955. 週刊少年ジャンプ - 31号
例の件でテンション落ちてたり。今週から仕事が遅くなりそうだったり。様子見も兼ねて今週の感想はさらっと凌ぎます。
- 表紙
- BLEACH&銀魂。オレンジ髪と銀髪、二人の侍が実に華やか。今週はジャンプを手にとって、表紙の格好良さに全身がシビれましたもの。加えて腐女子サン達には、もうたまらん表紙ですか? さすがジャンプ創刊37周年。
- 銀魂アニメ化
- ジャンプフェスタでアニメ化されたら間違いなくTVアニメ化されるので、銀魂アニメ化は秒読み段階。銀魂より一週早く連載開始されたDEATH NOTEのアニメ化発表がないのは、単にジャンフェス用の短編アニメを作りづらいから? 近藤さんの浅黒い肌がまさにゴリラ!
- JUMP SUPER STARS
- 幽白参戦で卑猥な女性器形状のオジギソウも完全再現ですか。 ジャガーさんの「昨日は水とまゆ毛しか食べてません…」が一体どんな効果を発揮するか気になりまくり。新たに『友・努・勝』コマも加わりいよいよジャンプ的。ところで友情・努力・勝利といえばラッキーマンの参戦は無いの?
- JC新刊
- 「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」二巻のまとめ感想やりたいです。時間取れればいいけど…。
健闘枠: なしフランキーのミノタウロスがネロの肢体の自由を奪う。手足束縛技なら他にも方法はあろうに、わざわざ足四本の発想に至るフランキーらしさがコミカルで楽しい。「今まで一撃も当たってないから」と並外れた破壊力を引き立てた『アルティメットハンマー』が実に爽快。ゾロ・サンジ・フランキーの順に、熱い決着を見せました。
特集枠: なし
CP9新入りネロとルッチ達の力差が驚異的。フランキー戦じゃいいトコ無し、人格的にも決して悪い奴じゃなかったネロが、今になってはとても可哀想。反面ルッチの凶悪さがより色濃く。他のCP9メンバーもルッチの考えに賛同してるか気になるところ。「任務絶対」の政府だから表向きには仲間割れせずとも、今後の展開次第じゃカク達の本当の気持ちを知る機会もありそう。
- サンジが「気ィつけろ 妙な体技を使うぞ」と注意を促すその後ろで妙な体技を構えてるフランキー。サンジ逃げてー!
- ”世界を焼き尽くす悪魔”=プルトン
- ルッチの笑いに、肩に乗るハットリも下劣な笑み! でもかわいいよ…このハトめ!
- フランキー哀れ。今週一番の見せ場はロビンの胸元でした。
場面転換して我愛羅の失脚、そして風影三代目の伏線。あらゆる局面を処理して、しっかり伏線まで張った今週のネームはスマートすぎて失禁した。炊飯器で米炊きながらゆで卵も作れる奥様アイデアの調理グッズくらいスマート。クリスマスにキープ男達からエッチなしでプレゼントだけ回収すべく分刻みで行動して、夜はちゃっかり本命ホスト男とディナーに高級ホテルを堪能する売れっ娘キャバ嬢くらいスマート。そりゃ世の純情オタク男じゃ失禁するわい。
- 人柱力は残り5名(ナルト、我愛羅、他二名は倒された)
- イケメンのサソリ、若さを保つため自身を改造した?
- サソリに剛太の面影っ! 叶わぬ恋に苦悩しつつも一人の女を愛し続けるタイプなんだ? 愛故に砂隠れの里を去ったんだ?
- 妖一兄(よーにい)と呼ばれて完全にシカトを決め込むヒル魔。ここぞとばかりに萌えポイント付加ですか。
- 鈴音以外が「兄(にい)」なんて言おうものなら、翌日まで命を取り留める保証はないだろ。
- 「スゲー良く気づいたな」「西部の連中に気付かれるだろ」あたりVIP板のノリを彷彿とさせる馬鹿さ加減が蝶和むス。
- 進「全ての攻撃力を3倍にした」その数字はどこから出たのか!
- カードが三枚揃ったから? だけど今までだって二枚持ってたんだし…。
- オタクは『3倍』という単語にめっぽう弱い。今週は各感想サイトが3倍祭りに賑わうと予想。
- [3P3c] 「ダメネ 男はみんな獣ネ」また神楽が昼ドラのドロドロ愛憎メロドラマに影響されて、こんなお約束のセリフを口走ってますよ。
- [6P2c] 「脇がすっぱくなる」ネタが久々。そよ姫の再登場を心待ちにしております。
- [7P3c] タンパク質が取りたくてウズウズしてる時ってあるよね。そういう年頃ってあるよね。
- [9P6-7c] 軍兵の表情がいかんせん汗臭さとクドさにまみれてタカヤを思い出して萎えた。
- [10P3c] 銀さんの回想なのにモデルは新八! 哀れなり。
- [13P4c] 「峠だけドライブ感覚だったの」葬式中に言いたい放題ですよさっちゃーん!
- [16P1c] 今週のMVP! ゴロゴロとそのままどこまでも転がっていく、客観的でシュールな絵。最高に笑った。
- 「何かが切れる 音がした」が冒頭と末端に。このフレーズ、星野先生は相当気に入っちゃったらしい。
- ティムティムの耳噛みシーン。血管の浮き上がりと歯のリアルさがセクシーすぎて腐女子が濡れちゃうゥゥ!
- 「とが落ち」したスーマンを助ける行為に走ると、アレン自身も「とが落ち」しかねない、ってことか?
- [1P] 伏線の一切を無視するばかりか、それすらをビュティに咆哮(ツッコミ)させる! 許斐先生級の大技発動!!!
- [2P6c] さりげないロビンマスクにニヤニヤ。
- [3P5c] 便器の側面つーことを思い出させてくれたへっくんに感謝。
- [4P3c] 天の助のアクロバティックな滑りの連続に翻弄されてしまった。
- [6P1c] こんなクレーンゲームじゃ子供が泣くよ! どこもかしこも凶器まみれ。
- [7P4c] 金魚のかわいさに心奪われました。後ろの首領パッチの表情も、何とも言えない…。
- [9P5c] 「自賠責保険の期限切れが心配だ」心配しなくても自動更新されるから!
- [13P5c] 地獄のイルカが最後は平和的解決(?)で撃破されて安心しました。
- [15P6c] ソフトンさんが一巻き増えて、なんだかちょっぴりお得感。これで明日もがんばれるよ、ありがとうソフトンさん!
後半はメガネ男子祭り。メガネをクイクイさせたり、自慢の超薄型ボディ(=長身で肉薄の胸板)を披露したりと、セクシーさを猛アピールして読者の人気票を煽ります。「やれやれ無様な姿だな」そのセリフは、かつて雨竜と対決した十二番隊長マユリ様だな! あんなゲテモノが再び登場とあっては、想像を超えた展開です。オレはお気に入りキャラですけど。
- 車田のポジションがDBのサタン様! 髪型から隠れ方までそのままサタン様!
- 二本指を揃えてメガネをクイクイさせながら「ハイゼン」! さすがメガネキャラ。
- ハイゼンが配膳になる件。
- 「聖○」←○が出ません。オサレだからって読めない漢字をあてるの止めて…。
第七話に登場した「魔鉄兵の刑」(7/4発売された第二巻に収録)。その魔鉄兵達を統率する魔元帥の登場とあっては、コアなムヒョロジファンは誰もがシビれる展開! でも、海からにょっきにょき生えてる魔鉄兵達は足場扱いでちょっと可哀想。トドメのシーンのみ魔元帥の表情が見えたりと、読者の目を惹く演出は計算尽くか。ソフィーを裁くも伏線は残ったまま。先週の予想通りもうひと山ありました。これまでの態度からして、理緒先生が闇に手を染めたのは本望じゃなかったようで。
オマケ
ムキムキソフィーさん。コンソメスープの飲みすぎですよ。
テーマを「避ける」一本に、新キャラ・春歌の能力と個性だけに絞り一話を描ききったのはまとまりが良かった。タカヤの「テーマを絞って描き切る技術」とリボーンの「多彩なキャラを続々投入する技術」のを上手く融合できたら、いいバランスのキャラモノ漫画が誕生するんじゃないか。
直線と円だけで構成される背景が週を追うごとに痛く感じるので、どうか背景をPC作業に任せず、手書きでの鍛錬を怠らないで欲しい。次週は渚のバイトか友達の話で一話使うのかな。
先週の裏を説明されました。大方の内容は今まで散々言及したモノに近いので、細かな分析は割愛。ノートを奪って「ヒュー ストン」とふざけたり、チョコに夢中で何枚も貪ったりと、シドウのお茶目さが目に付く。死神の死は、以下三パターン存在することが明かされました。- 特定人物のために感情移入してノートを使う
- ノートで殺すのを忘れ寿命が尽きる
- 掟を破って死ぬ
シドウが死ぬとすれば、2と3の死因が濃厚。特に3なんて、彼はおバカさんだしポカミスしそうだもの。…海砂とは気が合いそうだけど。いや、ゴキっぽいから嫌悪されそう? ってそんな話どうでもいいよ。
「ここでミサを殺しておくべきか」の月の形相がまたしても悪魔。L殺害時の顔パターンと同じですね。殺しを妄想・達成するときはこの表情になるクセでも付いたのか。目撃されたら確実に逮捕されるよ。で、容赦のない月の反撃が早速始まりました。SPK率いるニアは今週も描写ゼロ。先週の感想「シーソーゲームの法則」から推察すれば、次に優位に立つのはゲージ貯めまくりのニアで決まり。
- 「おっ シドウが始動したぞ」死神だってたまにはギャグ言います。
- メロに「人間のクセに怖〜(ぶるっ)」と恐怖するシドウ。オマエの方が死神なんだから!
調査対象の明くんは振り向き方が怖すぎるから、もうちょっと人間的な動きをしような。箱に詰まってるのは粉末状にした死骸や血液でした。一目でどのパーツか分かるような残り方してる「肉断片ぎっしり箱」よりは、粉末のがまだ善意的。筒井さんのねちっこい敵対心から死臭がします。探偵モノじゃこういう性格のキャラが先に犠牲になるんだよね。………。…ネウロって、探偵モノ?
「完全に攻めてるのは忍足なのにな」許斐先生からのファンサービスですよっと。スポーツじゃ攻める・受けるは一般単語だけど、ことテニプリに限っては一部読者層で異常性を秘めた単語になり得る不思議。この漫画、「先にストレートで4セット取った方は負ける」率が高すぎですよ。梅雨時の降水確率より高いじゃないか。アンナミラーズのコーヒー一杯のお値段より高いじゃないか。「誕生日プレゼントは何が欲しい?」「えー、今欲しいものって何もないけど、じゃあヴィトンのバッグかな?」くらい高いじゃないか。「じゃあ」って何だよテメエ! 本気で欲しいのか気分で言ったのかハッキリしろよテメエ!
桃さんはそんな苦境にも負けず、相手の目の動きから相手の心理状態まで読み取って、彼女が本気でバッグを欲しているか見破り、あとは頑張って働いてヴィトンのバッグをプレゼントしてあげてください。空気読めても結局は貢ぐのね。切ない。
普通この手の無意味に思えるシーンは、「実は○○だった」と読者を驚かせる絶好の小道具でしょうよ。目の肥えた読者の意表をついて「なんでもなかったよ」とするのもアリだけどさ。小猿の挙動がいちいちコミカルで好感を寄せたけど、名前すらないのはあんまりだ。
絵柄は独創的というかむしろ稚拙の域。いかんせん言葉や演出が古臭いのが目に付く。肝心の物語も、所々で作者が一人だけ盛り上がって、読者に説明不足な描写が幾つか見受けられる。うーん…褒めるべき点は、ほんと小猿のかわいらしさだけとしか言いようが...
読後感はまあ爽やかでしたが、その爽やかさも「あるちゅうちゅが実は生きてた」という作者のご都合展開じゃなあ…。彼が生きている説得力に欠けます。
ランキングの行事にフウ太が登場しない不思議。天野先生はホントにフウ太の存在忘れちゃったんじゃ…。ランボに2点入ったことが信じられない。これ絶対、作者の贔屓目での2点だろ! イーピンのカチンコチンコ具合がたまらん。顔がポリゴンぽくて触りたくなる。
最後はツナが、レオンと山本バットで主人公らしさをキメたのが素晴らしい。お年寄りに絶賛される説得力もあり、納得のオチでした。
- 55話目にして「ボンゴレ9代目」が居たことを知った。
カインは格下とのバトルとあってか、体調不良に二体一の劣勢。やはり格下戦バトルはこうでないと面白みがない。でもすぐにヨウガイが合流しそうでちぃっと残念。カインが磁石能力の知略を駆使して、シュコウとヤンを打破するとまではいかないかな? 敵の鬼傀能力が披露されないことには、予想する楽しみも沸き起こりません…。
- 「あの不良さん達いつの間に応援団に!?」そんな古いネタ分かる奴、ファンの中でもごく少数だろ!
- 王くんの必殺技「役万技・百万石」は球を手放さず普通にジャンプ投げのが、よっぽど早いと思うよ。
繭が帰ったことに微妙な反応だった耕志郎の心中も納得。繭に対する感情移入度も大きくなり、ここ数話分の繭の心理状態を、改めて追いたくなりました。
秋本先生の偏見を見守る会。
- 大阪人はマイはりせんを持ってる
- 大阪人は「ほんとやで」が標準語
- 通常の関西弁→ほんまやで
- 大阪人の金の取り立ては全員柄が悪い
- 大阪人は銭が正義
- 大阪人は口では何を言ってもいいらしい
- 大阪製のヘリは墜落しても爆破しない
- 大阪人は「こんな紙に負けたあかんで!」とかっこつけながら民家真横にヘリを墜落させた責任逃れに必死
第一話の、東城の小説で真中が映画を語るシーンを、もうここしかないというタイミングで回想として挿入。少なくともこの頃のいちご100%は好でした。映画を語る真中に微笑む昔の東城に、すっかり心を打たれましたよ。「今日のいちご100%を昔のいちご100%が見たらきっとびっくりしちゃう!」いやはや名言です。
スタートは雄斗に敵う者なしと思いきや、初めて雄斗が出遅れたんじゃないでしょうか。さらに勝負の駆け引きや、ショートの特性(周回遅れの存在)を知り尽くす牧原は、今のところ全てにおいて上手。雄斗に勝ち目があるとしたら、ロングで培った持久力か。これ勝負、もし雄斗が負けても「周回遅れの100番が居なければ勝ってたもん」とか負けず嫌いが発動しそう。さすが我らが雄斗様。
リサージュ曲線の存在とコメント全てに関して笑った。高橋名人はこんなところで何やってんだか…。- 稲垣先生
HSPでゲーム作ってたなぁその昔。本まで持ってますよ。 - 空知先生
自分の生み出した漫画に自信と誇りがあるんですよね。羨ましいです。 - 澤井先生
週刊連載してるのに、よく別冊で11Pもサービスできるなぁ。筆早すぎですよ。 - 小畑先生
「スナイダー」は「メロ」の間違い。やっぱ訂正ですか。できれば訂正しない線で、作中で軌道修正させて粘って欲しかったけど…。 - 河下先生
えっ! つまようじでも反応するの!? - ほったゆみ先生
ロングとショートの二刀流は実在したのですね。これを元ネタに、雄斗もそんな選手を目指すのでしょう。
久々に一日で通して書きましたよ。一晩で全感想すると腰が痛くてかないません。でも頑張れば短時間で書けることは分かって一安心。感想が後半にいくほどパワーダウンの法則が目に見えて分かっちゃうのが恥ずかしい。文量減らせばまだまだ短時間に抑えられそうです。
ジャガーさんが最後に控えてないと、読後感がガッカリした気持ちになりますね…。