1179. 先行感想 - DEATH NOTE page.86 「日本」
今週号の「DEATH NOTE」について、大きくネタバレを含んだ感想記事です。未読の方は閲覧を控えて下さい。
あらすじにまで「魅上が代弁者に選んだのは、あの”清楚”高田だった…」と表記されてて笑った。清楚高田って既に公式設定と考えてアリなのね。
偶然
月と清美の交際歴と、清美がキラ代弁者になった事。この偶然は月を危機に曝すと見せかけ、実は混乱を招く要素の方が大きい。もしも月がキラなら、身近な間柄の清美をキラ代弁者に選択するハズないと、ちょっと考えれば誰にも想像できる。月=キラを疑う者にとっては、新たな難題が一つ浮上した形です。月にとってはこの事態、いい目暗ましが一つ増えました。
一方、清美が代弁者に立った偶然は、月にとって絶好のカード。月は清美と面識があるから、何ら弊害なく清美と接触できそうです。月は清美を利用して、魅上とコンタクトを取るでしょう。直接の橋渡しとは言わずとも、「キラ代弁者」の清美を通し、魅上になら判る合図を送ればよいのです。やはり今後のキーポイントは『魅上へのコンタクト』に絞られました。
→『コンタクト』を巡り、ニアが見極められるか、月が秘匿に通し切れるか。勝敗の分かれ目が明確化。
メロも察したキラの正体
一人置いてけぼりを食ってたメロも、ようやく事態を飲み込みます。推理自体はニア任せながらも、「ニアがそう推理したなら間違いない」と逆読みして、「キラ=二代目L=夜神総一郎の息子=夜神月」と特定。この辺りは、メロがニアの聡明さを知るからこその信頼感(?)がものをいうのか。深く考えるだけ時間の無駄、キラを夜神月と絞って行動を取るようです。
本誌40号で投入された伏線からも、メロはニアより先にキラの元へ辿り着く可能性が挙がっています。メロは迷わずターゲットを月に絞って、キラ追跡を行うようで、次週には日本入りしていそうです。この思い切りの良さは頼もしい。月の『コンタクト』をニアは読み切れずとも、別視点のメロが重大な手掛かりを得るなど、今の展開なら十分考えられます。
→メロは思わぬ形で『コンタクト』の手掛かりを握るのではないか?
「親しくか… くくっ」
「親しくか… くくっ」と嘲笑うリューくんの反応にニヤリ。やはり月と清楚高田の関係は『親しく』なんて表現を遙かに凌駕するオトナの関係にあったと言うことかァー!(※とんでもない早とちりです。)
→清楚高田は既に清楚じゃなかった。当時月の飼い犬でした。(※とんでもない早とちりです。)
- 何の行動もできずにいる日本警察は今後どう動くべきか、キラへ指示を問う
- 日本捜査本部がキラに近づく契機となる
- 高田との会話を相沢らに聞かせ、表向きは自身の容疑を晴らす
- 魅上にしか伝わらない言葉を選び、相沢らを出し抜く
- 月と高田の会話は、ニア&メロに聞かれることも考慮しているか不明
- 「ニアには知られたくない」前提で動こうと、考慮すべき。
- しかし、第二部の月はそこまで考えて動くか不安…。
→捜査本部メンバーを出し抜き、魅上と『コンタクト』を取る策と機会を得た。
ニアの推理
ニアの先読み推理が想像以上に進み、これにはちょっと驚かされました。未だにニアを侮っていたかも。
- このタイミングで月が高田を「キラ代弁者」に立てるはずがない
- 高田の選定は出目川の死後
- 出目川の死後、夜神が高田とコンタクトを取った形跡はない
- 月は高田選定に絡んでいないと確信した。
- 月はキラ代理とコンタクトを取れていない(相沢らの監視によって)
- え、今さら気付く事かこれ? 先週時点で察してたっしょ?
- キラ代理は十中八九、日本にいる
さらに今後の行動に関しても、情報をまとめ。
- 相沢達はニアの邪魔をしない
- レスターの事がLに伝わりレスターが死ねば、L=キラで確定
- メロとニアの正体を察するまで、レスターは殺せない。
- ジェパンニとリドナーも日本入り
- ニアはアメリカに留まる様子
- メロも動くはず、日本で決着を付ける意向
→ニアの日本入りは『コンタクト』を巡る戦い以後か。このタイムラグで、メロに先を越される?
「夜神くん? ………」
月の声を聞いただけで頬を染め、唇が半開きです。さすが清楚じゃなかった清楚高田、女王様のエロスがムンムンします。「女なんて簡単なもんだ」とか楽勝こいてる月は、絶対最後女に刺されて死ぬと見た!
→清楚じゃなかった清楚高田は月様のお声が掛かり、飼い犬の目に戻りました。(※とんでもない早とちりです。)
次週「明日」
コンタクトのキーワードとして「明日」が重要な意味を為すと考えるより、素直に「明日」が何らかのエックスデーになりそうです。月と高田が接触・会話した後の「明日」を示すのかは不明。デスノは展開の早さからも、一話分で次々と出来事が進んでしまうので…。