926. 第24回 - 動乱の都
ウタノマエ
雲隠れの名人、後白河法皇(平幹二朗)。天皇の座を3年で引退したが、その後30年も暗躍した「日本第一の大天狗」。都の義仲に対し、西の平家、東の源氏を差し向けたのも法皇だったそうで。でもTV写りがジャミラです。ちょっと情けない気がします。
- 義経(滝沢秀明)と弁慶(松平健)の人外ファンタジーなチャンバラ劇が久々に見られると思いきや、義仲(小澤征悦)に邪魔されました。
- 巴(小池栄子)をぶん殴る義仲。義高が義経に言付けを託したことを知り、しょんぼり顔で身を引く。何それ! 謝罪もお礼もなし!?
- 木曽勢の乱暴狼藉に心を痛めるお徳(白石加代子)は、法皇に掛け合う。そもそもお徳さんのポジションっていったい何だ…。
- 義高は西国の平家追討に燃え、朝廷も手中にと意気込む。
- 九州まで逃げ延びる平家は、法皇から三種の神器を返還するよう迫られる。法皇さんも焦ってると、知盛(阿部寛)の冷静な分析。
- 宗盛(鶴見辰吾)坊ちゃん、手紙を食べちゃったよ。
- 義経と清盛の弟・平頼盛の面会。頼朝(中井貴一)を生かしたため、平家一門じゃ立場がなかったらしい。
- 義経らは、法皇がいずれ義仲を見限ると知らされる。
- 義高が西に発った隙を狙い、鎌倉の頼朝に密書を送った。
- 一方家来達。政子(財前直見)様から時子(松坂慶子)さんの侍女に鞍替えした手古奈(上原美佐)を、「源氏の次は平家け?」などと茶化す。家来達の柔らかい談話に癒されますよ。
- 情けは情け、務めは務め。弁慶の説得により、義経は義仲の行いを書状にまとめる決意を固めた。
- 義仲も、法皇が鎌倉に使いを送ったとを知り、急ぎ都に戻る。
- 一方の法皇、荒廃は無策で無作法の義仲を見限り、行家に都を任せる命を出した。更に平家追討を任せた。
- 行家さん、まんまと騙され感涙に震えました。あーあ可哀想に。
- 久々に戦下手の行家さんが見られるぞう!
- 僅か一分で負けました。
- 知盛らの活躍に時子さんも宗盛も大感激。どうせなら重衡じゃなく、負け戦続きの維盛を出兵させりゃ浮かばれたのに。
- 気をよくした時子さん。福原を本拠にして帰都の機会を伺うと決意。
- 「また福原を作れば良いではないか!」
- じゃあ最初から焼くなよォォ!
- 福原の生活は輝いていたと想いを馳せました。
- 都に戻った義高。河内に入った行家。義経らは、義高の行家が不仲になったと推測する。
- 「立ちいかぬ事に相成る」って、具体的にどんな意味なんでしょう?
- 再度義仲を説得しようとする義経。家来らはそれを咎めたり、一緒に戦うと決意したり。いちいち熱さが忙しい人たちですね。でも、そんな義経がちょっと羨ましかったり。
- 木曽勢の都での狼藉を次々と責められ、ついに逆ギレしちゃった義仲さん。行家への嫉妬を熱烈に語っちゃいました。「いっそのこと大将は頼朝に」と口を滑らせ、最後には法皇の遣い、鼓判官の平知康(草刈正雄)に喧嘩売りまくり。
- しってんてん。
- 義仲さん壊れちゃった。
- 法皇さん、頼りにしていた頼朝からもうまくかわされ苦い顔。近江の先陣・義経まで気にするくらい焦ってますよ。今んとこ頼朝が一番優位な立場。
義仲vs法皇
- 法皇と義仲は相容れぬ立場まで悪化。
- 八方塞がり義仲さん、酒の席で「平家と和睦して法皇を追討し、その勢いで頼朝を討つ」と言いたい放題。
- 法皇の僧兵が義高を狙うが、武力だけはめっぽう高い義仲、逆に法皇を襲撃仕返しました。めっちゃ強いなアンタ!
- 義仲ステータス:武力95 教養4 野望99
- つかこのドラマ、野望高いヤツ多すぎ。
- 「命だけは」と懇願しつつ、裏じゃ「してやったり」と思ってるんですよ、この腹黒法皇は。
- 義仲はその後も、とりあれずいろいろ、乱暴なことをしたらしいです。ナレーションで話進めすぎて付いていけないのはいつものこと。
- 美人のお嬢ちゃんを強引に娶ったところだけはインパクト大。コノヤロウ義仲ァァ!!
- あっという間に朝日将軍になりました。「朝日は昇るばかり、輝くばかりじゃー」が由来。
- 熟女カップルはやっぱりニタニタと笑ってました。「義高の所行を頼朝が許すはずがない。義高も…終いじゃ」腹黒すぎッス。さすが日本第一の大天狗ッス。
- 逆賊となり将軍を名乗り、神仏を恐れず乱暴を振い回る義仲。義経はとうとう彼を見限りました。
- でも来週は、きっと義経が義仲を討ち取り、義仲の最後のセリフに涙するんですよ。予知夢が透け透けに見えますよ。
- 鎌倉の兵10万が近江に到着。とうとう義仲の最期か。
- ああ、義高くんが救われません…。