1456. 第18回 - 秀吉謀反

噂に名高い、松永弾正の爆散が映像で見られて大満足でした。己が首と平蜘蛛の茶釜は信長の目に触れさせたくない、そんな信念と執着を感じさせますね。戦国時代なのに死因が爆死というアグレッシブな死にざまに感動しました。

  • 森蘭丸渡辺大)の初登場。アブナイ信長様とアブナイ関係に走るのでしょうか。
  • 信長の「お蘭!」も今週だけで二回も聞けて幸せ。
  • 寧々「お先に参らせて頂きます」→秀吉「どこへ参る?」
    • 静粛な雰囲気が一気に漫才へ。
    • 流れの変え方が上手い。
  • どの武将より先立って秀吉と杯を交わし、皆の前で舞う千代。千代が戦国乱世を収める勢いです。
  • 松永弾正(品川徹)の謀反を、六平太→一豊→秀吉に言上。秀吉は直ちに安土城に向かう。
    • なんとしても千代と一豊を歴史の表舞台に絡めたいらしい。
    • これじゃ中村さんも堀尾さんも太刀打ちできないよ。
  • 「槍ばかり振り回す武将はもういらん」と、秀吉は一豊の知恵を試した。
  • この試練に打ち勝つことを、心の片隅で期待してるであろう秀吉のツンデレっぷりが微笑ましい。
  • 一豊の調略は後手に回り失敗。調略で働けず、再び女子供や僧侶まで手に掛けることになる。
  • 一豊は深くショックを受けたようで、責任感じてるんだろうなあ。
  • 吉兵衛が一豊の迷いを一喝する姿は格好良かった。このシーンは名セリフが多いな。
  • 出陣前夜、千代は一豊に、秀吉にどう試されようと自分を貫いて欲しいと願った。それは今の一豊にとって、一番の慰めになる言葉だと思いますよ。
  • 弾正さんは首がゴキゴキ鳴りすぎです。どんなキャラ付け!?
  • こんなNHK戦国大河は型破りすぎる。
  • 秀吉、光秀、勝家の政局争いが激化。
  • 北国を担当する勝家は、信玄の一件で立場を危うくし、秀吉を逆恨み中。
  • 丹波を担当する光秀は、聡明で実直で、「生きてること自体が辛い」と鬱っぽい。
  • 中国を担当する秀吉は、勝家と距離を置き、光秀との親睦を深めた。裏では光秀をどう思ってるか楽しみ。そして心底では光秀に同情してそうだ。
    • 臆病者・勝家と呼ぼう!
    • ダウナー系・光秀と呼ぼう!
    • ツンデレラ・秀吉は健在!
  • 咳き込む半兵衛。彼の死期は近そうだ。なんて予想してると、ナレーション「今生の別れになる事を千代はまだ知らない」とかネタバレされるし…。
  • 毎度言ってるけど必要ないよ、この死亡フラグぽい死神のナレーション!
  • 黒田官兵衛斉藤洋介)の働きは前略して唐突に登場。こんなじゃ、彼に感情移入できないって…。


迷いと情

  • 今後は「迷い」=「情」を巡って、物語の主軸が動く様です。
  • 一豊や光秀は、常に「迷い」がある人。
  • 今の信長には「迷い」がない。
  • 秀吉は信長のために「迷い」を捨てているが、本来の彼は「迷い」を持っている。
  • 迷いとは情や優しさであり、今後の展開で『本来は悪いことじゃないよ』的にまとめるのだと思います。
  • 千代や濃(和久井映見)は「迷いは情である」「人の上に立つ者は迷い(情)は必要」と説いた。
  • 光秀や吉兵衛は「人の上に立つ者は迷いがあってはいけない」と述べたが、光秀に関しては、心底でどう思ってるか不明なまま。