1685. こんなときこそ脳内痴漢! 性器表現で!

祝日のない6月なんて、ほんっと信じられない! …でもお前のそういう強情なところ…嫌いじゃないぜ? というわけで、平和的ストライキであるところの有給休暇を取得しました。もうずっとヘヴン状態ですっ!

なにも無意味に休んだわけじゃなくって、まあ当然のごとく例の原稿をシコシコやっとるわけです。ちっとは使い慣れてきたイラレでグリグリやっとります。むしろ頑張ってるのはパソコンの方で、先ほどからHDDをカリカリやっとるわけです。

まあ、まとめると「シコシコしてグリグリしてカリカリやってる」という話です。なんという淫靡な作業ですか…! もうずっとヘヴン状態ですっ!(二度出し)

そうこうやっていると、ウチにマンションの管理人さんが訪ねて来られまして。そういえば先日、管理人さんに「ウチのトイレの水が止まりにくい」って相談したわけです。そしたら管理人さん、律儀に水道工の方を連れてきてくださったのでした。

管理人さんもまさか、平日の今日、部屋に中の人がいるとは想定しなかったのでしょう。軽くインターホンを鳴らしたら、オレが玄関対応する前に、そそくさとマスターキーで部屋に入ってきたわけですよ。

ドアを開けた途端、管理人さんがオレの下着姿に超ビビッてんですよ。これがチープなラブコメマンガなら、管理人=主人公の男子で、オレ=ヒロインの女子で、

オレ「な、なに見てんのよぉ変態っ!」
管理人「うわ、わっ、ごめん!」
オレ「とっ、とにかく出てってよぉーっ! もうー!」

とか言っちゃうんでしょ? 出会いは最悪だけど、その後に心が温まる演出とかはいって、マイナスがゼロに戻った効果でドキッ☆ とかするんでしょ、オレが。でも現実は、オレも管理人さんもマジで心臓が縮み上がってのドキッ☆ ですからね。もうずっとヘヴン状態ですっ!(まさかの三度出し)

怯えうろたえたような「うおぁアッ…」って管理人さんの声が耳から離れません。そしてオレは管理人さんに『あれが世間を騒がすニートってやつか…』と思われた気がしてなりません。

その後、トイレの水漏れは直りましたけど、オレの心に新たな傷口から水漏れが止まりません…。あれ、変だな…この水、なんかしょっぱいよ…。