャグマンガ』の役割をこなせているという。結果的に最善策なんですよ。逆に一話掲載回だと、登場人物や過去背景の説明が挟まったりして、お笑いの空気が冷めちゃう。ギャグマンガって「無茶な展開」「不条理な設定」「ご都合主義」なんかよりも、第一に「笑い」だなぁと、何度も学習させられます。
一本目は「ハイクオリティ ソーリー」の意味不明さは早くも癖になりそう。水底からでも撮影できる例のプールが登場。今週の『暗殺教室』と合わせ技でPTAの苦情が怖い。オチは「コピー多用しすぎ」のツッコミ込みで完成品ですよ。『エジソン』はボケ主導の笑いだから、編集のツッコミが鋭く感じます。以前の「制服着ろ!!」もだけど、煽りや柱のツッコミは、コミックスにそのまま収録した方が絶対面白いと思うんですよね−。
二本目のゲームはパンツのみならず「霊的」の要素も一切なし! しかも内容はファイナルファイト寄りだ。お肉はともかく、自分の顔も食べてたんだアレ。この二本目って、総じて渡邉先生が「スピカにコスプレさせたい!」「スピカにノーパンでアクションさせたい!」というスケベこじらせておかしくなった話なんだなと自分なりに消化して楽しめました。
新キャラを続々投入する一方、その影でモブ化してる寮生メンバにも光を! 未だ彼らのフルネームや学年が不明確でスッキリしません。各寮生をゲストに迎え、スピカがボケて寮長が仕切って一話ずつ回してく、そんな地に足の着いた定番の回を読んでみたいものです。
セッターのポジション争いは、部活動を描く上での「影の要素」で、どちらかといえばネガティブイメージな競争劇なんですよね。事実「より実力に長けた」影山が選ばれ、ここまで先輩は苦汁を舐めてきたわけです。ですが今話で一転、ここまでの布石が活きて、「二人のセッターが烏野を支える」前向きな結束へと昇華されました。「二人なら及川に並べる 二人なら及川を越せる」ですね。
ハイキューって「アンチ個人技」主義だから、個人技は一時的に活躍しても長期的には打破されます。その一環で影山の王様プレイも破れました。及川の個人技要素も、次の第2Qで烏野の「協力技」「連携技」に破られるフラグは立ったように感じます。ただまあ、及川のサービスエースは攻略できても、セッターとしての及川を攻略できるかが、青城戦で最大の課題であり、見所でしょう。
バレーにおいてセッターは、「チームの主軸」といえるほど重要な役割だとは、恥ずかしながら本作で初めて知りました。加えてハイキューは「協力技」「連携技」で活躍する作品ですから、毛色のちがうセッターが二人いれば、組み合わせ二倍! 必殺技も二倍! 古館先生はここまで計算尽くだったんだなあと、改めて感心させられます。
キャラの組み合わせ次第で戦い方の特性が変化するのって、いかにも友情劇ですよね。スポーツ色と相まって爽やかで素敵です。
敵味方の主要人物が同人数ってことで、個々にバトル展開でも繰り広げるんでしょうか。残り話数的にも、そのくらいやれる余裕はありそうですが、対戦オーダーが読めません。なんの根拠もなく予想すると、こんな感じかなぁ……? 前に感想会議で喋ったけどライくんを敵に回すのは心が痛くて生きづらい。、
- ファントム VS キルコ(師弟対決)
- ジン VS 安錠(金持ち・貧乏人対決)
- メイ VS 知秋(正反対な性格対決)
- ライくん VS バレット(不器用対決)
署長の「現役なら一人で挑んでた」ニュアンスは、大きく出ましたね。これって、前々回に「あの辺境でファントム部隊が 5 人もカチ合うのか」と言及されましたけど、残る二人がライ・メイと見せかけてジンと署長では? という線も残りましたね。ファントム・署長・ジンにただならぬ因縁があったりして、いつもの過去回想に突入して、キルコ両親の秘密なんかも明かされたりして。ないかー。期待薄かー。
第一話からこっち、安錠と両さんが「ゲスい警官」被りになってて、感想会議でも「こち亀だったらこういうオチだった」とか冗談で話してたんです。その安錠も今や親心(≒先輩風邪、とかうまいこと言いたい)が芽生え、(両さんと違って)心の成長を遂げたのですね。『ダイ大』のポップとはひと味違う、ゲスが更正したってだけですけど。実は平方先生ご自身が一番ビックリされてたりして...。いやいや平方先生ならここまで計画通りなんだろなぁ!(信者目線)
アンケ以外からのプラスワン感想。
マイクロビキニのグラビアボディで山場を作るとは、まさに捨て身の作戦。結果ヒロインのエロス勝ちという、悔しいけど尺を加味したらこれ岩代先生の作戦勝ちですよね。ミリカ「こんなやり方になっちゃってごめん」は岩代先生の心の叫びだ。
31or47ページの規模を期待していたら、まさかの通常連載サイズでした。「起承」あたりを読んでたつもりで「転」が過ぎ去っていた!? そんな読後感です。ストーリーやメッセージ性よか「雰囲気」重視ですし、内容の薄さは否めません。なんですが、すぐさま二度読みさせられる謎の魅力が潜在してます。……あ、これ水着のせいか。乳首と局部をむしろアピールしてる感もあるアブない水着のせいなのか!
岩代先生といえば「センスが芋っぽい」というイメージが心に刻まれています。本作も、宇宙人の着ぐるみや置物のデザインから岩代先生らしさが滲み出ていて安心しました。しっかしこの主人公、よく考えたら何の努力もなく流されるまま巨乳JKゲットなんですよね絶許。
巻末コメントの作者自画像、岩代先生が加わり「鳥キャラ」が三名に。鳥属性にはたまらん光景です!