1771. バクマンファイトへの期待感

かがみさんが開催中のバクマンファイト。

昨晩ついに参加者も締め切られ、全50作品の新連載候補が揃い踏みました。この中から連載を勝ち取り、明日の本選に残るのはわずか10作品。1/5はふるいに掛けられる過酷な争いが繰り広げられています。

連載を決めるのは、通称『ジャンプシステム』に則りアンケート方式。おそらく上位10作品が連載となる仕組みだと思います。以下のエントリ作品一覧(第一話とかがみさんの評価)を読んで、特設アンケートから一票入れちゃいましょう!

このバクマンファイトは、いわば週刊少年ジャンプの箱庭世界だと思います。バクマンファイトの仮想ジャンプと、現実のジャンプは「20作品以上の連載」「アンケートはがきという敷居の高い障害」「長期連載と新連載がごちゃ混ぜ」という相違点があります。「

例えばネットユーザの好みとハガキユーザの好みは異なったりして、バクマンファイトの全てがジャンプ的とはならないかもしれません。また、商用上の都合から「アニメ化した作品優先」「コミックスの売上」などでも、連載の切った残ったを決めている要素もあると思います。

そうしながらも、統計的な観点から10人中2人からアンケートを得れば本当に連載できるのかなど、一つの実証材料になるのも確かです。普段見えていない生の数字が浮き彫りになり、その点だけ言及しても極めて「エンターテイメント」できそうです。企画の内容も楽しみですが、ゲームを包括する「場の流れ」「現実と仮想ゲームとの対比」に、ぜひ着目したいです。

また、第二回バクマンファイトがあるなら、ぜひ今回打ち切られなかった作品をそのまま継続するなどして、「長期連載と新連載のごちゃ混ぜ」感を演出できたら、さらに生のジャンプっぽくなりそうです。長期連載は「認められているオーラ」を帯びてるし「固定ファン」も存在するから、早々打ち切りにはならないんだろうなあ…。それを生の数字の動きで確信したいなあ…。とかとか。楽しめそうな要素は盛りだくさん。

なお、今回のバクマンファイトでは、ムーさんとオレも”狂作”で一作品エントリしてました。締切1時間前に「一緒に作ろう!(子供じゃなくて!)」という話から始まり、タイトル、キャラ名、コンセプト、第一話の内容…などなどを60分ででっち上げたのですが、諸々の都合で選考外となってしまいました。

うん、どれがそれっぽいか探したらすぐバレるけど、そこはそっとしておいて。