1352. 週刊少年ジャンプ - 12号

今週は久しぶりに一人で過ごす週末でした。土日でのんびり感想が書けて余裕があると思いきや、結局チャットやTVやゲームで遊んでしまい、感想の書き始めは普段と同じ。日曜夜にならないとエンジンが掛からないようで…。

表紙
 表紙は魔人探偵脳髪ネウロ。遠目で見ると一見「ネウロらしくない地味な表紙だな」と思います。近目でよく見ると、背景がタイトル文字列で絵文字を形作っていて驚嘆。なんじゃこりゃ! さすがネウロです!
DEATH NOTE映画化
 月役の藤原竜也さんはサイコな役柄が非常にお上手なので、演技の方は心配なし。ところで、彼は筋金入りの丸顔なので(竜也ファンの方すみません)、顔が宇宙人のように細長い月(月ファンの方すみません)と見た目のイメージでギャップが大きいなあ…と、そんな違和感を胸に秘めておりました。今回の写真では、うまく丸顔が隠れてますね。
十二傑新人漫画大賞
 松井先生のコマ割り特集。漫画のコマ割り技術に無知でしたが、今回紹介された中でも実に六種ものコマ割り演出があって勉強になりました。「コマを飛び出す」「均等なコマ」「コマ間を取り払う」にそんな意図があったとは。

健闘枠: ONE PIECE DEATH NOTE
特集枠: 魔人探偵脳噛ネウロ

第一回キャラクター人気投票&犯人気投票
松井先生は本当に頑張った!大量のキャラ名を考えていく作業って、絵を描く事よりも時間が掛かりそうだもの。以下、気になったキャラを弄り倒します。

  • 【13】それからドンドコドン にこにこぷんの「それからどんどこしょ」だ!
  • 【19】たこ焼き 普通のたこ焼き絵もあったのに、どうしてわざわざ覚醒後のたこ焼きを…。
  • 【26】コアラ抜刀斎 松井先生、さっきからボーボボのノリでネーミング付けてるでしょ!
  • 【27】アールス・フィボリット メロンの中でも最高級品種!
  • 【29】片栗粉 それ片栗粉じゃないでしょう。中身は麻薬でしょう。
  • 【38】浅田忠信 動けるデブ! 見守るストーカー! 浅野忠信さんと関係あり?
  • 【39】WHO太 WHO太も動物園からエアコンが贈られたのでしょうか?
  • 【41】4君 韓流って聞かなくなったなあ。
  • 【48】アイ いきなり名前明かされても! サイとサイで最愛? 愛妻? どっちにしてもいちゃいちゃ。
  • 【53】ドシロート娘! ユニットのメンバー多ッ。
  • 【55】生ゴミ 誰が生ゴミなんかに投票するんですか。
  • 【58】地獄の断頭台 必殺技名になってますがな。
  • 【65】ピアニカマン やっぱり彼も記憶が…。
  • 【71】春川英輔 サイより先に教授編だと思ったなあ。ネウロが力を取り戻すキーマンとなるか?
  • 【75】エキサイト小太郎 75番にもなると松井先生の脳が混沌と化し、どうでも良くなってきた感じです。
  • 【82】ピンクのパンダ 単体では萌えないけど、笛吹の創造物であるという只一点で激萌えなんですよ。
  • 【84】警察の壁 スラムダンクのネーミングにあててんのよ
  • 【87】井伊朋子 いいともー!(?)
  • 【89】魔元帥 てっきり魔スコット元帥だとばかり...。
  • 【 D】至郎田正影 変身前の彼では票が伸び悩みそう。
  • 【 K】デイビッド・ライス 「ライス=米=某国」元ネタに今さら気づいた。わざわざ鼻を強調する絵に笑。

XI
大量に銃弾を浴びても何ら効果のないサイ。細胞を操作できるサイは傷つけられても瞬時に再生できるし、銃弾だって体外にミュルミュルルと排出できちゃう。徐々に人間ではない超人に変貌しているサイ。徐々に魔人の力が弱体化しているネウロ。このタイミングだから、対比演出が効果的に胸へ響きます。

アイの方がしっかり者で敬語で従順なので、個人的にはアイの方が好み。しかしながら、やや反抗的な弥子を降伏させる面白みも捨てがたい。一つ確かな事は、松井先生は潜在的M女を描くのがお上手です。

アイ奴隷
しかし対比演出を見るなら、アイと弥子の方が濃厚です。

サイのワガママに散々振り回されても、いつも丁寧にお出迎えするアイ。まるで弥子の性格を逆転させた個性です。サイのどんな言葉も悦んで実行する従順なアイ。ネウロのどんなワガママも反抗的に抗いながら屈服して嫌々従う弥子。二人とも、超人に散々振り回されるポジションが全く同じなのに、受けのスタンスが全く違ってて面白い。そしてどちらとも、そこはかとなくM女を感じるエロティズム。

アイ「…私の家にはどんどんB級グッズがたまっていくのですが」

愛奴隷だからアイなんですね。ネウロも吐いて捨てるような下らない謎が解けちゃった。ネウロでさえ、弥子のおうちにお邪魔することは稀なのに。もう、アイの中はサイのでいっぱいにあふれてるのだ。(アイの家がサイのどうでもいいグッズで溢れてる、の意) しかしアイも、サイが要らないと思ってるグッズをご丁寧に保管する事ないのに…。その律儀さと几帳面さがアイの可愛らしさを引き立てます。

変相
次の犯人はサイで確定だけど、「誰かに変相する」能力のおかげで、謎解きパートも楽しめそうです。モニュメントを描いた40人の子供を赤い箱にしたのかな。サイは赤箱にして観察した人間に擬態するので、次回のサイは子供で登場しそうです。『最後の自分像』って、サイにピッタリのネーミングだ。

ネウロ
魔界のゲーム『禁断の退屈』映像を眺め、キラキラときめくネウロが愛らしい。弥子の前では下心アリでこんな表情になるけど、このシーンは純粋にネウロが喜んでいるからかな。魔界にとって恋愛は殺戮なのかも。頭に魔物の牙が刺さってるのに、ネウロのホームシックを嘲笑い余裕の表情を浮かべる弥子もすごい。「あ出る出る出…あッくそ」只でさえセリフが卑猥なのに、『弥子の顔にぶっかけ』という状況が更に輪を掛けて魅惑的。惜しい!

事務所に届いた三通の封筒。うち一通の黒封筒は明らかに謎を秘めてるのに、ネウロは一番最後に開封ネウロって、お弁当を食べるときに大好物を最後まで残すタイプだったんだ…!

* 2(4) ONE PIECE ワンピース
CP9の対戦オーダーが確定したONE PIECEの先行感想はこちら。

神龍寺のイメージって、泥門の「悪魔」と対比した「神」。学校名に「神」が入ってるけど、阿含のイメージが強くてしっくりこない。どぶろく先生が「全財産100万円ぶっこんだ」と渋い顔キメてるけど、賭け事から足を洗いないダメ人間ぷりが露呈し全然かっこよくない。。全財産100万円という痛さも…。どぶろく先生が一億七千万円もの富を持つ絵も想像できん。

ここまで弄られキャラで一貫した一休。マジモードのスイッチが入るまでの過程が丁寧で、ラストの覚醒ベジータ覚醒一休にゾクゾク。せっかく武天老師監督が『獅子搏兎』を掲げたのに、一休は門太を完全に格下扱い。この若さが隙を生みそう。獅子搏兎のルビは今週も「ししばくと」。「はくと」「ばくと」どっちでもOKなの?

試合開始直後から「行け石丸ー!」って新手のギャグか! 読者の誰一人からも期待されず、憐れ石丸。そんな石丸さんは、持ち前の地味さを発揮して存在の気配を消す能力に目覚めればいいと思った。「ボールが…!? 消えた…!!!」「クッ…あの30番 どこ行きやがった!!」「フフッ… もう何者にも僕の存在は 視覚できない」審判もタッチダウンに気づかない欠点あり。

* 4(5) 銀魂
おかんシリーズ完結。母親が登場した時点でラストは絶対泣かされると覚悟していましたが、期待以上に泣けました。田舎臭い言動で好き勝手に行動して、最後だけ礼儀正しい敬語。でたよ敬語パワーの破壊力。手紙のギャップに撃沈です。狂四郎の箸使いもやっぱり見てた。

今週のツボ

  • メルちゃんて胴元の嫁じゃないんかい! 強面ヤクザが可愛い動物を愛でるギャップは定番だけど笑えます。
  • かぶき町四天王・泥水さんはお登勢さんにお熱。お登勢はかぶき町の元アイドルだった設定も、ここにきて生きてくるのかも?
  • 「何頬赤らめとんねん!」今週の胴元さんは不幸すぎる。

* 5(3) BLEACH
「霊力操作」は人間だけが持つ独自の能力なんでしょうか。それとも死神の面々は、わざわざ霊力を垂れ流し破面の囮になった? いずれにしても、得意げに探査回路(ペスキス)を使う破面達はマヌケさんですよ…。「仮面の軍勢(ヴァイザード)」の所持する刀も斬魄刀ですっけ? ともすればヴァイザードは、斬魄刀解放+仮面解放で二重パワーアップできるのか。そんな特異性があるのは一護だけ?

既に仮面を我が物にしている真子やひより。仮面を抑え込むのではなく、仮面と共存する術を会得してるのかな。彼らの仮面にも、それぞれ別人格があるのだろうか。新キャラがわっさり出てきて把握が大変なのに、その上仮面人格まで別個に覚えるとなると、すごく大変そう。ヴァイザードの中にドン・観音寺が居ると期待したオレは負け組。

仮面の軍勢ウォッチング

  • 先週、一番美味しい立ち位置に居た真子だけど、やっぱりひよりに敵わないのか…。
  • 理不尽で自己中で気が短くてスリッパでツッコミ入れる絵に描いたような関西人だ、ひより。
  • ヴァイザードには日本人じゃない人も居るのかな?
  • 「三つ編み+眼鏡」の地味っ娘女子高生だけでも個性強いのに、その上名古屋弁広島弁萌え属性特盛り。
  • 安西先生…バスケがしたいです。
  • ドン・観音寺の息子だと信じたい!
  • 女の子の風貌に思わせて実は男子というオチなんだ。最近のWJは商売があざとい!
  • 一番男前で強そうなのに、なぜか一番存在感が薄い。いや、他の面子が濃すぎるのか…。

ナルトVS大蛇丸の戦局が長すぎ。大蛇丸に一矢報いるだけで10ページ消費ですよ? サイが戦局の隙を窺う以外に周囲の動きもなくて飽きます。動画的な演出を狙いすぎ、無駄なカットが多いのかも。シリアスバトルの最中に大蛇丸がマヌケに転けるのも、笑っていいのかリアクションに困ります。一番の笑いどころは、ナルトがサクラ達の目の前に突き飛ばされ、サイの接近が無駄な努力に終わった事。こっちのがマヌケだ。

  • 扉絵
     「大石違い」のネタは、テニプリ大石の解説の方が笑えました。
  • バカ彦くん
     アリ地獄四コマ目のツッコミが「バカ彦くん!!」じゃないのは不満です!
  • イケナイいとり先生
     大石先生のお色気エロネタはお墨付きか。いとり先生の教育は、男子小学生に刺激が強すぎます!
  • 渋谷じいちゃん
     その伝言ゲーム、渋谷さんは最初から聞こえてたんでしょ!
  • サード・ゲイ鈴木
     「高ゲ連」ゲイ以外の何かであって欲しい。
  • ツンエロ委員長
     ツンエロが笑いに結びつくかどうかは、男子側のリアクション次第ですね。一本目はエロいだけですが、二本目は素直に笑えました。

ラストの見開きのインパクトは強烈。元がギャグ漫画だったと思えないほど見せ方が上手い。ボスと守護者に与えるボンゴレリングの使い方も熱い。守護者は獄寺、山本、ヒバリ、了平(京子の兄)、ランチア、ランボ(ランボさんはぶどうが大好き)の六人か。牛が居るだけでテンションが急激に冷却。せめてふぅ太、せめてロンシャンとチェンジ希望。ビアンキ、イーピンなど女性キャラを一切含めないのは潔い。天野先生はメインの読者層を理解してます。

未開の多い世界地図。陸地より海の面積の方が多そうで、そのうち船出しやしないか心配。地平線の傾度を見れば世界の大きさは推測できそう。だけど文明の発展が未熟だからか、世は地動説を支持してる様子。そんな発想は出ないんだろうな。もしくは本当に地動説の世界?

真備の同行者はミツネと思いきや、第一話扉絵から登場した諸兄が担当。主要人物は皆フヒトに魅せられた者でやや安直。この時代の英雄だしまあ仕方ないか。真備の退室後に諸兄の経歴を語り始める違和感。そういうの、初対面の真備にこそ教えるべきでは…。「将来を嘱望された大手の編集者で…」の説明、諸兄がキラキラしてるけど顔のテンション低ッ! しかしこれこそ諸兄の魅力? 諸兄には特定女性ファンが付きそうです。

創作生物に独自の学説を与える設定作りは光ります。小物設定の作り込みは一見して物語に影響しないけど、ツギハギの世界観を生々しく彩ります。このテクニックは今後も生かして頂きたい。ウナギ鮭の道って、百匹はおろか万単位は下らなそう。真備はウナギ鮭をこんなに大量捕獲してナニに使う気だったの? ぬるぬるウナギ鮭拘束触手プレイでミツネを餌食にする案なら賛成だ!

真備のセリフはいちいち印象的で、こりゃ「かっこいい」と認めなきゃならんね。諸兄との意気投合は唐突な感もあるけど、旅を通して二人の絆と友情を読みたいです。オチのリアクションは、そもそも真備と諸兄のボケが昭和ですよ。

サービスマンのかつてない大サービスに、笑いの破壊力は絶頂を極めました。サービスガール登場時のスカートがセクシーなだけに、まさかサービスしないだろ…。と思いきや乳房まで行ったー! ただの痴漢&痴女だこいつら。ナイスカップル! Aブロック隊長のへっくんは「ボーボボさん 実はこれにはワケが…」と言ってみたり、「オレは敵だ ボーボボお前を殺す」とキメたり、言動が支離滅裂。操られているの?

今週のツボ

  • パチ美より可愛いパチリーン、第二部で猛プッシュして下さい澤井先生。
  • ボーボボに蹴られたサービスマンのサービススポットが((●))。ふるえるぞハート!
  • 覚醒オナラ真拳に対して、ビュティ「何が起こったの? それにこのニオイ…
    • へっくんは今まで、好きな人にオナラを嗅がれ続けていたのか。
    • ビュティも、ニオイだけでへっくんを認識してそうな言動だよ。

* 11(13) DEATH NOTE
元祖ツンエロ女性キャラはハル・リドナーだったDEATH NOTEの先行感想はこちら。

ペン入れサルベージ+先行感想延長戦もやりました。こっちの方がスッキリまとまってます。

先週で今井さんともお別れだと残念がってたら、今井さんの家に終結してる一同。 それとも協会に用でもあったのか? 草野は紅茶、優はパン作り、今井さんは牛乳と、各キャラの趣味を物語に反映させ、展開をリードする手法が巧い。物語が長編化すると登場人物は駒扱いになり、人物の個性が軽薄になるものです。ムヒョロジの、物語展開に逆らわない程度でキャラの個性を高める配慮は、なかなか心地よいです。従いまして、今井さんのエプロン姿は決してファンサービスではなく必然なのです。

五嶺Gが魔法律協会を出し抜いて禁魔法律家を討伐に。やはり五嶺は、協会から完全に独立した魔法律組織を造る狙いがあるのか? 協会の腐敗は作中世界でも認識されている様子ですし、五嶺は協会を見限ってるのかも。協会から一切の助力を乞わず、個人事務所を次々吸収する姿も、協会を無下にする態度を伺わせます。自らが新しい魔法律組織を舵取りする夢があるのかな。彼は筋金入りの女王様気質だし。五嶺の人柄テコ入れは、まさにそういった思いを培った幼少の過去回想から『いいひと化』を狙いそうです。

その他小ネタ

  • 草野の趣味『スーパーハリボテテク』猛プッシュ。コミックス派でないと分からない笑いでは?
  • 今度のスーパーハリボテは泡を吹いたり変形したり、可動性が高そうだ!
  • ナナの登場は先週のペイジの発言で予期したけど、しかしなぜ制服。
  • 性格がナナ二号のキリコは未登場。出しゃばりでわがままなナナが二人も居たらさすがに気が狂う…。
  • ペイジが色ボケ。「ステキなバスト」はオヤジ風に「ステキなボイン」と称して頂きたかった。
  • 窓に石がコツンと当たって、草野・伝家の宝刀「コラ〜〜!」が再登場。コミックス一巻以来?
  • 七人の禁魔法律家「箱船」の、右側に座る一際小柄な二人はリリーとマリルの可能性も。
  • 左側の真ん中に座る人は女性。また巨乳か。
  • 魔具『禁書』の登場で、改めて魔具師は厄介な存在だなと気づかされます。
  • 円が理緒を引き抜いたのは禁書のためで、理緒の母襲撃事件も禁魔法律家が仕組んだ事? 全ては必然。

* 13(-) 新・沖田はつらいよ〜空次郎サラダ記念日〜(読み切り)
ポンゼ→ポンセの誤字でした。訂正報告ありがとうございます。
年に数回出没するポンセ前田氏がカラーで登場。優遇理由を本気で知りたい。『沖田はつらいよ』て、こっちはポンセの存在がつらいよ。「ツッコミの顔」は目と口元が受け付けず、直視できません。俗にポンセアレルギーというやつ。今回はパンダより幾分か正常でしたけど…。笑えたのは「白目は止めてよ恐いよ」「修行積もうよ!」「毎日忍んでる?」以上三点。21Pのギャグ漫画で三回しか笑えないのは異常だ。これがセンターカラーなのか。

負けられないこの一戦、リョーマが死角攻撃をどう切り抜けるか興味あったんですよ。なるほど! 手塚ゾーンで切り抜けるのか。熱いなあ! 『テニスの王子様』の試合展開に「なるほど!」と首肯した読者は、テニプリ魔法に掛かって幻術に操られています。そろそろ正気に戻った方がいいと思いました。

  • 死角を攻められ続け、追いつめられたリョーマの扉絵はなんだかいやらしい。
  • BL警報発令中です。男性読者、総員退避!
  • 今週の跡部様語録
    • 「体で教えねえと分からねえタイプだな」
    • 「跪いてろ」
    • 「丸見えだぜ」
  • 男性読者、逃げてー! 早く逃げてー!
  • 『無我の境地』なのにコントロールできる時点で無我じゃない。
  • …だけど、読者は「無我をコントロール」というお馬鹿な矛盾語を待っていた…!
  • 無我の境地でもコピーできない手塚ゾーン。改めて樺地の偉大さを痛感。
  • そんなことよりこの説明シーン、リョーマの姿勢がトランス状態だ。
  • 誰か、キョンシー退治に長けた道士の方を呼んできて! リョーマの額にお札を!

NANAを元ネタに大ヒット少女漫画弄り。不覚にもROOMのヒロインキャラにときめいた。まさか秋本先生の絵でこんな感情を抱くと複雑な心境。「プロアシスタントになれるわ!」はなんて熾烈な言葉攻めか。竜千士さんはいつも男前だけど、あと50巻も経過すれば中川みたく三枚目に崩れるのだろうか…。

新たな案内屋登場。次シリーズが控えていると期待して良し? ペットボトルの水を霧化して光を拡散した事からも、彼女は水属性が得意らしい。コモンをやり過ごして余裕の笑みを浮かべるあたり、かなりの使い手か。しかし、姫乃は学校でレギュラーキャラを作らないとますます不登校が深刻化するよ。コモンが姫乃の母・雪乃を知っていた(恨んでる?)事で、姫乃にも何らかの資質があるのは確定でしょう。

  • 【エロ】サツマイモのモザイクは、頭部だけをジャンプ特製海苔で消して欲しかった。
  • 【エロ】「ボクの言うことなら何でもきくのだ」って、ズボンちゃんは公太郎の牝奴隷だー!
  • 【パロ】「ブリーチの人気キャラみたい」腕や背中はともかく足までシロたん。芸が細かいよ。
  • 【パロ】DQ4の洞窟ネタ。穴に落ちかけの真白木&太臓にセリフがないシュールさがツボ。
  • 【 BL 】大木弟のキャラ付けは、心配せずともその方向で行くんだなと安心しました。

絶対悪と思われた春人がこうもあっさり改心すると一晃の立場がありません…。回避に長ける醒花曜瞑の流派なのに、「回避は逃避行為だ」とすり替える解釈も、なんだか釈然としない。螺煌旋と百花繚乱のぶつかり合いは、入学間もない大会からこんな大爆発で平気? 卒業時には惑星が何個あっても足りないぞ。戦いの末に倒れた春人は、入学間もない大会から14頭身くらいあるけど平気? 卒業時には20頭身じゃ利かないぞ。最近デフォルメ絵を描いてない反動ですか。

小安を語り部に置き、圭右を観察しながら状況整理。連載が一週空いたからでしょうか、復習しながら話を進める配慮を感じます。同時に、圭右を理解しているのは辻本でなく、小安である事もアピールできていますね。圭右の天然行動と言動を的確に見抜き、ツッコミを入れる様子からも、この二人はつくづくナイスコンビだと感じます。

辻本と静のコンビ解散騒動は前座で、本筋は「圭右が初めて生の漫才を見る事」から揺るがないですね。普通は辻本と静にスポットが当たると、とりあえず圭右や小安の存在感は薄れるものです。バトル漫画が一局ずつ戦いを決着させるのと同様に。べしゃり暮らしにはそれがなく、圭右ありきで話が進みます。藤川の興味を辻本より圭右に向けさせるなど、読者の目線を圭右に惹き付けるテクニックが上手いのでしょうか。

* 20(20) Mr.FULLSWING
どんな技が登場してもギャグだと観念してたけど、160kmというリアル数字が紙面に踊ると「ありえねえ!」と叫んじゃうね。どんな技が登場してもギャグだと観念してたけど『五光烈華・旋風』の軌道が野球版・ライジングインパクトの如くインフレ演出されると、鵙来と声を揃えて「なんやて〜!」と叫んじゃうね。このまま一回りは屑霧さんが抑えるのでしょう。流れが変わるのは、鵙来が二度目のバッターボックスに立つ五回表か?

* 21(-) タロ・ジャ・フューチャー(読み切り)
D.Gray-manの代稿。肉ガリや爆裂非常勤講師ビッグバンの大江先生。ビッグバンは楽しめたので少し期待しちゃいました。序盤は寒いけど後半は笑えます。シュールなネタを度々繰り返す天丼芸がツボ。「ふりかけアンゴォウ!!」で普通に笑えたオレは23世紀の未来人だ。銃のツマミも二回目は大笑い。ラストのオチは大石先生に見習って欲しい。これが「部長と課長」なら…。

* ピューと吹く! ジャガー

  • 【ツッコミ】 ツッコミ部分は読者に丸投げ。虫が! 悪霊が! UFOが!「ミュルルルル…」の効果音が可愛い。
  • 【ボケ】 結局ジャガー達は撮影映像を観賞できないのが最大のオチ。
  • 【変態】 ジャガーさんの左頬には昆虫を魅了する何かがある。蜂蜜でも塗ってんの?
  • 【一番印象に残った台詞】 サブタイ「最近のちんすこうはなかなかうまい」
     先週の太臓ネタが災いしてか「チ○コ吸うとなかなかうまい」という意訳しか浮かびません。

今週のしょこたん

「翔子もバリバリ描くよー!」

2ch用語のようなギザは止めたんでしょうか? ジャンプ魂のイラスト担当・菊池晃弘さんが可哀想すぎます。

「募集の決まりだお

新たな2ch用語しょこたん語が出現。ああ、頭痛が。

作者コメント

  • 尾田先生
     左手がカギ爪だったことをすっかり忘れていた読者A。レア画像ですね。
  • 久保先生
     だから、何繋がりですかそれは。先週のうすた先生に続き、横の繋がりが謎すぎる。
  • 澤井先生
     その週の体験を物語に反映させる、まるで日記のような漫画ですね。
  • 義之先生
     大石先生のが一方的な弄りを、本誌で初めて知りびっくりする義之先生。作者萌え狙い?
  • 許斐先生
     比嘉中ちゃんと沖縄弁でアフレコしたとか天下の許斐先生が「ちゃんと」だなんて、聞き捨てならない。まるで本誌の沖縄編がおかしかったみたいな言い方ですよ。許斐先生の沖縄弁は絶対ですよ。はいでぇー! かってんぐわぁー!

22漫画も感想があると疲れます。そのうち二つが読みきりだと余計に疲れます。ボリュームの割に230円はお買い得だったのが救いでした。