1144. 先行感想 - DEATH NOTE page.83「削除」

今週号の「DEATH NOTE」について、大きくネタバレを含んだ感想記事です。未読の方は閲覧を控えて下さい。

リュークの扱いは?
リュークが魅上に憑き、捜査本部から死神が消えました。当然松田さん達はその異変に気付くハズ。リュークは捜査本部のノートと魅上のノートを、掛け持ちで監視するのでしょうか。それが死神界で許される行為か、そもそも相沢さん達は異変に気付くのではないか、様々に疑問が累積した今話です。

魅上
魅上が裏切るフラグが立ちました。当面は月の期待通り、期待以上の働きを見せるでしょう。魅上の才能を一入取り立て、月&魅上がメロ&ニアと形勢逆転した折、魅上に出し抜かれるんでしょうね。メロ・ニアの監視下でヘタに動けない月を横目に、『キラ』という神のポジションを魅上がごっそり奪い去ってしまいそう。しかも死神の目を持っているから質が悪い。

ここまで事が発展すると、月がピンチを打開する度、次なる問題が雪だるま式に大きくなる気さえしますよ。

出目川死亡
長らくお世話になったサクラTVとの関係もこれで断絶。マスコミ陽動策も使えなくなりました。出目川の末路は以前も軽く触れたけど、どう計算しても遅かれ早かれ消される運命でした。しかし今回も、重要キャラは月が直接に手を掛けず終いですよ。

海砂の魅力
最近の海砂には、以前のようなキラキラした魅力が感じられません。理由はダークホース的オーラを帯びていないからかも。第一部の海砂は、度々「何かやらかしそう」な雰囲気を持っていました。それは彼女が作中ある程度の情報を耳にし、死神と接し、本編に絡んだから。死神の目を失い完全に作中マスコットと化した海砂は、今や松井さんより重要度の低いポジションにいる…のかもしれません。

この後は「海砂しか知らないキーポイント」などが出現し、再びダークホースとして名誉あるヒロインに復帰して頂きたい。月・ニア・メロ・魅上の計画を良い意味でぶち壊すスパイス役であってほしい。頭脳明晰に秩序あるデスノートバトルを、お馬鹿な海砂がぶっ壊して翻弄して、混沌化を狙って欲しいです。

おまけ
妻子持ち
妻子持ち故の経験論から導き出された読眼術なり! 毎週こんなネタばかり思い浮かんでごめんなさい。