998. 台風直撃
日本全土の2/3を覆うほど巨大台風が接近中。いよいよ夏の風物詩がやって参りました。オレの住居と通勤箇所はもろに直撃コース。今日会社に行ったら人が半分休んでましたよ。正直者はなんとやら。
通勤帰りには公共機関がストップしそうだったので、早めに上がりました。大地震が来たり大台風が来たり、今週の関東地方は忙しい。
小学生時代、台風といえば「暴風警報で休みになるご褒美」の感覚でした。警報で学校が休みになってるのに友達の家に上がり込んで、あるいは友達を招き入れてね。「外で遊べない」を口実に一日中ゲームができるドリームデーな訳ですよ。学校を休んで家で友達とゲームをする背徳感にワクワクして、普段の雨は嫌いだけど、台風の雨は大好きでした。
小学4年生だったか、台風の最中に近所の幼馴染み陣*1を集って「缶蹴り」で遊んだのも思い出深い。台風だから、空き缶だと強風で倒れちゃうわけですよ。だから誰かがこっそり1.5リットルのペットボトルを自宅から持ち出して、それで缶蹴り。もはや缶じゃない。ペットボトル蹴り。
中身はコーラで未開封。縦長だから強風に煽られ続けてるとやっぱり倒れちゃうんだけど、「風で倒れても捕まった子は開放される」という特殊ルールのせいで、鬼はあんまり遠くに行けない。台風で危ないから、隠れる方も遠くに行かない。超接近戦の缶蹴りは、缶蹴りというか半ば鬼ごっこ状態。で、みんなずぶ濡れになりながらハシャギ回ったんで、後日保護者連合の方々からこっぴどく怒られました。オチはコーラ爆発。
あの頃のハシャギ様に比べたら今はずいぶんおっさんになったけど、社会人になっても未だ、台風が来ると不謹慎にもワクワクしてしまうのは、小さな頃からの刷り込みの賜物でしょう。だから台風だというのに勇み足で出社したのに、半分も休んでちゃあ仕事になんねえよ！ 天気激悪の外の景色を見下ろしながら、気怠ーく過ごした一日でした。楽ができたし、有給にしなくてラッキーだったかも。
気象衛星の赤外画像により、地球上の雲の動きを疑似観察することができます。台風が来るとこちらの雲の映像が見事に渦巻くので、これでますます台風が楽しめます。でた、台風の渦をネットで眺めててわくわくぞくぞくと興奮する男。気をつけてくださいね（オレじゃなくて台風に）。
*1:総勢二桁の幼馴染みキャラ！ 12人の妹ゲーみたいな飽和状態。
