1614. 隠棲の日々

さて突然ですが、ジャンプが新年号に入ったこの期に”ジャンプ全感想”を卒業します。

思い返せば『絶対に全感想』のスタイルを貫いてはや二年半。オレの中で、ジャンプ感想の定義は週刊少年ジャンプという集合体の感想」を揺るがさずやってきました。「ジャンプに掲載された漫画の感想」たったそれでは、胸の内に眠るジャンプへの愛情シンパシーが満足できなかったのです。

ジャンプマンガを全感想するのはもちろん、表紙も小ネタも特集記事も、巻末コメントにも感想する! そんな熱意を絶やさず、ここまで続けてきました。ごく個人的に心に定めたその約束も、もうおしまい。決意しちゃうと正直、清々しいッス。人が死ぬ時って、こんな気持ちなのかも? と思うくらい満ち足りた気分。

理由はたくさんあるのですが、強いて挙げるなら「時間の不足」「関心のズレ」「達成感」の三点です。ジャンプ愛はまだまだ高ぶるばかり! …だけど、潮時ってヤツも実感してます。二年半も続けたのに口惜しい…とは、実はサッパリ思ってないよ。あースッキリした!

一つ、愚痴をこぼします。

SnowSwallowを始めたのは大学院生のとき。あの頃に比べて現在、自分が自由気ままに使える時間は、親指と人差し指で砂糖粒を摘むほどしかない。こないだ、今年四月から今までの更新状況を振り返った。まともに更新できたのは8〜9月の二ヶ月間だけだった。

日常の中で『はてなを更新できる時間』は、己が予想していた以上に、圧倒的に、少なくなりました。

掛ける時間が少なくなれば、自ずと熱意も冷めるもの。愛着も薄まります。蓋を開ければ仕事中心に考える自分であれたことは望ましい反面*1、SnowSwallowをがら空きにしたのは残念でした。

フツーの日記やネタ記事は、正直もう書ける気力もないな…と思います。WJ以外でSnowSwallowを楽しみにしてる人(が存在するかどうかも本気で疑わしいけど、そういう方は)ゴメンなさい。自分、アルファブロガ気取りな記事は読むのも書くのも大好きだけど、到底時間がございません!

「ジャンプ全感想」は止めるけど、ジャンプマンガの感想自体は今後も気ままに書く*2予定です。折り合いつけて、1〜2ヶ月に一度くらい全感想だってやりたいもんだ。

今一度スタートラインに立って、自分だけのスタイルを見つめ直してみますよ。

*1:ヒキコモリ体質だから、ニート化への恐怖感が強いの!

*2:先行感想の要領で