115. 第21回 - インスピレーション

細かな正式感想は明日に。

乱闘が始まった際、宴会の場に近藤が居たら自体は変わっていたのでしょうか。あのシーンを見た時には「近藤さんが居ても鴨は止められなかったな」って思いました。逃げるのか腰抜け!の一言にブチ切れの鴨さんは表へ出て行き、それを止めるために後を追う近藤さんと一同。って形で、結果は同じだったんじゃないかと、思ってたんですよ。浅はかでした。

山南さんがすべてを代弁していましたね。ドラマ「新選組!」の近藤さんには策なんて必要ないんですよ。まっすぐな気持ちが周囲に影響を及ぼすのだから、相撲取り達が乗り込んでくる前、あるいは乗り込んできた時、彼が一番に出向いて率直に謝罪し、事は小さく収まったかもしれません。

前回の近藤−芹沢で見せつけられた心の深い部分での絆。今回は、近藤が芹沢に抱く信頼の念が解れてしまうのではないか、芹沢さんが言った通りやっぱり最後は仲間がいなくなるのではないか、という歯がゆさを見せつけられてしまいました。なんてことしてしまうのだ芹沢さん〜!

来週は時期的に、以下に挙げる三点が話に入りそうです。佐伯又三郎の事件(今日の又三郎を見る限り、土蔵焼き討ちの時に同時に処理されそうな気配)。近藤派が成功させた相撲興行の話。それに業を煮やした芹沢派が暴走した、大和屋庄兵衛の土蔵焼き打ち事件。予告を見た感じでは、今回の繋ぎから焼き討ち事件だけを取り上げたフィクションタッチで描かれても通じそうです。

そして来来週の第23回はいよいよ芹沢派への奇襲となる計算。果たして近藤さんは芹沢を信頼し続けられるのでしょうか。目が離せません。