1504. 金田朋子さんの天然乙女は国宝級

金田朋子、33歳、声優。

誰ともなく「33歳でこの童顔と声はまさに東洋の奇跡」と言わしめる、今、各界隈でホットな天然乙女っ娘(33)。

これが正真正銘の天然というやつか。『キャラ』というかぶり物を被った、贋作のなりきり痛い系声優とは地力が違うぜ。わざとやっているならば、彼女の頭脳は、恐らく夜神月を超えます。それはそれで天才です。

背後から鈍器で殴りつけられたような衝撃を覚えました。この映像群を観賞続けていると、一言で言えば、そう。悶え死にます。

この映像は「金田朋子レティシアちゃん人形を作る」企画。そんな子供騙しの趣旨だけで、世間が注目を寄せるワケない。そう、この映像の真の趣旨は金田朋子さん(33)の奇行を楽しむこと」の一点張りだ。カメラマンさんも、笑いを堪えながら、世紀の大顛末をできるだけ生々しい状態で確保するのに超必死。ガマンに悶絶してる周囲の雰囲気からして、段々萌えてくる。

この不可思議な感覚、オレは身近に知っている。週刊少年ジャンプで絶賛連載中『斬』と、まさしく同類のニオイだ。神の領域にまで研き上げられた一流のネタ師だ。いわゆる夏の風物詩だ。バイオハザードのゾンビのように、続々と沸いて出てくる珍語録。ファインプレーの連続です。

とはいえ、映像一本あたり十数分。興味のない方が観続けるには苦しい量です。

まずは金朋がいかなる人物かを知って頂き、その上で映像を楽しむのがベスト。折しも、僕たち私達のインターネッツには、金朋に纏わる武勇伝が無数に轟いている。まずはそれらに触れ、彼女が解き放つ強大な電波エネルギーの片鱗でも感じて頂ければ幸いだ。


以下、1970年代が生んだ究極の30代にして天然乙女ッコ・金田朋子さん(33)、その才能の僅か断片を記した記録です。

中原「え〜、続いては北海道の方からのお便りです」
金朋「おー!インターナショナルですね!」

「沖縄旅行にパスポートが必要と思ってた友人」を思い出したが、それを超えた子。

白石「私は”自分は自分”って感じですね」
金朋「自分は自分ってなんかさ〜!戦時中みたいだよね、
    『自分は二等兵であります!大佐!!自分は自分は・・・・』みたいなさ〜」

基本的に、他人の発言にはリアクションしない子。

金朋「え!?今年戌年なの!?じゃあ私戌年初めてかもしんない!」

戌年だけはタイムスキップしていた子。

牛乳プリンを食べて、
金朋「牛乳って感じがあんましないですね。ミルクって感じ」

牛乳とミルクでは意味が異なる子。

最年長の金朋が「肉が食べたい」と言い出した。
そこで最年少の白石が必死になってハンバーグショップを
探してきたが、注文の段階になって金朋

「シーフードグラタンください」

他人の厚意を無駄にしてでも、時には貪欲に笑いを取っていく子。

こんちん「今年は日本のメダルラッシュということでね−」
朋先生「パトラーシュ!パトラーシュ!」

勢いだけの発言がキャラで済まされる子。

金朋「ON AIRはいつですか?」
スタッフ「生放送です」

生放送で緊張気味のスタッフを気遣う優しい子。

金朋「もうお別れなんですねー。だからエンディングの曲がかかってるんだ・・・」
高橋「え・・・なんにもかかってないけど・・・なんか聞こえてるの?」

デートでドライブしても音楽CDいらずの子。

金朋「巫女さんでいらっしゃいますか?」
神主「・・・」

この際、敬語を使えただけでも頑張ったと称えたい子。

英語で自己紹介
金田「My name is money rice.」

それちょっと過剰翻訳してる子。

緑川「ボーイズラブゲームですよ! 男と男の…」
金朋「うわー、私、ボーイズラブって見たことないんですけど」
緑川「見たこと無いっていうか、聞いたことないっていうか…」
金朋「あ、見、聞いたことあります。」
緑川「おっ」
金朋「あのー、ボーラブって言われてますよね。」

腐女子じゃないって思わせておいて、一瞬納得しかけたが、腐女子ではない別の何かをカミングアウトしてしまった子。

金朋「なんの肉なんだろうね?コンビーフってね?」
金朋「マスクつけると暖かいんですよ、だから泥棒とかはマスクしてるのかなって」
金朋ガチャピンってあれだよね?黄色の方だよね?」
金朋「早起きは三文の毒」
金朋「男の人の王様は北島三郎さんで、女の人の王様は八代亜紀さんだと思ってた」
金朋エジソン。天才は1%の才能と99%の努力である…才能がないってこと?」

高学歴なのに信じられない誤解をしたまま33年の人生を歩めた子。今日も日本は平和である。

萌え台詞を言うときは、声に息を入れるとうまくいくと確信した金朋
金朋「萌えイコール息みたいな。私のバイブは間違いなかったみたいな、バイブ、聖書みたいな」
宮村「バイブ“ル”!」
愛河「バイブで止めちゃだめだから!」

性の知識にはちょっぴり自信アリな子。

金朋「親近相姦だっけ、なんだっけ?」
みゆみゆ「何言ってるのー!? 言い間違えてる上に何言ってるの!!」

性の知識には時折自信なさげな子。

松来「第6話をひとことで、言うと?」
金朋「6話です」

時には直球の子。

金朋<それで、ちんちん代謝
小野坂 <ちんちん代謝って、事務所に怒られるぞ!新陳代謝だろ。
金朋<違うんですよ〜!小野坂さんの顔見てたら言っちゃったんですよ〜!
小野坂 <なんで俺の顔見たらちんちんって言っちゃうんだよ!

小野坂さんを何だと思ってんだこの子。

30歳にして居酒屋で入店拒否される(運転免許証を見せるまで成人と信じてもらえなかった)
満員電車に乗り「潰れちゃうから押さないであげてください!!!」と知らないおばさんに助けられる
ラジオ番組の取材で小学生以下のみ乗れるというポニーに乗りたくて事情を説明しようと思ったら説明するまでもなく係員に何の疑いもなく乗せられてしまう

お肌も折り返し地点なのに、若さ自慢ではまだまだ若いもんには負けない子。

日本酒を抱きながら、たいへん上機嫌な映像

全盛期の志村けん「よっぱらい芸」が、背後にダブって見える子。(※これは必見! / 3:58)

金朋 「中学入試のときにお守りを首にかけていたんだけど、
    トイレに行きたくなっちゃって、もっていったら引っ掛けちゃった」
松来 「どこへ?」
金朋 「おしっこ」

さすが30代ともなると、多少の下ネタなんて屁でもない子。

金朋「この番組はメールアドレスを募集しています」
金朋「みなさんでは、番組の募集しています」
金朋「(電話番号を読み上げて)おたよりお待ちしております」
金朋「今日も番組からたくさんのお便りありがとうございました」
金朋「(番組最後に文化放送の周波数(1134)を言うところで)イチ…イチゼロ……ニ…、1094?…バイバ〜イ」

バイバ〜イ!


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