1409. 週刊少年ジャンプ - 17号
本誌は久々の240円。ここんとこ230円が続いたので、HUNTER×HUNTERやD.Gray-manが戻るまで値上げはしないのかと安心したのですが…。「ハンターが戻ってきた!」とぬか喜びしちゃったよ。
- 女の子が一番好きなコミック誌
- 「女の子が一番好きなコミック誌」で堂々の一位樹立。週刊少年ジャンプってやっぱりそういう雑誌なんだ。
- 銀魂に関する特設アンケート
- アンケートにご協力下さいませ。投票と共にコメントも寄せることができます。ちなみに、皆様のご意見は各々実に個性的で深くてバラバラで、ものすごく濃ゆい内容になってます。会社の昼休みにも、ついついログをチェックしてしまうほど面白い! 後日、アンケートの結果分析と内容検討を行います。
- 表紙
- 表紙はONE PIECE。表紙のルフィはギア・セカンドお披露目のシーンをカラーで焼き直しかな?
- ジャンプヒーローキャラ言シール!!
- 真備のセリフはこれでいいのかツギハギ。大石先生は目立ちたがり屋さんだなあ。ナルトはますます初恋に夢見る乙女少女状態。タカヤ「金くれぇ〜!!」に見えるのは編集サイドの狙いなのか。むしろ坂本裕次郎「金くれぇ〜!!」かもしれん。
- 銀魂アニメ化
- アニメDVDの出来が非常によろしいとネットの各所で大評判。銀さんがセクシーだったり、新八&総悟が神楽を越える勢いでかわいかったり、桂さんがはまりすぎだったり、土方が狙いすぎだったり、なんかそんな感じで声も演技も期待が持てるそうですよ。アニメは見られないよ。深夜に再放送して下さい。録画DVDをご提供下さい。
健闘枠: DEATH NOTE表紙&巻頭カラーのダブルカラーで魅せるのはワンピのお家芸ですね。一方で本編はガッカリ路線。フランキーvsフクロウは先週の一話だけで十分じゃない。最高だったよ、ガチンコハンマーナックルバトル。なんで立ち上がるのさフクロウ。でも、チャックがクチバシ調になるイメチェンは正直愛らしい。
特集枠: 銀魂 神力契約者M&Y
「自動追跡弾」「ちょっと太ってるーっ!!!」などは完全に先週のノリを引きずった。これらは前話のギャグ話に詰め込み、今週はシリアル路線にスイッチして頂きたかった。後半に進むほどシリアルなんだけど、中途半端なギャグが混ざって、フランキーの覚悟が安っぽく見える…。
六式の応用技は今までも様々に出たけど、フクロウは「獣厳」を使えながらも、「剃」の達人。ブルーノは鉄塊の応用技、カクは嵐脚の応用技でキラリと光る個性を見せただけに、フクロウの「獣厳」が特別じゃなくなったのは実に惜しい。それなら最初から「剃」だけに絞った応用技を使えばいいのに…。CP9が一人で幾つもの応用技を使えると、途端に六式そのものがチープになると思うのです。
CP9は動物園
残るはカリファの正体のみ! 相手はナミさんなので、天候と相性の悪い動物になるのかな?
- スパンダム=パンダ
- ファンクフリード=ゾウ
- ルッチ=豹
- カク=キリン
- ジャブラ=オオカミ
- ブルーノ=牛
- クマドリ=タコ
- フクロウ=ふくろう
- カリファ=?
- ネロ=イタチ
敵の武具をコピーして次の戦いに挑む兄弟。コピー忍者ではなく、今のサイの性格ように「自分のスタイルがない」のかも。本来なら兄弟が再会して手を繋ぐハッピーエンドだった様で。兄は死んだのか、約束の場所に現れなかったのか。再会が叶っていれば、サイの空白の表情もにこやかに彩ったのかも。サイの才能を欲して、ダンゾウが兄に手を掛けた…という筋道なら、サイは単純に綱手&ナルト達の味方へ戻りそう。
兄を失ったサイ、兄に裏切られたサスケ。家族以外に心を許さず馴れ合わない。二人は生い立ちも性格も似た者同士。それだけにサスケとサイの対面は否応なく期待感が強まる。サイはサスケを救出しに来た訳じゃないだろうけど、ここでサスケの本音も聞けそうだ。
つまり「アイツを殺していいのは俺だけだ」「俺以外にアイツを悪く言う奴は許さない」「相変わらず甘ちゃんだなナルト… 俺が現実を教え込んでやる!」など、ファンのお姉さん的にもナルト的にも悩殺フレーズがたっぷり効いた殺し文句が、次々沸き起こりそうです。さすが、週刊少年ジャンプでございます。
外界では一護の暴走を止める仮面勢。内面では虚化に打ち勝つ試練。この展開は、芸術的なまでにネーム構成が整理されていて、BLEACHらしからぬ展開効率の高さが光ります。仮面勢をふんだんに紹介できる。一護は修行をこなせる。『死神・虚・斬魄刀』の関係性の確信に迫る。かつまた、リミット60分という限定条件は読者をだれさせない。全てが好手となって動いてる気がします。ここまで完璧な構成だけに、一護vs白一護の勝者は見え透いているのは実に惜しい。「どうせ一護が勝つんでしょ」「BLEACHは人が死なない漫画だから、リサは生存するでしょ」という安心感が強すぎるんですよね。BLEACHのバトルに差して緊張感が沸かないのは、『物語的に○○が勝たないと話が進まない安心感』からだと思うのです。
32対0という大差はしかし、神龍寺がハーフ32得点のペースを樹立したのだから、泥門でも不可能ではない記録なんですよ。後半で泥門が神龍寺と同じペースで得点を上げれば、瀧のオウンゴール分だけ勝機がある。瀧のワンプレーが泥門に一筋の希望をもたらした。泥門が勝利を掴む条件は三つ。後半のプレイで「神龍寺を無失点に抑える」「あらゆる局面で阿含・一休に競り勝つ」「ドラゴンフライを破る」こと。どれも非常に厳しく、またワンプレイでもいずれかを失策すれば、たちまち泥門は負けが確定する。やはりアイシールドは、勝敗の描写がシビア。こうした状況・条件を客観的に計算できるヒル魔だから、諦めをこぼすのも納得いく。そもそもヒル魔は『勝算が0.00…01%もない分かったらすぐに勝負を捨てる』キャラですよね。
対して、セナがいつにも増して勝負に覚醒したこと、雪光の活躍性を算段に入れると、ヒル魔の計算は良い形に狂うのではないか。後半のプレイ中に、ヒル魔の目は冷めるかもしれない。元よりセナは成長のキャラなので、前半終了時には勝利が0%でも、後半の途中になると勝算は5%、10%と伸びる可能性があるのです。
鋼の要塞ついに崩壊か、先行感想はこちら。特設アンケートも実施中。ぜひとも皆様の意見をお聞かせ下さい。
次週は、未だ謎のベールに包まれたまま(と言うことにしておいて下さい…)の、雷のボンゴレリング所持者が初登場ですね。ぶどうのあめ玉が好きなフゥ太、というオチをお願いしたい。あと、初めて赤ん坊キャラを可愛いと思えたのが画期的。愛らしいマーモンは、その口調からして女の子か僕キャラだろうなあ。理知的な赤ん坊を期待。
- 扉絵ネタ
アニ基地のパロは酷い…っ! 『続々とたくましい男達がエントリーする』という語感だけでもう、男子は己のしんがりにエントリーさせまいと身を構えるはずです。健一(32)さんの年齢がかなり生々しいから。優作(28)さんの趣味がやけに生々しいから。 - バカ兄弟
弟「次は ワザと負けてあげよっと」ってこの気配り、普通は好きな異性に抱く感情でしょ。ハッ! 血の繋がらない兄弟!? 大石先生はそっちの層も囲う気だ。 - エロ江口
『和服ガール』無理矢理すぎるそのセンスが素敵。 - 学園天狗
天狗の鼻は思ったより柔らかそうだ。
【先週の感想より】
トーマスが恋する乙女のように善人化しても大目に見てやろう。
ホントに乙女みたいな回想始まったよ! ペイジさんは友達選べよ! そしてトーマスの遍歴『5年前に同業者を軟禁し協会から追放』って五嶺のことかい! 幼くも成熟した五嶺に手を出そうとするトーマス…っておまえら男同士だろオイィィィ!! アクロバティックなボケにアクロバティックな姿勢でツッコミたくなる会心の一話でした。
トーマスの「究極のコレクション」とは、禁魔法律書に蠅王系の地獄の使いを収集することか? 蠅王が終わったら、他の五王にも手を出すんだろうね。結果、禁書による『不死の力』が必要と。箱船は禁書を欲する利害が一致するだけで、個々の目的はバラバラなんだろうな。そのうち内部分裂も発生しそう。理緒もその因子を含んでるし。
- MLSの教育期間は五年間らしい。
- 「いっそ コレクションにしてしまいたい…!!!」(ずぶっ)
- ずぶっって音、ナニかが入ってたっぽくて卑猥です。
- 冷静にトーマスの顔を押しのける五嶺に笑。表情が見えない分シュールだわ。
- 『禁魔法律集団が協会を幾度となく脅かしてきた』
- 800年前にティキが起こした事件も、禁書を巡った戦いだったようで。
- 蠅王と契約すれば蠅王系の執行が無効って事は当然、六氷は冥王系の攻撃に無敵です。
- 「やれ」「うん… 破魔の術! あ あたった!」
- あたったんじゃなくて、あててんのよ。
「身・体・検・査!!」と叫びながら少女のセーラー服がいい感じに破け散る中二男子の性衝動をそのまま思い描いたようなシーンは、今も胸に残ります。少年ジャンプではとてもお目見えできない、レボリューションならではの革命的映像だったのかも。
お色気が描ければ物語など二の次という河下水希先生二号のような作家先生ですから、この漫画の評価はいちご100%同様に大きく割れそうです。レーダーチャートの評価基準はこちら(過去の評価一覧も)。
- 画力(4)
- 若年層の人気が得られそうな今風の萌え絵に、平成初期の絵柄が見え隠れ。いかんせん、一コマ中に線の情報量を詰め込みすぎで、読解にストレスが蓄積する。ここまで画力があるのだから、あとは線をスッキリして欲しい。とは言え、漫画の描き方は熟成している作家先生と見受けますし、その辺は『個性』として諦めざる得ないのが惜しい。
- 物語(3) 読後感(2)
- お色気重視のため、物語はオマケと割り切るべきか。設定が壮大すぎる一方、物語のスケールは極小。暁月先生は敢えてストーリーで勝負せず、別の一面に尽力した方が光りそう。
- キャラ(4)
- いわゆる”萌えオタ”を意識したようなキャラ造形。最近の小学生はこれで心惹かれるの? スレた大人のオレは、さっぱりトキメキを感じません…。個人的偏見ですが、暁月先生はチャンピオン向きの作家じゃないかな。もしくは月刊ジャンプ。
『レボリューション』はWJを卒業した高年齢層向けジャンプの位置付けでした。レボリューションの漫画をWJの逆輸入するのはどうか? お色気に制約の多いWJは寧ろ、暁月先生の個性を封殺してるよ。
「犯人=由香」の予想は見事に間違い。いやあお恥ずかしい、怪しいから「犯人」と直結させたのがそもそもの誤りかなあ。しかしながら、塔湖が由香に向けた数々の作品や、「最後の自分像」の老人(塔湖)が女性(由香)に吸収される造形を見ても、この物語のキーマンは確実に由香です。弥子が最初から「最後の自分像」に引っかりきりなのも、訳ありと言うことで。
本編と全く関係ない話ですが、サイとアイの関係がすごく羨ましい。サイがどんな無邪気で無茶なお願いも全て叶えて差し上げる、従順な完璧超人のアイ。彼女はサイを心配しない。指示に対する理解が早い。指示を拒絶しない。サイの発言に疑問を抱かない。どこまでも素直でありながら、かつ、感情が表に出ないクールさも際立ちます。彼女のような性格を『素直クール』と呼ぶのかな?
- ★この作品はバトルが始まると背景が真っ白になる仕様です。実在の人物・団体・事件などには、一切関係ありません。
- 坂本先生一人で漫画描いてんじゃないか、ってくらい人手が足りなさそう。
- 渚「さっきからあの子 私のして欲しいように動いてくれてる」
- 『愛の力』とか『コンビネーション』とか『浸食』とか『肉体的及び精神的な完全融合』とか、否が応でもエロく聞こえるんですよ、渚姫の台詞。
- もの凄い速さの勢い余る鉈を腹部に受けたのに、ちょっと舌を噛んだ程度の流血で済む渚姫。
独自の舞台設定には惹かれましたが、現状は設定に振り回され、上手くコントロールできていない気がする。一方で御田鋤と伊勢のやり取りは、まさに理想の作家像。すごく好感持ました。本当なら、真備と諸兄の間でこんなやり取りを見たかったよ。
ところで、先週ネタにしたウルムド・アブドゥルもとい天暦出版の源信(森での成果も優秀で次世代のホープだ!)が、ナチュラルに上陸してたよ! 新種のサボテンに顔から突っ込むなどの展開が本当に期待できるかも。見るからに噛ませ犬存在だもの! 嬉しいなあ、公平先生ならきっと、後味の悪いひねまくった噛ませ犬演出を表現して下さるはずだ。
表紙のあいすは「すごく攻撃的でグッとくるミニスカ」ですよね。- 【 BL 】 小城くん視点でもて王を楽しんでるオレとしては、彼へ必要以上に感情移入できます。理想的なキャラ色に染まって大満足。
- 【エロ】 「巨乳対貧乳」どこまでも理解し合えない二つの巨大派閥。
- 【パロ】 ムヒョロジのパロを上半身裸で描いたら本格的に言い逃れ不可能。
- 【パロ】 唐突なJOJOパロは全く理解不能だけど、勢いだけで笑えました。
- 【パロ】 あいすの「くー くー」と寝顔は草野のパロだと見受けます。こうまで男の身勝手な理想にマッチする絵柄を見せつけられると、改めて義之先生は恐ろしいお方だと痛感。
- 【ツッコミMVP】 「何か変なこと言い出したこの子…!!」事の発端はジャガーさんなのに!
- 【ボケMVP】 高幡くん、引っ越ししたら絶対生活水準下がるって…。まあ、彼は純粋で素直なヤツだし、単にみんなと一緒に暮らせることが嬉しいのかな?
- 【変態MVP】 「おとといエイプリルフールだったからさ」引っ越し終わり、パーティ中に告白するだなんて、ドSの極みですよ。
- 【一番印象に残った台詞】「ガイドスピリットの意向により中の絵は出せません。」
いくら何でもぶっちゃけすぎだ、ガイドスピリット様。
- 久保先生
オレもピー助に三度泣きましたさ…。 - 澤井先生
「ゲームセンターCX」のDVD、全部通して観たいよー。 - 小畑先生
小銭を交番に届ける暇があったら、一枚でも多くの絵を世に残す方が、現代文化のためになります!! - 松井先生
みんな一度ははまるみたい。ipodのソルティア。 - 坂本先生
あれれ? <○○裕次郎>のネタ止めちゃったの? 空回り具合が痛快だったのに。
最近脂っぽいスナック菓子を一袋食べきれない身体になりました。昔は「ジャンプ+コーラ+スナック菓子二袋」がデフォだったのに。そこまでしても太れない己の遺伝子を呪ったのに。最近は、内容量少なめのちょっぴり高級なお菓子を選んでます。これが社会人階級というやつか。なにこのOL気分。