1749. そう考えるとおこめちゃんってエッチだよね、語感も…。

今日は昼休みが押したので、昼食は290円のお弁当をチョイス。うちの会社の290円弁当は、290円でありながら、野菜・肉・魚・米が今スタンスに配分されてい
る、290円にあるまじき弁当です。

その正体は、オレが普段利用してる食堂の残飯弁当でして、きっと廃棄食品になる余り物を詰めてるんでしょうね。栄養バランスが偏ってたり、揚げ物の多さが玉に瑕ですが、290円なら大満足プライス。

お弁当は温めずに冷えた状態で食べるのが大好きで、俗に言う『冷や飯』も大好物。毎食冷や飯はお断りですが、たまに食べる冷や飯の、この美味しさよ。おにぎりとかも、ホカホカじゃないほうが好き!

そしてつくづく思うのが、白ご飯の飛びぬけたアシスト性能です。白ご飯は、それ単独を食べてもちょっと微妙。しかしながら、彼はどんなオカズとも相性抜群。白ご飯単独、オカズ単独では引き出せない美味しさを、相乗効果として引き出してしまうのです。

これに関しては、麦ご飯だって、食パンだって、パスタだってそう。彼らは単独ではどうしょうもなくひ弱なテイストです。ですが、彼らを先導する『オカズ』という名のナイト様が登場したとき、彼らは途端に脚光を浴びるのです。

だからこそ言おう。白ご飯は『総受け』であると…ッ!

様々なオカズ(攻め役)と合間見えながらも、その個性は決して失われない。むしろ彼らは、オカズが増えるほど、脚光を浴びるのです。…その光景はまさしく、総受け男子のそれですよね。ここで、なぜ男子に限定するのかは深く問いません。

一癖も二癖もある様々な男達に、弄られ、捩られ、縛られて。蹂躙の限りを尽くされるほどに輝度を増す『総受け男子』。それは例えば、脂の滴る焼肉×白ご飯。父性感じる肉じゃが×白ご飯。テクニシャンが鮮やかに卸した生魚×白ご飯。

さすが総受け・白ご飯くん。どんな男にも粛々と合わせてきます。その健気さを思うと、不憫だけど、可哀想だけど、もっとやれ! って思っちゃいますよね。一般男性には白ご飯が急にまずくなる妄想ですが。

お米もパンもパスタも、各国から「主食」として愛される存在です。かつまた、歴史上も紀元前から支持されてきた食品です。オカズの流行り廃りは早い中、『総受け食品』の彼らは、人々の食生活に定着してきました。

その理由に着目したとき、人々から真に愛され生き残るのは『総受けキャラ』なのかもしれないと、しみじみ感じた次第です。わずか290円の弁当を頬張りながら…。

じゃあ逆に『総攻め食品』て何よ、と思い始めたあたりで食事が終わりました。こんな一人昼ごはんは二度と願い下げだ。