835. 第15回 - 兄と弟
しばらくの間、後日投稿が続きます。
- 義経(滝沢秀明)達は頼朝の本陣に合流。しかし頼朝は義経の顔を知らなかったので、名前や身の上を取り調べ真偽を確認することになる。
- 自分は家来六人と力足らずだが、頼朝へ加勢したいと願い出る。戦経験が無いことも伝える。
- 義経と弁慶だけで兵力1000人くらいの強さを誇ってますよ。
- 戦経験は無くても魔法とかワイヤージャンプとか使えますから。
- 北条時政(小林稔侍)は、戦経験のない義経が支度だけは一人前だった事を不思議に思う。
- 火も月明かりもない旅をしてきた義経達は、思い出話に花を咲かせた。旅のエピソードは「思い出話」だけで全カットですかい!
- 頼朝は兵を動かし富士川へ。川の対岸には平家の兵4000が待ち構えていた。
- 義経は川の見張りを命じられ、特別扱いなく他の武士と同様の待遇を受けた。
- 駿河次郎(うじきつよし)や伊勢三郎(南原清隆)はその扱いに不満を持った。しかし義経は、他者にはできない立派な見張りをすると意気込み、皆の士気を高めた。
- 対岸を見張る弁慶(松平健)と義経。平家側からは宴の声。
- 次郎は川の様子を見極め義経に報告。
- さすが海賊キャラですね。
- いつの間にやら水繋がりは何でもできる便利キャラが定着してるよ次郎さん…。
- カニも村人に扮して平家の陣に入り込み偵察した。
- こちらも着実にギャグ要員の多芸色が定着。
- 義経はそれら情報を頼朝に告げず、兄なら既知だと判断。さっき会ったばかりの兄貴を、よくもそこまで信用できるな。
- 時政は義経の働きぶりを評価。
- 頼朝もまた、義経に信用されている事を耳にして感動した。
- 翌朝まで見張りを続ける義経。いや、そりゃちょっと無理あるだろ…。家来の人、誰か替わろうよ!
- 頼朝の兵が川を渡り戦を仕掛ける。水鳥の音が凄まじく、平家の兵は戦う事なく逃げ出した。平家の陣が混乱の折に、一気に攻め立てる頼朝の軍。
- 義経&弁慶の騎馬二体に、20人弱の兵士が逃げまどう。パワーバランスおかしいですから。
- 戦の最中、義経達の馬に轢かれた静御前(石原さとみ)を介抱した。
- 静は京に戻る意志だったが、脚の捻挫で歩くことができず、義経に同行し鎌倉に入った。
- 仏僧が薄情でいいのかと、弁慶は女子嫌いの性格を皆に責められた。
- 義経達は、頼朝の兵に加えられることなく鎌倉に入った。
- 廃墟と化した館を与えられ、家来達は口々に苦言。
- 政子(財前直見)様が義経を面会することに。奥州を飛び回った義経の話を聞き、「イノシシでなければよいが…フフフ」とハードSの面持ち。ひぃぃ、政子様が久々のフルパワー悪女ですー!
- 政子様と義経の初対面。政子様は義経の顔に見とれて慌てる。荒ら屋に通したことを謝罪し、急にしとやかに! 最初の勢いはどこへ行ったのですか…。
- 義経は平泉をこの世の浄土と語る。そのような場所から、わざわざ頼朝の戦に駆け付けたことに、政子様は感動した様子。
- 目線が定まらない政子様、何を思うのか。
- 家来達は(弁慶を除いて)歌いながら楽しげに荒ら屋を建て直す。その様子をこっそり覗く政子達。
- 村の子供達と仲良くなっているカニ。村の食べ物ををもらうお礼に面白い話をしているらしい。今日は「おなごに思われすぎて困った話」略してオナコマ。
- 静と義経が二人で対面。静は家来の働きぶりを褒める。
- 借りてた笛を返さなくていいのか。義経が舐め回した笛を返却しなくていいのか?
- 舐め回した笛を返却されて喜ぶ静嬢の姿を期待してたのに。
- 清盛(渡哲也)は怒りを堪え、戦わずして帰った維盛(細川茂樹)に、事態の詳細を尋ねる。
- 宗盛(鶴見辰吾)坊ちゃんがここぞとばかりに維盛を責める。音の正体も確かめず兵を立ち去らせたのは大将の不手際だと。その後、お父さんに「維盛に聞いているのだ」と窘められるのは、もはやお約束。
- 武士にあるまじき行為として、清盛は維盛を流刑に処した。
- 維盛の母・経子(森口瑤子)が時子(松坂慶子)にわびる。
- 一方の時子は、孫の維盛を流刑にした清盛が、何かに急かされる様子だと疑問を抱いた。
- 経子の働きにより、維盛の刑は取り消される運びとなった。
- 侍所の別当に和田義盛(高杉亘)を任命。
- いつまで経っても頼朝から声が掛からないことに、弁慶は不満を抱いた。
- 当の義経は、頼朝の多忙ぶりを汲み、このままでも良いとのんびりした様子。
- 頼朝が義経が鎌倉で再び対面することに。
- 鎌倉の地は”源氏の礎”であることを解説。
- 義経は、源氏の血筋や兄弟の思いなどを切実に語った。源氏として生きれば伊豆の兄と再会できると信じ、平泉に向かう船から伊豆の山々を見て兄を思ったことなども語る。
- 藤原秀衡(高橋英樹)にも言及。父親のような人と表現したことで、「清盛も父ではなかったのか?」と割り切れぬ思いがないかを問われた。
- 「兄弟の絆」を拠り所に源氏として働きたいと決意を語った。
- まるで兄弟の絆を確かめるように、初めて酒の杯を交わす。互いが目を潤ませて涙を耐える様子が感動的で、十二分の演技力でした。
- のびのびと育った義経。流人として(軟禁の身で)育った頼朝。頼朝は義経の生き様を羨んだ。
次回予告では、政子様が本気(マジ)モードのスイッチ入っちゃってました。義経に恋する静を目撃してどす黒い嫉妬の渦!? さらには亀の前を焼き殺した!? ひぃぃ! 政子様がお怒りですー!