1715. 2008年夏コミ・オフレポ! - その4

夏コミ1日目・打ち上げ前の様子をレポートします。


気になる売れ行きは?

頒布イベントも無事終了を迎え、終わってみれば『週刊少年打ち切りジャンプ』は完売。皆さんもおっしゃいましたが、『打ちジャン』はキャッチコピーが分かりやすかった。そしてまた、『初』『テニス本』の巨大広告塔に肖っての完売だったと確信します。両誌の強大な影響力に感謝しきりです。

『初』は在庫が出たといっても、『打ちジャン』とほぼ同数以上は売れており、売れ上げ換算したら『初』の圧勝です。いい感じのキャッチフレーズがあれば、ますます売れていたはずで底知れない…。一参加者としては、在庫が出ること自体信じられず、非常に悔しい気持ちです。

『テニス本』は売り上げがそのまま架神さんの生活費になるので、オレはこの日、同誌の売れ行きを最も注視していたのですよ。ですが、美人のお姉さんにばっかり売れまくったので腹が立ちました。ガッデム!!

当人は「思ったほど売れなかった」としょんぼりしてたけど、一日目で、およそ場違いな場所で、完全な新刊でもないのにその売れ行きは見事です。テニプリのスペースで本領を発揮していたらと思うと、本当に惜しい。現場で一番活躍した架神さんにこそ、最大級の栄誉を贈りたいです! 栄誉よりも金が欲しいって言われるけどね!


打ち上げ先発隊・結成!

コミケで一人歩きも疲れたし飽きたしで、休憩所を捜し求めてコミケ会場屋外のベンチへ。この時間だと意外とゆっくり座れるものですね。日陰になってて涼しかった。両足に冷却シップを張りまくり、たっぷり休憩をとります。ぼんやりしてると自分が風邪だったことをじわじわ思い出し、気分が悪くなったので本格的に休憩しました。

しばらく休んでいると電話が入り、そろそろ解散するとのお達し。現場へ戻り、少しだけ後片付けを手伝いました。人数が多すぎるので、ムーさんからの提案で「先発集合組」と「後片付け組」に別れることに。オレは前者に入りました。

正直言うと、色々な思い入れやら愛着やらで、自分も後片付け組に混ざって最後までこの場を見届けたかった。でも誘導係だって、他に頼める人がいないからオレが選出されたのだし、張り切って誘導しました!

張り切って誘導しました! と言いながら、事実上、本当に誘導してくださったのはベテランコミケリスト・山岸さん(初対面)でした。先発隊メンバーはこの他、774さん(三度目)、金銀パールさん(二度目)、エッジさん(三度目)、さん(初対面)、鬱男さん(初対面)、松竹梅さん(二度目)という面子。なにこの豪華メンバー。ここだけでもう一冊同人誌を送り出せそうです。

移動中は誰かが迷子にならないよう、かなり気を遣いながら歩きました。なんとか国際展示場駅に到着し、さあ改札を抜けようとしたらSuicaのエラーが…。駅員さんの手続きをクリアし改めて改札を超えたら、見事に迷子になった自分がいました。誘導役が迷子…だと? ネネネネタなんだからねっ!

自分は基本的に山岸さん、パールさん、エッジさん、鬱男さんあたりと雑談してました。初対面かつ以前から深い面識のあった鬱男さんとは、話したいネタが山ほどあったんですよ。ところが「飲み会で話せるだろう」と話題を出し惜しみしたのが失敗でした。由さんともモンハンでたっぷり語りたかったのに、他の人が話せない話題をチョイスしても勿体無いし…と思ってたら、案の定失敗でした。お二人とは一・二次会でろくに接触できなかったんですよ。もったいない!


新橋到着

人間で埋め尽くされた有明海から脱出し、およそ一時間を経て新橋に到着。集合時間までかなり余裕があったため、どこかでお茶することにしました。この場所定めで、思った以上に右往左往してしまい…。遠路はるばる東京へお越しいただいた方々には、特に不安にさせてしまったと思います。みんな重たい荷物を抱えていたのに、申し訳ないやらで…。

4軒ほど転々として、最終的にはケンタッキーで羽休めとなりました。全員がフロートのジュースをチョイスしたので、店員さんから訝しげに商品確認されました。みんな鳥をボイコットしすぎです。 それだけ皆さん、暑さで渇いていたということですね。

席に着いたら774さんの隣だったので、しばらく二人で『初』製本の裏話などを語り合いました。断片的な情報からですが、仕事ではない趣味としての編集作業に、相当な張り合いと情熱をもって製本に打ち込んだことが、重々伝わってきました。ムーさん、774さん、本当におつかれさまです。

ここで打ち上げ用の名札作りも手伝ってもらいました。オレが不器用なのか、774さんが器用すぎるのか、オレが1個作るペースで、774さんは3個は組み立ててるんですよ。途中からはエッジさんと鬱男さんにもお手伝いいただきました。

会計を「一人あたり、250円か300円を支払ってください」とアナウンスしたら、「それは300円しか出せないよ!」「誠意を試されてるみたいだ」「ホントの値段を教えて!」などといった非難を浴びましたが、本当の値段は教えてあーーーげないっ。

SL広場前集合

ムーさんと相談の結果、「16:30からSL広場で、赤い本の『打ちジャン』を手に掲げて集合する」と決まり、すべからく任務を遂行しました。周りの人は「すごく恥ずかしそう」「屈辱的ですね」「可哀想に…」などと仰りますが、青天の下、清清しくて気持ちよかったですよ。誤解を恐れずに言うとスッキリした!

こんなにも「公然猥褻プレイ」を働いているのにサラさんからは発見してもらえず、少しの間774さんに代理プレイをお願いして、サラさんを捜索したりもしました。774さんもこの手のプレイは大好きそうなので安心でした! ……押し付けてごめんなさい。

No.5さんドルアーガの件を謝罪することすら失念していました。「テニス組は完全にアウェイの空気だ」と仰っていましたが、オレも露出プレイ中は誰も寄ってこない一人アウェイプレイだったので仲間ですよね! 約二年ぶりにお会いできたのにお話できず、たいへん残念でした。

誰も寄ってこないから、酸いも甘いも噛み分けた人生経験豊かな☆YAS!☆さんと、ムーさんとの付き合いは今回のメンバーでは最長の佐藤さんに張り付いて、適当にオシャベリしていました。気分はアレです、桃鉄の貧乏神ですね! ……生まれてきてごめんなさい。


会場移動

主催のムーさんは遅刻すると連絡を受け、集合した延べ20人は一次会場へ移動します。ムーさんお手製『旅のおしり』に地図も載っていたので、まさか迷子になるハズもなく(伏線)会場までスムーズに到着しました。しかしここからが大荒れでした。

下の作業が同時多発で発生したんですよ。もう何がなにやら。

  • 参加者の皆さんを大部屋まで誘導する
  • 荷物置き場の小部屋を紹介する
  • お店の人からサインを求められる
  • 割り引きクーポンを忘れて所定の手続きを求められる
  • ムーさんから電話が掛かってきて点呼を求められる
  • 追加オーダーの説明を受ける
  • 名札の紐が足りなくて確認する

Tamoさん、あゆみん、佐藤さん、774さん、秋穂さんあたりにご援助をいただいて作業分担し、何とか事なきを得ました。その後は名札を配ったり、席数を増やしてもらったり、ドリンクオーダーを待ったり、ビールを注いだり…。それでもさすがに間が持たない。

残念だけど、これ以上は皆さんをお待たせできないと判断し、ムーさんなしで一度簡単に乾杯しました。その一分後にムーさん達が到着したんですけどね。オレのあまりの間の悪さに全オレが泣いた。

ちなみに遅刻の理由は、電車が遅れたり、他の遅刻メンバーを拾ったり、迷子になったりしたらしいです。『旅のおしり』の地図をもってしても、新橋に慣れてる人が一人は必要だったかなあ…。

「2008年夏コミ・オフレポ! - その5」に続く。