1542. ちょうオタ女は本当に狙い目なのか?

本日は「ちょうオタ女理論」の実態に迫ります。

噂の「ちょうオタ女*1」を身近に知る者の立場から、オタ男にとって「ちょうオタ女は狙い目か?」その実態を回答しました。あくまで一個人が観察した末の声です。一般論ではないので、あしからず。


手作りが上手い、故にお嫁さん向きな性格?
例えばコスプレの例。そもそも女の子はオタクに限らず、根源的に変身欲求が強いです。しかし、衣装を自作するのは別次元の話。そんな芸当はオタ女さんの専門分野です。これに限らず個人差はあれど、ちょうオタ女さんの器用な手作り技術は多岐に渡ります。「オタ女さん=器用の方程式」は、たいへん正論に感じます。

しかしながら、この長所は「生産型お嫁さんタイプ」に過ぎません。実は男って「作る女の子」よりも「片付ける女の子」にこそ、憧れを抱くんですよ。食事の後片付け、こまめな掃除、さりげない整理整頓、シワを生まない洗濯…。それらをテキパキこなす女の子! すげえぜ! ありえないほど萌えるぜ! 平成の世に、そんな凄腕のお嫁さんタイプは実在するでしょうか?

確実に絶滅種です。故に憧れるのです。

この「保守型お嫁さんタイプ」は、残念ながらオタ女さんと関連付けができません。オタクという生き物は、趣味に没頭するあまり整理が行き届かない…そんな悪印象を備えます。だからこそ、未婚の結婚したいオタ女さんにこっそり耳打ちしたい。あなたが「保守性のあるお嫁さんタイプ」を極めれば、そりゃもう間違いなく、完膚無きまで、理想のお嫁さん像になります。モテモテ間違いなし!

結論:△ →「保守性」も極めれば、真に「お嫁さん向き」と呼べそうです。


飽きない、故に浮気しない
キャラやCPに飽きない以前に、見向きもしないという表現こそが正しい印象です。お気に入りのキャラに、彼女が推奨する相手以外を乗算すると、激しく反発される事もあります。誤ってリバ禁のCPを口走ると、すごく叱られた記憶もあります。そもそも、男関係を漁るぐらいなら趣味を漁るのが真のちょうオタ女さんでしょう。

結論:○ →その通り、男関係のトラブルは一般女性よりも安全性が高い。


逃げない、故に融通が利くく
例えばゲームに没頭して彼女との時間を取れない! となっても、彼女側も趣味で穴埋めできる。故に、結果的に許されるという理論。でもこれって男女関係ないや。もっと広い定義で、『ちょうオタクは相手を拘束しない』という話かな。

重度のオタは、趣味も恋愛も同順一位の最優先項目だから、どっちも命に関わるの! このくらい融通利く相手じゃなきゃ、はっきり言って長続きしないよね。その点、ちょうオタ男とちょうオタ女の利害は、気持ち悪いほどシンクロしてます。

結論:◎ →その通り、ちょうオタ女を選択する最大のメリットはココ!


案外前向き、故にストレスから逃避できる
つまらないケンカをしても、翌日にはケロっとしてるのがオタ女、という理論。確かに彼女の「あ〜オタクで助かった!」現象は幾度無く確認しています。直接恋愛には関係ないけど、彼女が独り手にストレスを解消できるなら、こりゃラッキーって話です。特にオタ男くんは、彼女を構う時間が、一般男よりも確実に少ないからね。

結論:○ →その通り、互いに個人でストレス解消できる強烈な趣味があるから、一人で気楽に遊べる。


自分が普通じゃないことを知っている、故に好みを押し付けない
「さすがにこれはヒゲ長すぎだよね、でも…」は名言。実はこの『でも…』は、現実には絶対無いけど、でも…彼なら実現してくれるかも! の『でも』です。もちろんこれは単なる願望です。決して強要はありません。

しかし男としては、好きな人からの妙な願望というのは、必ずしも無下にできないんです。だから、「関羽ヒゲ」や「武将ふんどし」をマジ願望される程度の覚悟は必要でしょう。そういう意味では、「周りに自分の好みを押し付けない」は若干の偽りがあります。そんな悲しそうな目でお願いされたらさあ…。オレは買いましたから、ふんどし。

結論:× →普通じゃないと知りつつも、実現したら超嬉しいドキドキ! と常に願望している。


認めあうことを知っている、故にケンカしない
ちょう女オタさんは、己の確固たる歪んだ趣向を構築する過程で、数々のプラトニックバイオレンス*2を経験しています。こうした経験が、ちょう女オタさんのオタク趣向を強固に濃厚にします。酸いも甘いも知り尽くしたオタ女さんですから、彼氏がどんだけオタ男でも、易々と理解を示します。

経験上からも、同じ題材で趣向の方向性が合わなくとも、そんなことでいちいち口論しません。互いに互いの意見を「なるほど、その説も面白い」と聞き入れてます。

結論:○ →その通り、さすがプラトニックバイオレンス。


安心できる、故に浮気を疑われない
何週間も会えず、たまに連絡を怠っても「またはてなでしょ?」「またムーさんとスカイプでしょ?」で終わるのが、ちょうオタ女さんのすごい点。でも、浮気を疑われなくたって、人並みに別件で嫉妬されます。それって結局、同じです…。浮気で不安がらないのはいいことだけど。

結論:△ →いずれにしても、一般の恋愛と同じく穴埋めは必要です。


王道を喜ぶ、故にちょろい
例えば「うんこ」って単語が大好きで、このキーワードに異様なる速度で超反応するのは、ちょうオタ女さんだけ! 下らない王道の冗談でも、素直に喜ぶオタ女さんは、貴重な存在です。ところでクサいセリフなんて心当たりがないのですが。

結論:○ →その通り、ベタな芸が大好きだからトークが長持ちする。


きっとアレも許してくれる
濃密なオタ女さんほど、オタ男くんの実態を分かってる。変なところが潔癖じゃないというか。萌え絵もフィギュアもロリ趣味も巨乳趣味も「はいはい」と二つ返事で許容するのが、ちょうオタ女さんの凄いところ。だから、いずれはスカトロも許容して下さい。

むしろ、男性側にそれなりの度量が必要です。BL趣味が苦手なオタ男さんは、オタ女さんから反感を買うかも。「わたしは許してるのに、あなたは許してくれないの?」と。故に男性は、ガンオタならアスキラ*3から、ワンピオタならゾロサン*4から、武将オタなら信蘭*5から、巨人の星なら星花*6から、王道で自習して耐性つけましょう。ノリノリで受け答えて女の子に引かれるぐらいが丁度いい?

結論:△ →男側が頑張らないとバランスがとれず、諍いに発展する可能性もあり。


お洒落している、故に張り合いがある
ここまで来ると、オタ・非オタに限らず、偏に個人差の問題とも思います。ただし、彼女たちは「オタクは汚い」という社会的な引け目から、一般の女性よりオシャレに気遣う意識度が高いと言えます。最前線で勝負してる前衛的ちょうオタ女さんは、キレイでカワイイですよ。レイヤーさんはスタイルも細かく管理してるイメージ。彼女に限って言えば、この点はたいへんな頑張りようです。スゴイ。

結論:○ →その通り、オタクだからこそ危機感を強く持って、オシャレに励む。


というわけで、若干の「×」と「△」はあれど、多くは「○(その通り)」でした。なーんだ、ネタかと思ったら当たってるじゃない、この理論…なんか悔しいぞ。趣味を共有して生きていく、という意味では、全国のオタ男の皆さんと抜群の相性を感じさせます。まずはBL知識を磨きましょう!*7

逆に、我々「ちょうオタ男」の評価は…!? 選ばれる立場に無いよなぁ…。

*1:自称

*2:ひたむきで純粋な趣向と趣向とのぶつかり合い。

*3:一例とはいえキラアスの人ごめんなさい。

*4:一例とはいえサンゾロの人ごめんなさい。

*5:一例とはいえ信長×秀吉、光秀×お蘭、お蘭×信長の人ごめんなさい。

*6:一例とはいえ父専の人ごめんなさい。

*7:本気にしないで下さい。