962. Game Baton
もうバトンは回ってこないだろうと思っていたら、思わぬ伏兵マサミチック様から「ゲームバトン」をいただきました。最近更新がなく心配してました。id:masamisamiさんとは様々な面で趣味が合うようで、よく話題が被ってます。
それでは迅速にバトンのお返事。
1. コンピュータに入ってるゲームファイルの容量
1GB余り。旧PCには色々なゲームが入ってましたが、最近ははてなと仕事が忙しくって。
- Ragnarok Online(未練たらしく…)
- ぱるメロ(以前こちらで紹介 時々やってます)
2. 今進行中のテレビゲーム
みんな大好き塊魂
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2005/07/07
- メディア: Video Game
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4. よく遊ぶ、または特別な思い入れのある5作
思い入れのある五作を紹介。せっかくですから、大学〜小学校と世代を振り返って行きます。なお、ネットゲーを混ぜるとネトゲだけで5作埋まるほどのネトゲ中毒者なので、今回は家庭用ゲームに限定。
4-1. ボクと魔王
大学時代より思い入れのあるゲーム。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2001/03/15
- メディア: Video Game
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RPGやSMGは、システムよりも物語を重視するタチの悪い部類のゲーマーなんですが、そんなタチの悪いゲーマーの心を十二分に満たしてくれたのが「ボクと魔王」。主人公の個性が物語の重大な伏線になってるゲームなんて、初めての体験でしたよ。ここに、勇者や魔王が別に登場しながらも、”ボク”が主人公であった根拠を示していると思います。RPGの物語は勇者が主役じゃなくても良いという、斬新な切り口に惹かれました。
加えて述べるとすれば、各キャラが素晴らしく個性豊か。ボクも魔王も姫も勇者もみんな大好き。めちゃめちゃ笑えるし、めちゃめちゃ泣ける。ナレーションがすごく良い味出してる。見た目がコミカルで低年齢向けに見えながら、実に大人の心を抉ってくる会心の一作でしたよ。現在ベスト版で発売中。
4-2. グランディア
高校時代より思い入れのあるゲーム。
- 出版社/メーカー: ESP
- 発売日: 1999/06/24
- メディア: Video Game
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グランディアは第一作の重厚なストーリーが強烈ヒット。FFやサクラ大戦などを抑えその年のゲーム大賞に輝いたのも納得の出来。ゲームアーツ陣の「RPGとは冒険とはこういうモノだ!」という熱い想いがギュッと凝縮されていました。戦闘システムも画期的でダンジョンパートは頭をフルに使う。そして大量の泣き袋伏線が投下! 投下! 投下! このゲームにオレは何十回泣かされたことか。
中高生の時はすっかりセガガガ信者だったもので、ゲームアーツ作のRPGは何でも食らいつきました。グランディアシリーズはもちろん、LUNARシリーズも名作揃い。来月発売のグランディアIIIは1のシナリオライターさんが帰ってくるとのことで、今から超期待中。
4-3. EVE burst error
高校時代より思い入れのあるゲーム、その2。
- 出版社/メーカー: ネットビレッジ
- 発売日: 2005/03/24
- メディア: Video Game
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菅野ひろゆき(旧・剣乃ゆきひろ)作品の名作中の名作。菅野ゲームはほぼやり尽くしました。YU-NOとEVEでどちらを挙げるか悩みますが、シリーズ全てプレイしたEVEを選定。EVEシリーズの第一作目が菅野作品だったからこそ、今に広がるEVEシリーズがあると言えそうです。
一番のハマリ所はストーリーの濃密さ。このゲームで何十回泣かされたことか*1。加えて当時画期的だったのが、二人の主人公のシナリオを交互にプレイしないと、物語が進まない「マルチサイトシステム」がインパクト大。
でもオレはザッピング攻略モノってディスクシステムの『遊遊記』で体験済みだったから、ちょっと今更だった。あ、遊遊記も名作ッス。ファミコン時代であれだけの物語を提供してくれるとは恐れ入ります。
4-4. ラングリッサー
小・中・高と世代を超えて思い入れのあるゲーム。
- 出版社/メーカー: 日本コンピュータシステム
- 発売日: 1999/01/28
- メディア: Video Game
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SEGAゲーム機のファイアーエンブレムと言えば話は早い。でもオレはラングリッサーの方が画期的でした。1や2を遊んだときは、まさかこのシリーズが5まで出ると予想だにしなかった。3〜5が怒濤のペースで開発された当時は、まさにゲームオタク一直線でした。世界観は1〜5まで統一あり、「3→1→2→4→5」と時代の流れを追っているのもマニア受けを狙ってます。誰が誰の血族で、このアイテムはあのシリーズが伏線にあって…などと、サイドの設定を分析するのも面白かったです。
ところでオレはラングをやると、「普通そのキャラは強くならない」と言われるユニットが、異常な強さに成長するジンクスを持ってました。一例として、3で聖獣・ジュグラーがまさに聖獣だったプレイヤーはかなり少数派じゃないですか? みんな「ジュグラーは愚獣」って主張するのでちょっぴり切ない。
4-5. 元祖西遊記スーパーモンキー大冒険
最後は小学生時代より思い入れのあるゲーム。
「元祖西遊記スーパーモンキー大冒険」はオレの中で、クソゲーの中のクソゲー、キングオブクソゲー。「アトランチスの謎」「星をみるひと」「スペランカー」「トランスフォーマー コンボイの謎」など有力選手の名に隠れてしまうスーパーモンキー。それは単に知名度の問題なのだ。真にスーパーモンキーをプレイしたゲーマーなら分かってくれよう。このゲームをクリアすることの困難さがいかんともしがたい。人知を越えた作品ッス…。
以下、スーパーモンキーの大冒険っぷりを覚えてるだけ挙げます。これ以外にもまだまだ伝説あり。
- 「つらい たびが はじまる・・・」がゲームスタート
- 『ああ しんじゃった!』がゲームオーバー
- 他の地形と区別できないワープゾーンの数々
- 延々と続く広大なマップ(テレビ700画面分と説明書の売り込み)
- 移動すると食料と水が減り、どちらも尽きると『ああ しんじゃった!』
- でも移動速度は超鈍足でいかんともしがたい
- 戦闘画面で意味もなく自動で動き回り勝手に死んでいく三蔵
- 実際のゴビ砂漠より脱出困難じゃないか?
- 苦難の末クリアすると、天竺に入って10秒後に「おしまい」
- エンディングが10秒チャージかよ!
バトンを渡す五人
前回と同じ要領で、ここにバトンを置いておきますね。
l l l l l
好き勝手に持って行ってください。ゲームを語りたいけどバトンが回ってこなくてお悩みの方。仕事関係で上司や部下と折り合いが付かず精神的にお悩みの方。生理がもう二週間来なくてお悩みの方。などなど、そんな方にオススメの一品ス。
*1:オレがゲームで泣きすぎなんだと思った。