1294. 長所診断
はてな用ネタ帳の片隅に埋もれて放置していたものを発掘。気がつけば5日間も乗り遅れ。
色物スクリプト診断は信用しないくせに、ネタのためなら手を伸ばすのは確実にnopi兄さんの影響です。自身の診断書に自分ツッコミしてネタが仕上がるのだから、こんな画期的なネタフリないよ。
さて今回は「長所診断」。言いがかりなのに罵声までされる不快感はなさそうです。Mじゃない人にも安心です。
（長所より抜粋）
あなたは向上心や上昇志向が強く、才能があります。そして勤勉で、能率良く物事を吸収していきます。さらに人を育てることが上手なので、組織やグループでリーダーとして活躍します。
はてな的な一例を挙げると、毎週のWJ感想に12時間費やす男は、感想書きとして勤勉だけど能率最悪ですよ？ この「勤勉だが能率はすこぶる悪い」は昔っからの人格です。「人を育てることが上手」で思い当たるのは、RPG等のゲームのレベル上げが大好きな事。
オレはゲームに求めるものって、第一に「物語」です。「物語はあなたが決める！」的なノリより、ほぼ一本道に進展する方が、かえって好感持てます。*1物語の続きが知りたくてゲームを解くので、ゲーム性や娯楽要素は二の次です。必然的に、格ゲーやシューティングの類は、その種の欲求が満たされないから苦手。
そんな「物語至上主義」「キャラゲー糞食らえ過激派」人間ですが、レベル上げの時間だけは別の話。物語の狭間で時間進行を無視して、次に進むも今に留まるも自分次第。そんな育成の機会って「自分の脳内で独自の話を作る」感覚に浸れるんですよ。物語の隙間を自由に埋める・膨らませることができる、同人的なノリ…とでも言えば分かりやすい？ 最も腰を据えて遊べる瞬間です。だから一つの家庭用RPGに、50〜80時間は掛けてます。*2
ゲーム本編の物語は制作側にお任せ。キャラ育成はプレイヤー側で補完。そんな割り切りのスタンスでゲームを楽しむもうすぐ25歳のオッサン痛すぎです。激痛です。この妙なこだわりが固まったのは、家庭用ゲームにのめり込みSEGA信者に堕ちた頃からの癖です。SEGA万歳。
「組織やグループでリーダーとして活躍します」→SEGA万歳……あれ？
あなたを象徴する動物は「昇りゆくドラゴン」です。
昇天しちゃった……！！
（さらに長所を伸ばすには/抜粋）
自分自信の価値と自分の実績の価値とが同一と考えているかもしれません。仕事が順調なときは、自分の価値が高いと思ってうぬぼれ、仕事がうまくいかないときは、自信を喪失します。
この辺の指摘はくまなく当たり。『当たってる』と思わされるって事は、過半数の大勢がそう思う意見なんだろうけどね。「成功した」「共感を得た」「結果を残した」などといった結果・実績が残せないと落ち込みますよ。だってWJ育ちの男の子だもの。他者への評価は「結果」より「過程」を重視して好感を上下しますが、逆に自身の評価は「過程」より「結果」ッス。
さらに本当の自分と、成功者を演じる自分とのギャップが大きくなると、失敗を成功と思いこんだり、周囲の批判を完全に無視する、といった妄想的な状態にもなりかねません。
これはピンとこないッス。例えば、リアルの等身大とネットの虚像にギャップが出たら、嘘と見栄で塗り固めるから注意って事かなあ？ 顔以外は声から性格、だいたいの居住地、性癖に至るまでさらけ出してるから、もはや見栄を張るポイントも見つからないのですが…。
あなたは何ができなくても、あなたには価値があり、周囲に幸福をもたらしているという事です。失敗を恐れる必要はありません。立ち止まって全体を見渡せたとき、あなたはさらに大きな成功をつかむことができるでしょう。
