1658. ワンクリックのコミュニケーション、はてなハイク

ハイク! ダイブ! ライフ!

はてなハイクって、最初はサービスの意義が理解できなかったんですよ。はてなキーワードも『ミニブログです』とか的外れな説明になってますし。はてダでミニ日記を書くんじゃダメなの?(´・ω・`) …てなカンジで、よそ者は余計に混乱してしまうワケです。

そんなオレでしたが、ただいまはてなハイクにダイブして一週間目。使ってみれば分かるのですが、はてなハイクは、ユーザ運営型の「大喜利」ライクなコミュニティゲームです。

  • 誰かが「お題」のスレッドを立てる
  • 「お題」に沿って、短文ネタを「投稿」する
  • 面白い「投稿」をはてなスターで「評価」する

「お題→投稿→評価」こそが、はてなハイクの基本フローであり、すべてです。いってみれば、2chのネタスレに皆でネタ投稿しまくる感覚か。とっつき難そうに見えたけど、やってることは簡単でした。

そしてまた、簡単なサービスゆえに『狭く深い進化』も垣間見えます。

  • 「投稿者」「評価者」の顔が見える(はてなid
  • どの投稿がウケているか一目で分かる(はて☆)
  • 自分の評価は詳細レポートや集計値を確認できる(はて☆&メッセージ)
  • 面白い人や知り合いの他エントリを簡単に追える
  • 投稿の一覧を「人気順」で表示できる(まとめサイト不要)

個人的には『匿名ではない』という特徴がお気に入り。自己顕示欲が適度に刺激され、また、言葉を交わさずとも☆だけで「コミュニケーション」を取れ(た気分になれ)ます。これらは、匿名システムでは再現できない味わいかもしれません。

もちろん、ブログにも☆は付けられます。でも、はてハとはてダじゃ、エントリも☆も重みが異なります。そもそもハイクは、一投稿の寿命(賞味期限)が短命な分、投稿のサイクルも、コミュニティのスピード感も、まるで違います。消費の加速はライブ感を生み、ユーザ間の距離を身近にします。

自然、自分から歩み寄りたくなる。星をつけたくなる。投稿したくなる。もっと参加したくなる。永遠と抜け出せない。はてダを更新できない。はてグも手付かずのまま。『秘密のヤミー』も感想できない! 天燐が揃わない! 毎日のおはようとおやすみをケータイに向かって言ってる! うっわ根暗ッ!

ごめんハイカーの人たち、根暗は言い過ぎました…。