876. 三色ペン活用術(前編)

週刊少年ジャンプを全部読むのに、4時間半を要します。大好きな漫画・雑誌を速読するのがもったいない気持ちや、単純に読む速度が遅い理由も確かにあります。しかし最たる原因は、まあ、いわゆる例の…

これ。(コマ斬り!様より)

紙面にメモを入れつつ読んでいるのです。ハッキリ言ってコストパフォーマンス最悪。感想を楽に仕上げるためにやっていたのが、今じゃすっかり書くこと増やしてるだけですよ。メモは没も多いし…メモネタ掘り下げに時間掛かるし…。けど、ジャンプのメモ記入は止められない身体になりました。メモ書き依存症です。そして完全にジャンプバカです。

いつもは謙虚で差し障りない低姿勢な論調ばかりのオレも、今回ばかりは傲慢な態度で主張したい。のべ数百サイトのWJ感想サイトを統べるあのJ-Link界隈をくまなく探してもSnowSwallow以上に燃費の悪い感想の書き方はないと!*1

三色ペン活用術
具体的にどのようなメモを残すか。今回はジャンプ感想の裏舞台と題し、三色ペン使い分けの活用術を暴露します。

三色ペンとは「赤」「青」「緑」の色ペンが一本セットになった、文房具屋やコンビニならどこでも見かける、学生さん御用達のアレ。オレは学生時代から、三色ペンの活用術を自分なりにアレンジしていました。勿論カラフルなノートを作る方々にも、人それぞれの活用術があったでしょう。

純真純情な学生時代から孵化して自由の翼を手にした今、その活用術を今度はジャンプのメモ書きにリサイクルされ、テクニックが継承されました。やっとの思いで広がった自由の翼は、瞬く間にオタクの翼へと汚染されたのですが...。


三色カラーの使い分け
三色ペンの「赤」「青」「緑」に意味を持たせます。一番使う色から順に、大切なファクターを振り分けます。女子高生にもイケメンにもモテモテの「赤」はとっても重要な色。二番目に便利な「青」は考える色。普通の生活を送ったらまず使いどころのない「緑」は個性の色。まとめます。

  • 赤は誰もが頷く客観的な色。
  • 青はファンが喜ぶ分析の色。
  • 緑は個性を出す主観的な色。

以上が各色の大まかな意味になります(詳細の意味と利用法は後記)。


色を使いすぎない
まずは最大の注意点。色を付けることは重要ですが、カラフルにしすぎることは悪。かえって読みづらくなります。それに、同じ色があちこち登場しすぎると、どれが真に重要か分かりません。色付け箇所は厳選し、不景気の銀行みたく出し渋ります。色の比率は「ノートを書く教科」「メモを書く漫画のジャンル」にもよりますが、個人的な気持ちは、黒10に対し、赤2・青1・緑∞の比率が理想と思います。

例えば、デスノートONE PIECEは予想や分析が多くなるため、何の考えもなしに色を使うと紙面中が真っ青になること請け合い。そこで、割と自身のある分析や、なかなか気が付かない着眼点など、自身のクリティカルな指摘にのみ色を付け、残りは黒色でメモ書きします。

もう一例として、個人的にお気に入りのムヒョロジや銀魂は、ピッコロさんの如く緑色だらけ。しかしながら、緑だけは唯一の例外ルールが発生します*2。理由は後記しますが緑は多いほど良いんですよ、オレの経験上。積極的に緑を取り入れるのは、読書においても勉強においても望ましい姿勢です。


それぞれの色の意味とその詳細は…と、ここからは長くなりそうなので。

続きは明日の後編へ。

*1:否、感想書きはみんな頑張ってるんです!(結局低姿勢なんだ。)

*2:あくまでオレルールです。