1434. 第15回 - 妻対女
タイトルからしてコメディ色の強くなると予期した今話。その予想に反し、かなり真剣な路線に走りました。そして、かなりドロドロした昼ドラ風の物語に染まりました。
- プロローグ「賢妻・千代の立場を脅かす存在が、今宵…」
- 史実も歴史もクソ食らえ! 今日も女の戦いが幕開けだ!
- 新右衛門(前田吟)の引退。吉兵衛(武田鉄矢)はご不満。後の和解イベントに期待。
- 吉兵衛「妻や子にうつつを抜かす家臣ではない」言葉の裏側に独り身の寂しさを感じます。
- 吉兵衛の一途な忠義心を、鏃のエピソードを活用して表現したのは上手い。
- 木下秀吉(柄本明)の妹・旭(松本明子)は、改めて兄に感謝。
- ここまで秀吉、建前の顔しか出してない。
- 次週以降で本音が出そう。
- 先週・今週の秀吉の態度は、この後に旭が不幸になる伏線としか思えない。*1
- 新一郎(浜田学)は鉄砲派。吉兵衛は槍・刀派。やっぱり若者は鉄砲に走るのかなあ。
- ストーカーのために忍者になったハマーみたいな六平太(香川照之)がここで登場。
- 忍者だからって無駄なアクションが多すぎるよ。
- 千代に良いトコ見せたくて必死だと思うと微笑ましいです。
- 六平太を発見する千代(仲間由紀恵)、小りん(長澤まさみ)を発見する山内一豊(上川隆也)のリアクション芸は見事。一頻り笑った。
- 六平太の目的は「天下統一と千代のために生きている」が全てみたい。
- 堀尾茂助(生瀬勝久)と中村一氏(田村淳)にそれぞれ子ができる。
- 堀尾の妻・いと(三原じゅん子)のアドバイスで、山芋が効くと吹き込まれる。
- や、山芋プレイ!?
- 痒くなった場所を男性自身でゴリゴリ擦ってやることで感度が増すと言われる、あの伝説の性交術ッ…!
- NHKが限界に挑戦です!
- いつになく真剣に、山芋をゴリゴリ擦りまくる千代がいやらしい!
- 危篤の不破市之丞(津川雅彦)は、千代に「世継ぎ」が必要、側妻が必要と言葉を授けた。
- 「不破の伯父さんも子がおらず、しかし側妻を拒んだ」泣ける展開だ。
- こんな話を聞かされたら一豊も「おなごは千代だけにございまする」としか言えないよね。
- こりん「草花を切ることも恐くなった」対して、千代「無理せずとも良い」
- 表の顔と裏の顔が拮抗する。今話最大の緊張感が漂いました。
- ハサミを持って殺気立つコリン星。
- 言い切れぬ違和感を察する千代。
- 廊下で二度もコリン星に遭遇する演出は、大河じゃなくてB級ホラーシネマだよ。
- 「本当は一豊の子が居た」と訴えるコリン星。真偽は不明だけど、この演出だと本当だろうね。
- 「旦那様は小りんに渡しません!」「旦那様のお子が欲しい」と、一豊の胸で涙する千代。
- 終盤の盛り上がる感動シーンの最中で、なんだか奇妙な効果音が…。
*1:当方、史実がどのようになっているかは知りません。というわけで、この辺りのネタバレはご容赦下さい。