1119. 先行感想 - ONE PIECE 第384話「反撃ののろしを上げろ」

「待ちねい」
この口調はMr.2ボン・クレーですか。やたらと身体の線が細くなってるけど、白鳥のコートは止めたのかな? 『おかま道』を背負った男らしいボン兄さんを、次週は拝見できるハズだ。

ブルーノの行く末
ドアドアの実の能力を持つブルーノ。瞬間移動能力を持つ彼は、ここで決着とならない予感がプンプン臭います。ブルーノ瀕死→本島に待避→スパンダムに島の状況を通告→ルッチ「なんだそのツラは?」→ブルーノ「ま、待ってくれ…これは…」→ルッチ「CP9に言い訳は…!! 必要ないッ……!!!」(一文を途中で区切って…や!を多用するのがワンピ流台詞回し)という、悪役組織伝統の必殺コンボが見られそうですね。


ドリーとブロギー
オイモとカーシーの巨人族に絡めて「巨兵海賊団」を再投入したのは、旧来のワンピファンには嬉しい演出。ちなみにドリーとブロギーは両者ともに賞金一億ベリーで、これは現在のルフィと同額。賞金額は「海軍に仇なす危険因子」の大きさで決まるんですけど、今や伝説となった「巨兵海賊団」の長達と肩を並べるルフィの高額っぷりには、改めて驚かされます。もしくは100年もリトルガーデンで戦い続ける二人だから、危険レベルが低まって一億ベリーまで値落ちしたのかな?

エルバフの戦士とウソップ
ウソップはグランドラインで「勇敢な海の男」になると誓いました。リトルガーデン離陸時の『覇国』を見た後、件の誓いは「エルバフの戦士のような」と具体化されたのでした。ウソップが麦わら一味を離脱した今だからこそ、エルバフの戦士というキーワードの重さを実感できます。
ウソップが麦わら一味から抜けた最たる理由は「戦闘員として非力」に引け目を抱いた事でした。表向きはメリー号の行く末で揉めた喧嘩ですが、ウソップの心底に潜む”己の未熟さ”が最後の一押しになった事が読み取れます。エルバフのエピソードが今になって復活したことで、ウソップの折れた心が如何にして目覚めるか? 大いに期待したいポイントです。

ダメ情報(インフォ)
「ダメインフォ」って、いやに使いたくなる言葉だなァ。

チョッパーの我慢
背を向けてグッと堪えるチョッパー。バトルに向けて、関係者各位が燃えゲージをため始めましたね。

「大変だ!! 敵は何千人もいるのに!!」
敵は何千人もいるのに!! 全然緊張感が伝わってこないのは…!! なんでだろう〜なんでだろ〜?


狙撃の王
そげキング」というネーミングからか、狙撃した描写は一コマもないのに狙撃の王と称されるウソップが格好いい! オイモとカーシーは、これ絶対ウソップの真実を交えたホラ吹きにダマされてるよ。何はともあれ、エルバフの戦士・巨人族を二人も従えて勇敢に狼煙を上げたウソップは、本物の勇敢なる海の男ですよ。熱すぎます、憧れますっ!