1746. 空を飛ぶ夢を見た

実に純真なタイトルがSnowSwallowのイメージとマッチングしてますよね!

空を飛ぶ夢を、オレは年間2〜3回くらいみます。昨晩の夢では、北海道のたぶん札幌あたりを飛んでました。北海道に行ったことないけど。札幌は既に夜闇に包まれ、街頭がきらきら煌いています。地上から50〜200メートルあたりの上空を、オレはびゅんびゅんと泳ぎ回り、時に高層ビルの屋上へ降り立ちながら、夜の空を散歩しました。

夢の中で空高く飛び泳ぐには、それなりのコツがあると思うんです。

第一に、人間は空を飛べないという常識を意識しないこと。「あれ? オレどうやって飛んでるの?」って夢の中で我に返ると、途端、飛べなくなります。この心理はおそらく、「学校や会社に遅刻しかける夢」で大気が粘液のようになり、焦るほど身体が重くなって前に進めなくなるアレに近いですね。

第二に、自分で限界を決めないこと。「もうこれ以上は飛べなくね?」って限界点を意識してしまうと、なぜだか急に、それ以上の高度を期待できなくなくなるのです。ただ、オレ自身は今まで、街の光景が程よく見えるほどほど高度しか望まなかったため、実際どこまでいけるか試したことはありません。誰か宇宙突破してみてよ!

第三に、これが夢だと自覚すること。夢だと分かったからには、空を好き勝手に探検することができます。先ずは夢だと気づけることが前提にあって、その後に「第一」「第二」のコツを活用してこそ、『空を飛ぶ夢』を本気で楽しめるのです。そう、その気になればスカイファックも可能です! アホかと!

第四に、これが夢だと自覚しすぎないこと。つまり第三のコツと対極にあるこのコツは、一番難しい課題だと考えます。今まで、このメンタルコントロールに失敗して、何度目が覚めてしまったことか…。

そもそも「夢」は、脳が覚醒に近いレム睡眠の状態に多く見られる現象です。この状態で「夢を夢だと自覚すること」は、あらぬ興奮状態を引き起こします。意識レベルで大きな変調をきたすと、脳は休息状態を解いて、眠りが覚めるわけですね。

ですから「夢を夢だと自覚しても、自覚しすぎないこと」という、すごく曖昧な立ち位置を、慎重に維持することになります。なにこのいやらしいシーソーゲーム。

実のところオレは、『空を飛ぶ夢』が楽しみでたまらず、その意識を夢の中へも持ち越してしまうほどです。空を飛べている時点でこれは夢だと自覚してしまう反射というか、妙なクセが身に付いてしまいました。

これは、「空を飛ぶ夢を見る」→「現実にはありえない」→「これ夢やん!」というトリガーが、脳内に完全構築されちゃったんだと思うんです。

つまり童貞ッコ&処女ッコは、「エッチな夢を見る」→「現実にはありえない」→「これ夢やん!」トリガーを構築してしまえば、いろんな意味で大暴れできるわけですよね。まさに、大魔法使いの域…!!

そこで、セックス経験者でも「エッチな夢」を誰もが自覚できる、画期的なトリガーを発見できたら。正直、世界中の人から絶賛されると思うんです。略して「エッチな夢トリガー」を発明したい。きっとノーベル賞も夢じゃないですよね! まさしく夢の発明!

…という「ノーベル賞を取る夢」を昨晩、見ました。回りくどすぎるわっ。