1424. 第14回 - 一番出世
穏便派の堀尾茂助(生瀬勝久)、過激派の中村一氏(田村淳)、そして忠義派の山内一豊(上川隆也)。度々言ってますが、オレはこの三中老パートが大好きです。毎週、この三人のコント見たさに功名が辻を視聴してる言いきってもいい。今話は彼らがメインの焦点に当たって、終始ウハウハ気分で見られました。嬉しいなあー。
- 鬼の中村は一豊に嫉妬。
- 仏の堀尾は冷静に、次の功名の機会を窺った。
- 周囲の失敗を優しく気遣う様子が、平和なニッポンのサラリーマン。
- 妻・いと(三原じゅん子)のおねだりを叶えてやる堀尾。昭和終盤の良きパパ像。
- 『妻のために功名を上げる』唯それだけに己の武士道を貫く堀尾。ここにきてめちゃ格好いい。
- 既に一豊との友情は固い堀尾。一護におけるチャド。
- 中村「お、おまえら! いつの間に…!」風に絶望すればいいよ。
- 今は嫉妬心を高めて下さい。ゲージ貯めて下さい。
- ライバル心剥き出しの若き牙がへし折れる瞬間を、この後に観賞できると思うと…ゾクゾク。
- 吉兵衛(武田鉄矢)や新右衛門(前田吟)のマゲ&正装だけで笑。掴みはOK。
- 吉兵衛「400石を物見に来たか、よーく見てゆけ!」
- 一豊の活躍あっての屋敷なのに、誇らしげに自慢するところが吉兵衛らしい。
- 男どもの入浴シーン、三連発!!!
- 秀吉の度重なる女狂いには、したたかだった寧々すら激怒。
- 「コレは病じゃあー!!」(ドスの利いた声で)
- 「千代殿、踏んでおる」抜け目なく昭和コントを挟む小細工。これぞ功名が辻!
- 側室の名前全員覚える場面は、嫉妬と憎悪を存分に表現したを思う。芸が細かいね。
- 農民の老婆は秀吉の母上だった! ジャジャジャーーン!(♪ゴージャスな音楽)
- これなんて水戸黄門?
- 単なる朝食ごときに、なんてゴージャスな音楽を垂れ流してんだ!
- 母上を説得する最中、秀吉と寧々は一度として目を合わせません。
- 秀吉は後ろめたい事を隠してるよね、絶対。
- それに察しつつも言葉にしない寧々様が… ざわ… 恐ろしいっ……!
- 秀吉の妹・旭(松本明子)と源助(小林正寛)の説得中、いきなり夫婦喧嘩する一豊と千代がコントだ。
- 源助を戦に出さないと約束した。
- また命に代えても守る」とか取り返しの付かない約束しちゃったよ、この人。
- 思いっきり死亡フラグの匂い。戦死するんだろうなあ源助さん。
- 秀吉の千代に対する感謝は、どこまで本気か分かりません。
- 「つるつるじゃのう〜!」「くすぐったい〜!」
- そのままにゃんにゃんしはじめそうな気配。
- 微笑ましいとニコニコ顔の千代。
- 「事が始まっては手遅れでは…」と終始不安げだった一豊。
- くっ、本編があと5分長引けば…!*1
千代の励まし方は巧妙な辻斬り!
今週の千代(仲間由紀恵)は励まし方が巧妙でした。まさに巧妙が辻斬り。今週の巧妙な励ましダイジェスト!
- 「50石の苦労と400石の悩み。千代は負けません!」と一豊を励ました。
- 「琵琶湖の果てのなさは人を寂しくする…」と寧々(浅野ゆう子)を励ました。
- 「山内一豊の妻しかできません…」そして千代と寧々は大共感。
次回予告
槍も刀も鉄砲も、女の戦いの前には引き立て役に過ぎなかった…。
次週、功名が辻! 「妻対女」!!
大河も歴史も糞食らえ! お楽しみにな!