1314. 男のカタナをカタカナ化
私立中高がコース名をカタカナ表記にして学生人気を狙う流行があるそうです。カタカナ化は高級感を誘う? この話、私立中高だけに留めておくには実に惜しい策。今こそ立ち上がれ、ニッポン男児!
カタカナ化で高級感を狙うなんて、けちくさい話ですよね。しかし確かに我々日本人、横文字ブランドに弱いところがあるのではないか。外来語を沢山織り交ぜておしゃべりするだけで「俺って知識人?」と調子に乗ってないか。交尾をセックスと称して「ねえ、今夜はセックスしようよ!」と気軽に誘えば性交が成功するとでも思ってやいないか。その通りだ!
そこでね、オレ考えたの。男性のカタナをカタカナ化するのはどうかってね。今考えた。大丈夫だって。カタナをカタカナにしても、女の子はそうそう気付かないもの。どうせ「…ん? 誤字……?」みたいな反応だからマジ。これマジ。さり気なく男性自身の呼称にカタカナを仕込み、女性の気付かぬうちに高級感を漂わせ、意中のあの子をクラクラにしてみないか? これぞ現代催眠術の最先端。催眠術で若い娘達を囲ってたあの催眠術オジサンもやってたってマジ。
ニュースのテンプレートはこちら。
プラトン、ライラック、ダイナミック……。最近、こうした名前の私立中・高のコース名が増えている。かつては「普通」「特進」「国際」の漢字2文字が大半だったが、哲学者や花などの名称が続々と登場。中にはマンション名と見まがう例もある。
少子化の時代。学校側には、生徒や保護者の気持ちをくすぐる高級感を漂わせ、より多くの生徒を集めて経営を安定させたいという思惑があるようだ。
(後略)
プラトン、ライラック、ダイナミック……。最近、こうした名前の男性自身の愛称名が増えている。かつては「麒麟」*1「海老」*2「名馬」*3の漢字2文字が大半だったが、哲学者や花などの名称が続々と登場。中にはマンション名と見まがう例もある。
少子化の時代。男性側には、新妻や独身女性の気持ちをくすぐる高級感を漂わせ、より多くの女性を集めて夜の営みを安定させたいという思惑があるようだ。
大阪市のカトリック系男子は、愛称名を仏語で光を意味する「ルミエール」に変更。02年度には弟も「特進」「標準」の愛称名候補を「エスポアール(希望)」に一本化した。
ある名付け親は「息子が特進ではないと、交際から一年ぐらいショックで立ち直れないカノジョもいた。『標準』だと落ちこぼれみたいで語感がよくない」。ただ、変えた後に「よく考えればマンションの名前みたいとも思った」。
京都市の男性は「普通」「特」の二刀流だったが、今では文系は古代ギリシャの哲学者から取った「プラトン」、理系はフランス物理学者の「パスカル」。さらに「スーペリア」(上級の)、三日月を表す「クレセント」がある。これは欲張りすぎだ。
「至高の」を意味する「スープリーム」を付けたのが、同じく京都市の男性。このほかに「エクシード」(卓越する)や、交際だけでなく夜の活動なども頑張れの意味を込めた「チャレンジ」もある。 従来は「特進」と「普通」で、名称変更した当初、スープリームとエクシードは「どっちの名刀が上か」の問い合わせも。「普通という名称はだめ。並ですから」と担当者。
大阪府茨木市の男性はダイナミックとネーミングしたところ、「(カノジョに)どんな教育をするのか」との母姉らの質問が相次いだという。
全国各地で相次ぐ名刀の発生に、流行の火付け役サイト・SnowSwallowの公式見解では、
「現場の女性から意味が分からないという愚痴も増えた。だが、名称は各男性の裁量。指導するわけにもいかない」
と話している。