1230. 先行感想 - ONE PIECE 第392話「デレシ」

「リオ・ポーネグリフ(真の歴史)」を巡る二つの因縁、二つの勢力。一つは「Dを継ぐ者」。ワンピースを求め、空白の百年の歴史と関係深い一族達。もう一つは世界政府。ポーネグリフの完全抹消を企む巨大な”敵意”。今週はワンピースの核の部分を総復習してみます。間違いがあれば、どしどし指摘下さいませ。


オハラ島の全知の樹
全知の樹「オハラ図書館」には世界中から膨大な文献が運び込まれるため、自ずと世界中の考古学者達が結集するようです。ロビン親子もこうしてオハラに訪れたようですね。ロビンが『ポーネグリフ』を求めるのは、考古学者達の仲間になりたい気持ちももちろんあるだろうけど、彼女の深層心理には、ポーネグリフを通して実母の行方を探求したい気持ちがあるやもしれません。

ポーネグリフまとめ
ロビンの過去を読み解くに、現状復習しておく必要がある「ポーネグリフ」の常識。

  • ポーネグリフとは「語られぬ歴史」の記録。
  • 「語られぬ歴史」は世界に残存しない空白の百年の歴史のこと。
  • 世界政府は「語られぬ歴史」の完全抹消を企む。
  • ポーネグリフは『記録の一部分』でしかない。

ポーネグリフそれ自体では空白の百年全てを解き明かせないことを思い出して下さい。百年の歴史を明かすには、全てのポーネグリフをひとつなぎにした『リオ・ポーネグリフ』が必要です。

  • リオ・ポーネグリフは「真の歴史」を語る。
  • リオ・ポーネグリフの記録は細かく分解され、ポーネグリフとして世界中に散っている。
  • 海賊王ゴールド・ロジャーはリオ・ポーネグリフの(おそらく)全文を知っている。
  • ロジャーは最果ての地ラフテルに、全てのポーネグリフを置いてきた。

リオ・ポーネグリフは、数多あるポーネグリフをひとつなぎにしたもの。従って、リオ・ポーネグリフ=ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)と安直に繋げたいところ……なのですが、原作者は「ワンピースは形あるもの」と明言しています。従って、その説は真の正解と言えません。現在までの情報では、ワンピースが何であるか結論付けることは叶いません。


巨人族とDを継ぐ者
巨人族の「Dを継ぐ者」が登場。これで「D」は血族ではないと、ほぼハッキリしました。これまでに登場した「D」の名を継ぐ者は以下です。

血族でないなら、ゴールド・ロジャーとその一行に残したミドルネームの可能性もあります。あるいは、リオ・ポーネグリフ中に語られる、悲劇の人達(国民、集団、一族…etc)の末裔ですね。「Dの一族」であるルフィがラフテルを目指す、つまりリオ・ポーネグリフへ辿るなんて、何たる皮肉でしょう。

この説なら、海軍や「Dの一族」を知る人達がルフィの目的(海賊王を目指してラフテルへ向かう)を知って感慨深く唸った事も、非常に合点がいきます。しかしながら現在は、この仮説に確固たる根拠や裏付けがありません。間違ってたら「ごめんなさい」でいいんです。


CP9の因縁
運命のオハラに、「真の歴史の探求者達(考古学者)」と「真の歴史を完全抹消する者(海軍CP9)」と「Dを継ぐ者(ハグワール・D・サウロ)」が結集したのです。今までの設定を理解している人なら、この異常すぎる状況に身震いしない訳がない。…ですよね? ワンピファンの皆さんは、一人残らず震えましたよね? 涙すら浮かびましたよね?

はー、今週はこの感情を伝えるためだけに、ものすごく時間が掛かった…。


パン
ロビンが勝手にパンを持ち出したことで、家族が不審に思っています。次週、ロビンの義母にサウロの事がばれるんだ。義母はあっけなく海軍に全てを伝えるんだ。更にネオ・ポーネグリフを求める考古学者達まで絡んできて、事態は急展開なんだ。「こんな…時どんな表情をすればいいの?」「笑えばいいのさ…デレシ…ぐふッ…」なんだ。オハラ島が崩壊しても、ロビンはサウロの言いつけを守って号泣きしながら「デレシ……!!!」と呟くんだ。えーと尾田先生、オレはどこで泣き止めばいいですか?


デレシ
くぅ〜っ! 幼女ロビンのツンデレシ! かっわええー。この幼女最高だわ、いくらなんでも愛らしすぎる。早くこんな娘が欲しいよ。至極のツンデレシ笑顔でした!


おまけ
キュートなロビンから刺激的な一言をお見舞い!
変な○○○っ
サイより彼女から言われた方がダメージ大きいですよね。正直興奮しちゃった諸兄の皆様はコメント覧に挙手しなさい。