877. ゆで卵が宙に浮く

こういう科学ネタが大好きです。

テーブルの上でゆで卵を水平方向に勢いよく回転させると、重心が上がり、ひとりでに起きあがる。長年のなぞを02年に初めて数式で説明した(中略)起きあがる過程で卵が細かく振動する様子を、流体力学などの理論で詳しく解析した。
実測は検証の実験が困難で、未だ実現されていないらしいです。しかしながら、数式の世界では証明できてしまうところに、数字遊びの神秘とロマンを感じます。

毎秒約30回転以上の速さでまわすと、振動の力が一時的に重力と等しくなり、回転軸が45度前後になった時にわずかに卵が宙に浮く
「毎秒約30回転以上」は、人の手でも熟練すれば出るらしいので、今後はゆで卵を作ったらとりあえず超速回転の練習をしてしまいそうです。浮き上がるところは決して実測できないけれど、「本当は浮き上ってるかもしれないんだ」という夢のある気持ちが、実にロマンじゃないですか。

例えば友達以上恋人未満のすごく仲の良い女友達ができて、ついに念願の初デートをするとします。デート中、彼女は自分のことを恋愛的に好いているかは決して実測できないけれど、「本当は両思いかもしれないんだ」という夢のある気持ちが、実にロマンじゃないですか。

例えば電車で、ミニスカの女の子が席の向かい側に座ったとします。こちらは彼女のスカートの中身を決して実測できない*1けれど、でもミニスカから伸びる生足のその先が「本当はノーパンかもしれないんだ」という夢のある気持ちが、実にロマンじゃないですか。

そのノーパンは実測が困難だが数学的に証明したいぞ。

*1:実測したら警察に捕まります。