833. 第14回 - さらば奥州

しばらくの間、後日投稿が続きます。

頼政の謀反

  • 藤原秀衡高橋英樹)が九郎義経滝沢秀明)に草笛を教え、親子のようなやり取りを描く。
  • 「清盛の竹とんぼ」に対する「秀衡の草笛」。親子愛をアイテムと絡めて、視聴者にエピソードを印象付けてきました。
  • 秀衡は義経に嫁を娶り家族を作ることを勧める。戦の地に身を委ねて欲しくない気持ちが伝わってきました。
  • 平清盛(渡哲也)は信頼していた源頼政丹波哲郎)が謀反したことにショックを隠せない。
  • 次男・宗盛(鶴見辰吾)は父を慰めようと、頼政の事を「裏切ることに掛けては天下一」と表現したが、反感を買った。宗盛坊ちゃんは、ほとほと浮かばれない子だなぁ…。
  • 頼政とその息子・仲綱(光石研)は宇治に陣を引いた。
  • 三男・知盛(阿部寛)は平家の好勢を見せつけ、頼政に降伏を求めた。命の覚悟ができている頼政はその意を拒否し、最後は知盛の矢に倒れた。
  • 頼政は77歳で死亡。仲綱も切腹


福原遷都

  • 鳥羽殿では後白河法王(平幹二朗)は平家や都の災いに怯え、妻の丹後局夏木マリ)がこれを慰めていた。先週とやってること同じじゃないスか…。
  • 1180年、清盛は都の福原遷都を決めた。
  • 清盛の急すぎる提案に、妻・時子(松坂慶子)は納得行かない。380年余り続いた都を変えることに、神仏の祟りを恐れた。
  • 清盛の強引な遷都決定と、小泉さんの強引な郵政民事法推進がだぶりました。
  • 6月2日、人々は福原に渡った。人々の思いは期待よりも不安が大きい。
  • 義経も福原遷都の話を聞き、清盛が語った「夢の都」の話を思い浮かべた。
  • 福原遷都が清盛の夢ってコトを理解してるのは、今じゃもう義経一人って訳なんですね。
  • 清盛は寝室で、ネズミの群れや死人達の幻覚を見て、刀を振るう。その様子を見た五足(北村有起哉)は、誰かが清盛に呪想?(じゅそう)してるのではと疑う。
  • 法王は、都移しによる地獄絵図のような惨状を聞き、平家に見切りを付けた。今週でついに、決別が確定的になりました。


頼朝挙兵

  • 伊豆にも頼政が討たれた事が伝わる。北条家では、平家追討の令旨も白紙になるのか議論された。
  • 頼朝(中井貴一)は「令旨を出した以仁王岡幸二郎)が生きている」噂を利用した。
  • 頼朝は、平家を討つとあらばどれほどの兵が動くか、北条時政小林稔侍)に尋ねた。
  • 反平家の気運が高まった今なら、近隣の武者も平家追討に立つと期待した。結果として、政子(財前直見)の先週の助言は実を結んだ。
  • 頼朝は兵を挙げ、伊豆での初戦に勝利する。
  • 「石橋山の合戦」では雨のため兵力が分散し、頼朝の兵は打ち砕かれた。
  • 負け戦を経験し、頼朝や北条時政小林稔侍)は洞窟に身を隠す。洞窟内で焚き火して入り口封鎖するなんて一酸化炭素中毒になりそうです。
  • 敵将の梶原景時中尾彬)もまた、平家に陰りを感じている武士だった。頼朝を確認し脱出を促した。景時と頼朝は後に手を組むのかな?
  • 義経は頼朝の負け戦を耳にし、兄の窮地に駆けつけたい思いを強めら。
    • 兵力300vs3000の合戦。君ら5人が加勢したらきっと勝てたよ。
    • 義経と弁慶だけで勝てたよ。
  • 頼朝の挙兵に活気づき、義仲(小澤征悦)もまた挙兵を決意した。
  • 平家会議。宗盛らは口々に、頼朝はあのとき命を取るべきだったと愚痴る。
  • 重盛の息子・重衡(細川茂樹)を総大将とする頼朝追討の兵を送った。


平家の女達

  • そのころ平家の女達は、福原でのどかな宴を催していた。
  • あんた達、のんびりしすぎーーっ!!
  • 徳子は、帝との間にできた息子の様子を、平家のオバサマ面々に報告。うっわぁ、普通の家族の談話だ。戦争とか災いとか起こってる余所で、普通の談話だ。
  • 常盤(稲森いずみ)の娘にして義経の妹、能子(後藤真希)が初登場。新たなる台風の目が登場!
  • 今回は女達が集いながらも奇跡的にどろどろとした話は無しでした。
  • 残念です。


義経の決意

  • 義経は秀衡に、決死の頼朝を助太刀したいと願い出た。
  • 源氏の血筋を主張する義経。認めない秀衡。両者の主張がぶつかり合う。
    • 秀衡や泰衝ら兄弟に支えられ、保護される立場では申し訳ない。
    • 家来を存分に働かせたい。
    • 武士として立派に独り立ちしたい。
  • 戦支度兵糧、すべて秀衡が支度すると決意。
  • だからー! 藤原家は義経に貢ぎすぎだって!!
  • 佐藤継信宮内敦士)&忠信(海東健)の兄弟もお供を願い出る。秀衡の命もあって、義経は彼らを受け入れた。
  • 平原を7体の馬が駆ける。ドラマ前半はロケが多いけど、後半になると屋内撮影が多くなるんだろうなぁ…。
  • 見送る秀衡の姿。「そなたの帰るところはここじゃ」と締めた。
  • ナレーション「義経様の胸は既に、熱くたぎっていたのでございます」がなんだかいやらしい風に聞こえてしまうのは、オレの見方が不純なんですか?