905. 失明回復メガネ

病気などで失明した人の目が再び見えるようになる。最新のハイテク技術がそんな夢のような治療を実現しました。
画期的な新鋭技術だそうで、技術能力はまだまだこれから伸びていくみたいですよ。

この機械的なメガネを掛けると、メガネの小型カメラから捕らえた映像を、電気信号で網膜に送るらしい。人間の視覚は、眼球の水晶体から網膜へ電気刺激が流れ、それが視神経を経て脳に伝わります。水晶体が弱まって失明した人には、このメガネが水晶体の代わりになるわけですね。

現在のところ、このシステムの精度はいわゆる「16画素」、4×4の点の並びが視界の全てとなります。しかし、それでも画期的な成果だと言います。(中略)この秋から臨床試験が始まる次世代機は60から100画素。さらに開発中の第3世代では1000画素に増える予定です。
つまり画素数次第では、人間の視覚限界よりも詳細な視力を可能にする技術じゃないでしょうか。小型カメラで映像を受信してますし、光学ズームや接写・拡大もお手の物? 人間の網膜がそれだけの電気信号を受信しきれるかは、また別の課題ですが…。