1649. ぼくらがビデをつかうふしぎ。
男子トイレのウォシュレット設置したやつ、ちょっとこい!
なんだよこのっ、「ビデ機能」て! 男子トイレにビデ機能は不要だろ。今日な、「おしり機能」と間違えて、そっち押しちゃったろ! 寸手でキャンセルできたから事なきを得たけど、もし作動していたらと想像すると……頭がフットーしそうだよぉ!
あのねー。「おしり機能」の方は分かるよ? オレだって二年前まではウォシュレット童貞だったが、今やウォシュレット愛用者だからね。ウォシュレットがないと生きていけない身体に調教されたさ。ウォシュレットされるたび「ドクン 何?この気持ち……(ぞくぞく)」みたいな気分に陥り、いつも下半身をありえないほど濡らすんだ。皆さんも、当然そうでしょう?
ウォシュレットのないトイレでは、体内の「Mystic Unknown(未知なる神秘)」をアウトプットすることすら躊躇する。全身これウォシュレット原理主義者。そんなオレだけど、だけどっ…そっちは違うだろうて。さすがにビデはなかろうて。
それとも何か? ビデによる洗浄は、我々男子にも常識的に十分通用する、成果たらしめるものを期待できるのかと。果たしてどこぞの特定部位が、たまたまキレイになるとでも言うのか。そんな機能で特定部位がたまたま清潔のツヤツヤになったとして、それで男子は喜ぶのかよ! 仮にそうだとして、喜ぶのは女子だと思います。そしてこの文脈は最悪だと思います。
しかしながら、なんの知識もノウハウもなく、ただ一方的にこれを非難するのもいかがなものか。だいたいオレは、ビデ機能を使った経験もない『ビデ童貞』だった。童貞が男女の契りのなんたるかを知らないように、ビデ童貞もまた、ビデの営みのなにを知り、なにを語れようか?
だからこそ言おう! ならばビデ童貞たるオレは、未経験なりに最大限の想像力をもってして「ビデ機能の謎」に攻略せんと! 世の中にはこんな話もある。童貞が手懸けたエロ小説、エロマンガの方が、よっぽどウェットな官能表現を描くコトだってあるのだと。そうさ、オレもそいつを再現させればいいのさ!
- 「おしり機能」だけでは盛り上がりに欠ける人向け。
- 「男女ビデ洗浄機械均等法」なる法案が知らないうちに成立してた。
- 大人気ドラマの影響で、これを積極的に採用する男子は年々増加傾向にある。
- ジャーン! ジャーン! ジャーン!(げえっ、伏兵だった!)
- 日本は水の国だという威厳とプライドを、世界各国にみせしめるため。
- 標準規格として採用されたお茶目な罠ボタン。くっそー!(トイレだけに)
- ビデ機能を使うと、ポイントが二倍に。
- ビデ機能を使うと、50代の肌つやとはとても思えないほどに。
- 設置者「もう二度と、本能寺の悲劇を繰り返したくはないんだ…」
- 設計者「お、お母さんが言うから…」
- 男子「ぐわっ! …くそっ! また、暴れだしやがった…クッ…」(表情を歪ませつつ)
- ビデ「その綺麗な顔を吹き飛ばしてやる!」
- エクストリーム・聖火リレー参戦への下準備だった。
- 16ヶ月もジャンプ感想しなかった人の事情に匹敵する大人の事情。
- たまたま付いてる機能。たまたま付いてる人向けだから。(言っちゃった!)
さてSnowSwallowは、ぜひとも、第一案目の論説を強く推していきます。
「おしり機能」だけでは盛り上がりに欠ける人向け。
おしり機能のみならず、ビデ機能も使いながら一斉にワーッ! って。そうすると、男子の下半身はもう大盛り上がり! …いや、違うよ!? そういう、新品の硬いジーパンをも軽々と盛り上げるような、物理的な意味合いではないよ!?
精神的な盛り上がりとしてね? こう、もっと純粋に、『下半身が水都・大阪!』みたいなね? そういうフレッシュ・フレーバー的な意味だよ。物理的に盛り上がられては、それはもう、ビデプレイになってしまうだろ? とりわけ男子諸君は、後ろから前から励むといいよ。さあ、みんなもレッツ☆ウォーター!
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