1142. 不思議なラブホテル

今日も仕事が休出で、見たくもないラブホを鑑賞するはめになりました。通勤途中にラブホがあるのって、シュールすぎます…。

ちなみにオレが毎日のように鑑賞してるラブホはUFOの形をした奇妙な円盤型の建物です。*1こんな事書くと千葉県民の人には「ああ、あのホテルね!」とほくそ笑まれる事でしょう。あるいは通勤ポイントがバレて、会社まで特定されそうです…。

唐突にその雄姿をあらわにする大型客船。どう考えてもおかしい。

是非とも写真と合わせてみて欲しいラブホ。この船でグランドラインを大航海して、ひとつなぎの大秘宝を探すことなくカップルがひとつながりになるのです。

冒頭でも申し上げたが、ぼくももうすぐ33歳。ぼくのスクリューもまだまだ現役だと思っているが

くっ、さすがはプロの記者。上手いことを言ってくれます。

カメラを持ってラブホテル撮影を一人で行うなんて怪しすぎる。「だからラブホテルをいっしょにめぐってくれないか」ととある女性に頼んでみた。(中略)とにかく彼女は快諾してくれた。外観見るだけだから。痛くしないから。

一般人男性の「なんだか疲ちゃったよね、ちょっと休むだけだから!」という口説き文句が、「なんだかネタが欲しいよね、ちょっと取材するだけだから!」に取って代わりました。なるほど、これぞ記者のナンパ術。そりゃスクリューも大回転しますよって話です。

なんでラブホテルと言えばお城なのか。おそらく、1973年に開業し当時マスコミで大々的に取り上げられた、東京は目黒のラブホテル「目黒エンペラー」がお城タイプだったからではないかと思う。

この世にまた新たなるトリビアが生まれました。そうだったのかー。でもオレ、お城タイプのラブホって入ったことないぞ…。船型でひとつなぎになろうと、UFO型でひとつなぎになろうと、城型でひとつなぎになろうと、入ってしまえば同じ事なのに。*2いいえトキメキが違うのですね。女はみんなお姫様でありたいと思うのですね。…だったらUFO型ラブホが建設された狙いは、地球外生命体の拉致プレイ専門とでもいいたいのか!

ちなみにこのホテルが建っているのは「ゴム通り」という道路沿い。ラブホテルにゴム。

日本の道路事情は、こんなにも奥ゆかしい表現を可能にしていたのか! 見直した!

ここで一句。『ラブホテル いつも心に 愛とゴム』。*3

クルマの中でことにいそしんでいるカップルを発見してしまった。「ねえ、隣のクルマ、やっちゃってるよ」ラブホテル行けよ。隣にあるんだから。

ナイスツッコミ。

「あ!ねえ、あそこにもラブホテルがあるよ!行ってみよう!」っていう言葉を聞けたのはむずむずする良い体験だった。思春期だったらどうにかなっていたと思う。

結局、記者のスクリューは試験運転だけで終わったのね…。

*1:リンク先の記事でも最後に扱われているホテルです。

*2:建物の中に。

*3:季語は愛なので春の句です。