1045. 週刊少年ジャンプ - 38号
久々のWJ感想だけど、ちょっと前に赤マル感想やった所為で全然新鮮味がありません。やっぱ合併号の時は赤マルなんかに浮気せず、じっくり休息を取るべきでした…。
- アイシールド21 キャラクター人気投票
- ヒル魔がセナより上位に挙がるのは確定の気がします…。三兄弟は十文字が一人トップテンに食い入りそう。モン太や栗田は意外にも不振に苦しむような(notイケメン)。進や桜庭、キッドや陸など、他校の主力キャラも人気がありますし、神龍寺ナーガなど登場回数の少ないキャラでも十分上位に噛みつきそうで、銀魂同様予想が難しいです…。
- アイシールド21TCG第二弾
- 王城のマネージャ・若菜小春がカード化。うわ、マニアック! 彼女って知ってる人にはすごく人気高いんだよねえ。本編じゃマモ姉とマネージャ対決もあるんでしょうか?
健闘枠: ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 家庭教師ヒットマンREBORN! DEATH NOTE難解そうなアメフトルールを、魅せるエピソードに絡めて一つずつ丁寧に解説してゆく手法は、アイシールドの十八番ですね。今回も『オンサイドキック』のルール・目的・必要性を、展開に合わせて分かりやすく噛み砕いて下さいました。「西部にボールが渡ったら負け」という危機的状況も合わさり、泥門ラストチャンスに向けて試合自体もギュッと締まってます。
特集枠: スマッシングショーネン!
後半は「乱戦になる」という説明通り、一コマごとに人間が溢れてます。「取った方が勝ち」のキャッチ勝負なら、モン太vs鉄馬の再決戦は必至。当然モン太のキャッチを防ごうとキッドがマークする。そして「敵がモン太阻止に動く」ことはヒル魔もお見通し。ヒル魔がキッドを抑えたプロセスは、そうした必然の積み重ねがあるから。セリフが無く分かりづらいシーンも、納得の読み応えでした。
さてキャッチ対決の勝敗は、モン太がどのようにボールを奪い取るかが見所です!
パワープレイにキメの叫び「しゃーんなろー!!」はベストマッチ。この叫びはここぞの場面で見事ハマり、メラ燃えでした。スピーディーに展開されるバトルではセリフは少なくなりがちですが、絵の表現力だけで十分説明が行き届いてます。この辺りは岸本先生の本領発揮ですね。サソリは核の部分を破壊しなきゃ何度でも復元するようで、まるでカインの「翠魄」です。…カインで例えても誰も分かりませんよね…。サソリの巻物はまだ二つ残っており、他にも奥の手を秘めているのが、この戦いに絶望感を与えます。傀儡の術初代繰演者は「近松モンザエモン」→浄瑠璃→人形使い。なかなか深い。白や赤と秘技に色付きなのも、なんか意味あるんでしょうか?
ここが最後の活躍になりそうなフランキー一家。ソドムとゴモラの突入場面は、モズとキウイのまさかの活躍に心躍りました。出来ればモズとキウイが一匹ずつ操縦して欲しかったな。ソドムらの足が戦車みたいになってて、こんなショボイのが陸上用かよ! と芸の細かさに酔いました。麦わら一味の助けを借りず巨人族を退治できてホッと一安心。でも、パウリーが完全にゲストキャラ化しちゃって切なすぎるよ。一方のルフィ。こっちは一万人vs一人なのに、全く危なっかしさを感じない。この際、千人でも十万人でも変わらないのでは? 漫画のコマに入る人数は限られてるし。
先週は思っていてもあえて口にしなかったけど、いくら何でもベジータ&ナッパと被りすぎだ。一護戦では「死神と虚を超越した者(サイヤ人)」のエリート・ベジータが、地球(現世)育ち悟空に「チクショオオォォ!!!」とか叫んじゃうのでしょうか。一護の髪色が生まれつきオレンジなのはそういう意味だったのでしょうか。冗談はさておき、瀕死のたつきは死神の一護を目視できそうですね。現世でまともに戦える人物は3人と『聞いている』という表現。やはり彼らの上には主導者が居て、現状それは藍染と見てよいでしょう。戦えそうな人の名を挙げてみると、黒崎親子、雨竜父、裏原さんに夜一さん、そして「仮面の軍勢」メンバー。んー、現世の実力者が3人では少なすぎるような。
これは藍染さんの目算違いで、その計算違いから番狂わせが起こるのか? それとも彼ら「成体」レベルに太刀打ちできる実力者は、この現世でも本当に3人しかいないのか?
破面の人が現世の人間をいとも簡単に殺戮しまくってるけど、BLEACHにはドラゴンボールのようなご都合アイテムがない。「死んだら生き返らない」という枷は、あまりに重く残酷です。たつきの道場の先輩達が被害者とあっては、冗談にならないレベル。これ以上被害が拡大して重苦しい話になる前に、死神の人達はとっとと出勤して下さい。
今週だけ読むと標準レベルかそれ以上のバトルが描かれており、割と好感も得られました。これは入学試験の話でも思ったことですが、ドラマパートの「会話の不自然さ」「展開の強引さ」が解消されれば、割と良い線いきそうな感もあります。しかしながらバトルよりもラブコメで売れてるタカヤにとっては、それこそ重大な欠点のような気もします。
今井さんがもう一活躍、仮面の人を追いつめた。「門のスイッチを壊して邪魔をした」としながら、フッと消えて脱出しちゃう仮面の人。なんじゃそりゃ。瞬間移動できるなら全然邪魔になんてなってないやん! 今井さんの活躍は全くの無駄に終わるばかりか、魔監獄を火の海に焼いただけに終わりました。洋一に「不死鳥かっての」と言わせたかっただけじゃないのかと!
戦いの幕引き
理緒の霊化進行と、六氷が簡単に死ぬのが許せないのを理由に、この戦いを円自ら幕引き宣言。円の目的は「六氷を殺す」ことではなく「六氷を苦しめる」ことが明確化。円が六氷を見逃したことに、WJ的ご都合主義を感じる感も否めない。しかし円の目的意識をよくよく知れば、円が六氷を殺さず退いたのも納得できました。理緒の霊化を防止するための「処置」とは何か、効果と副作用に関しても謎が残ります。次週言及されるかな?
「助けに行きますから!!」
今話は、理緒と優の切ない別れを演出するに絶好の機会。本来ならば、理緒先生を助けに行くと声高々に宣言するのは優の役割だったはずなのに、乙女化を最大出力で発揮した草野の絶好調ヒロインっぷりには、ゲストヒロイン・優もさすがに為す術無し。ゲスト役の優は、司会役の草野に美味しいトコ全部持っていかれた感じです。
だいたい優の「どうかご無事で……!!」のコマが小さすぎるよ。草野の「助けに行きますから!!(六氷を抱いて乙女涙を流しながら)」に割を食われすぎだよ。これじゃ、どっちが本物の女の子か分かんないって。優ちゃん不憫なり。
六氷の師匠
シルエットが六氷の髪型とダブったので「まさか六氷の父親!?」と思いきや、師匠でした。本来なら「おお!」となるはずが、期待しすぎたためにガッカリでした。既出キャラのペイジ捜査本部長を再活用したのは嬉しい点。円に「君の幸せを奪う宣言」されただけに、ペイジさんの生命線があまりに希薄すぎて心配です。
「フラれたよムヒョ」「ヂヂイはいっぺんシんどけ」のやりとりにニヤリ。師匠は六氷を溺愛してますね、嫌われてるけど。ペイジを嫉妬する草野、草野を嫉妬する円と、嫉妬の連鎖が協会は危機を生んだのか!
禁魔法律の同士達
協会関係の人物が出ると「コイツは禁魔法律だ」と疑いに掛かってしまう癖が付きそうです。
字が掠れているので、ちょっと自信ないです…。
ジャンプを買ったらすぐに読みたい漫画で五本指に入るほど、毎週楽しみな漫画になってます。- 「あらすじ」から「タイトル」まで、細かすぎるほどパロネタの応酬。
- 二人の性別を取り替えて欲しくなる太臓の気持ち、よーく分かります…。
- さりげなく玲夜に上着を奪われてる宏海。さりげなくへそ出しする宏海。くっ…腐女子狙いも細かすぎる!(※明らかに深読みしすぎです。)
- おしりにリンゴジュースがポタポタ落ちて「ひゃうッ!!」で爆笑撃沈。そこまで回りくどい変態シチュエーションは、並みの発想力じゃ思い浮かばないですよ!
- 「ドロロン煙幕」て、一体何十歳をターゲット層に考えてるのか。ご丁寧にもわざわざ可燃性なのが後の大オチを予感させ、想像しただけで抱腹絶頂を体験できました。
- 徐々に奇妙な感じの顔になる玲夜くんは、これで準レギュラーも決定ですか。
- [5P1c] 「包丁を持った家なき子」はあまりにもハマリすぎだ。
- [6P2c] 霊や物の怪の類より、武器で脅されて恐怖しますから!
- [9P7c] 霊よりもお妙さんの方が怖い。おりょうさんに同感。
- [10P8c] ガイコツの方がよっぽど可哀想だ!
- [14P4c] 花屋の怖い人登場。出オチじゃないですか…。
SPK生存者
SPK生存者は「ニア」「アンソニー・レスター指揮官」「ハル・リドナー」「ステファン・ジェバンニ」の暫定四名。彼らは月の情報調査力を持ってしても、顔または名前を特定できなかった。おそらくアメリカ・FBIの所属者ではなく、ニアが独自に引き連れた調査員なんだろう。特に「ハル・リドナー」は、メロの似顔絵を描いたリンダと同一人物と噂される人。
安易に推測を立てると、SPK生存者は全員ワイミーズハウス出身者である可能性がある。こうなると影の薄かったSPKメンバーにも日が当たり、彼らの重要度も凝縮され一石二鳥なんだけど…。ニアに頼りっきりじゃなく、彼らにも活躍の芽が欲しい。
→結論:SPK生存者は全員ワイミーズハウス出身者だったら面白いのになぁ…
月の考え
「ワイミーズハウス関係者を騙してメロの名を書かせる」ことを考えたが、関係者は皆消息不明。これについて月は「ニアに先回りされたとしか…」と考えているので、上記のように出身者・関係者はニアと同行してるという展開が熱い。現時点では希望的予想でしかないけど…。
→結論:月の考えはニアに先回りされている
- キラは「ノートの存在とルール」を他者に知られるのが一番の驚異なのに、日本警察に対する処置が寛大すぎた
- メロから奪還したノートは、キラ自身の手元に戻って然るべきだった
- キラが日本警察を脅せば簡単に交渉できたはず。
という違和感を唱えた。いろんな事情があったにせよ、キラと日本警察のやり取りだけは都合が良すぎると分析。「キラは二代目L」の疑惑を断言。特に後者は、ニア自身も「機会があればノートを奪う」と断言しましたし、知性の高い人間なら誰もが「隙あらばノートを奪うのは定石」と計算付けるのが普通、とみているのでしょう。
ニアはキラの知性を認めている。だからキラが定石の行動を取らず、日本警察を優遇するのは怪しいと睨んだ。キラ自信の立場を危うくする優遇行為に『違和感』を持ったんでしょうね。
→結論:ニアは、「キラが日本警察を優遇する行為」に疑念を持った
7%
その数字の根拠が知りたいのだけど…。残り93%を埋めるのも、逃亡中のメロと組めば一気に信憑性が高まりますね。ここは先週予想した内容通り。
→結論:メロとニアが結束すれば疑念の7%が100%に近づく
認知
認知とは「アメリカ大統領がキラを認める」というものでした。夜神父の死は家族から完全スルーですか!
次回タイトル「挨拶」
二代目Lをキラと決めつけ、レスター指揮官が月の元へ挨拶に赴く筋書きか。
登場人物整理
主格視点を獄寺に置いて、話の外枠をディーノが固め、リボーンがネタの流れを作り、ツナでボケ倒す。今話のベストパーティかもしれません。ランボとイーピンは登場一コマと、今回は目の毒にならず許容範囲です。
何も語らず天然に笑顔にイタリア旅行を満喫する山本も、本当は獄寺の境遇や気持ちを全部理解しての行動なのでしょう。オチが重くならず、爽やかな雰囲気で余韻が引いたのも山本のおかげ。ナイスアシスト!
不自然なツナ
目の前に獄寺がいるのに、どこまでも獄寺を頼ろうとしないツナ。頭脳明晰の獄寺に宿題の協力を頼まない時点でツナはどうかしてるんですが、Gが出たりソファを動かすために獄寺を使わないなんて、いくらなんでも不自然すぎ! 過去の経験から「獄寺に頼み事をする→ダイナマイトで爆破オチ」というおぞましい記憶が、ツナの脳裏にすり込まれているとしか考えられないですね。現に、Gにダイナマイト八本は冗談キツイ。
しんみりいい話
ツナが獄寺を祝ったのは「獄寺から解放される」という喜びだけしかない。読者的にはそれを分かってしまうのですが、勘違いの激しい獄寺は「なんて幸せな部下なんだ」とイタリア行きを決意する。そのすれ違いがちょっと切なくて、でも獄寺は本気で嬉しそうな反応を見せていて、しんみりした気持ちになりました。
更にもう一押しして、ツナが獄寺に対する本音を語ったシーンがまた良い。友達の居なかったツナが「友達」の楽しさやありがたみを語ったのは効果的ですね。心の芯にぐっとくるものがありました。
惜しむらくは「友達としては行って欲しくないかも」のツナと、それに反応する「10代目ぇぇ!!」の獄寺がギャグタッチだったこと。ここを真剣なタッチで描写すれば、本物の感動話になったんじゃない? 「コ…コーン」のギャグももっと効果的に笑わせられたんじゃない? と、残念な気持ちにもなりました。
笛吹と笹塚の対比表現「ぱりッ」「だらん」は両者の資質を一言で表せています。松井先生は個性作りが上手だ。推理パートの方も、なかなか読み物として立派になってきました。もちろん実践すると犯人が目立ちすぎリアリティは皆無ですが、無差別爆破を狙って「バッテリーパックに爆弾を仕込む」トリックは納得のアイデア。自信満々に推理しておき思いっきり外した笛吹さんは、キャリア組には辛抱できない羞恥の仕打ちですね。彼としてもこれ以上、恥を上塗りしたくないでしょう。次回は弥子とネウロに推理の場を譲りそうです。
- 画力
- 癖がないので先入観を与えない絵柄。万人に読まれやすい性質を持ってそう。悪く言えば印象に残りにくい。「この絵は○○の人だ!」という憶え方をされ難いのでは。
- 物語
- だからさあ! スポーツ漫画で「一点でも得点すればお前の勝ちだ!」的ベタ展開はいい加減止めましょうよ。あまりに使い古されすぎ。この手の勝負方法で評価を高める可能性は皆無に等しいよ。特別ルールを考えるとか、別の方向性で楽しませてほしい。「俺が勝ったらマネージャーは俺と付き合って貰うぜ」とかベタなこと言い出さないだけ、まだ善意的でした。
- 構成力
- バトミントンはジャンプで未開拓の分野。スケートやアメフトとは違い、誰もが手を伸ばせば手軽に遊べるスポーツだし、狙いは良いと思います。ファンタジーすぎる鳥設定はひとまず置いておき、鳥と戦い続けた鳥山がバトミントンの素質を培ったこじつけは面白いアイデア。WJのスポーツ漫画はある種「こじつけが第一」の世界。その発想力は大切にして欲しいです。
- キャラ
- 青春に憧れる主人公の人格は素直に面白かったです。鳥設定がなければもっとよかったのに。頭の冴えるマネージャーのハルカも、話の主導を彼女が引っ張れて良いキャラしてます。でも小池谷の校内一の不良が都大会優勝者って設定は無茶しすぎ! 物語に「イヤキャラ」が一切でなかったのは、「ウサギとカメとストライク」と対照的。
- ギャグ
- 「鳥を叩く挙動がバトミントンのスマッシュに似てるから」という設定からしてギャグなのに、変に真面目な作風からか、全然ギャグにならず。また、鳥関係のギャグは全て突拍子なさ過ぎて笑えず終い。主人公が青春に憧れる描写をメインに扱った方が、作中の雰囲気にマッチングしていたと思います。
- 読後感
- 純粋にスポーツ漫画がやりたいのかギャグ要素を高めたいのか分からず、読んでるこっちが戸惑った。あれだけ苦労して「入部できただけ」というのも、いまいち達成感がない。この微妙な後味は一体。
美化したミランダさん。根底部分は以前のままなのが嬉しい一面。彼女のイノセンスは置時計だったので、どうやって持ち運ぶのか疑問だったんですが、”刻盤(タイムレコード)”として格好良くフォームチェンジ。能力自体は変化ないと思うので、船の復元も一時的なんでしょう。能力を解いたらボロっちい船に元通り。従ってミランダさんの能力では、アレンの生還は望めない。
ところでリナリーの新団服だけはスカートのままなのは、星先生もよく分かってらっしゃいます。ズボンになったらミニスカで太腿チラチラ効果(=周囲の男性ユニットにアンケート票上昇の効果を与える)が無くなってしまいますもの。むしろこの新団服、前のスカートより短くなってないか…?
ノブの目的は宮殿周辺に部屋を用意する対メルエム戦の決戦準備で、ここは予想通り。ノブほどの実力者でも「恐れず近づけ……!!」とあと一歩の勇気を奮い立たせる描写から、張りつめた緊張感を受けます。この演出力はすごすぎます。
加えて王サイドの状況を入念に説明では、その淡々とした展開運びが余計に背筋を冷たくさせます。この状況ならノブの戦略は成功しそうですが、ハンターは最後まで安堵できないので、いつも先を予想しながら漫画を読んでいるオレには、今の展開はとても居心地が悪いです…。
さあ、ここでパームさん登場。会長の作戦では頭数に入ってませんが、パームさんの乱入が両勢力をどのように掻き乱すか、新たな楽しみができました。
兄弟バトルは「翠魄」の奪い合いに。『再生機能』という新能力を入手したことで、カインの磁力能力が完全化したといえます。カイン自身の鬼傀を遠隔操作で「引」する新技をお披露目。今までは、敵や周囲に鉄がなきゃ無力だったからなあ。打ち切りじゃなきゃ、カインのパワーアップはまだ先の話だったのかも。
内水先生も「破傀掌」はあまりにダサイと悟ったのか、パワーアップを機に「破傀閃」と改めました。ああっ、カインの一種の魅力である『ダサイギャグ』が一つ消えてしまった! 次回から、カインの何を楽しみに読んでいけばいいんですか。もはや総帥のダサさしか残されていない...。
相変わらずゆっくり進行の打ち切り法師。「打ち切り枠」に入って、ある程度の尺をもらえたのでしょう。こぢんまりとまとめて終劇となりそうです。倫太郎が疎開の説得に失敗し、次なる作戦は「村ごと運ぶ」無茶なもの。後半は登場人物が爽やかに「流した汗」を語り合う。なんとも奇妙な光景でした。「次はオレ達も汗流すからさ!」「そうそう!」って、いったい何の話題か疑いたくなる台詞回しだ…。こんな汗くさい話をゆっくりじっくり丁寧にされても!
序盤で村人が倫太郎に反発するも、村人達の理念にも一貫した主義があり、やがて双方が理解して和解して別の解決策で結束する。プロットとしてはとても良い話。結果的に「イヤキャラ」が一人も出てないし。この脚本力が良い方向に作用すればと惜しまれます。
- [1P5c] 正直ハマーのダウンに手を突っ込む勇気がない…。絶対に不潔だってアレ。
- [2P1c] やっぱり夏といえばクワガタですよねー…エエエエ!!!
- [2P6c] 「ほぁたぁ!!」容赦なきジャガーさんの戦慄が大好きです。
- [4P2c] ピヨ彦のガッカリ具合、よく分かりますよ…。でも会話の意味が異常すぎる。
- [5P2c] どうやって水をやってたんだ。汗か? アサガオを作るために流した汗か? 新しいダウンでもう一度流してもらうしかないのか?
- [6P4c] 夏休みの夕暮れ時に哀愁滲ませ「出たなぁ…」はいろんな意味で危険球な気がした。エロい!
- [7P6c] 「カニ…?」のハマーさんの表情がやけに切なげで。今回ばかりは同情します。
- 岸本先生
それで満足してしまう家族が涙ぐましい。 - 尾田先生
先生! コメントの意味が分かりません! 「モジャ」って漫画なんですか? 何の雑誌(そもそも雑誌?)で13Pも掲載されるんですか? …うーん。 - 西先生
ムヒョロジ&ネウロのコラボ漫画は必見の内容でした。 - 冨樫先生
じゃあ別の企画でコメント考えればいいのに!
うわわあー。「感想に新鮮味がない」とか「貧乳のお姉さん分が足りない」とか「キレイな生ふとももを描ける作家を金未来杯に呼んで欲しい」とか「いやこの際ストッキング着用でも余裕で許容範囲だ、展開次第で破くけど」とかヌケヌケと言っておきながら*1、今回もボリュームたっぷりだー…。またもや読む気を損なわせる文量になり、本当にすみません。
*1:言ってません。