1283. ねつ造論文記念切手が大人気

記念切手に責任はない! ということでしょうか。

(ファン・ウソク)教授チームの幹細胞の培養成功を記念し発行した記念切手が、「論文ねつ造問題」の中でむしろ人気を得ていたことがわかった。

黄禹錫(ファン・ウソク)教授チームの論文捏造が社会問題になったため、記念切手のレア度を高めているようです。話題性で価値が反発、まるで株価みたい。「黄禹錫切手」は捏造判明後も販売されていたんでしょうか。切手には責任ないけど、それを売る側のモラルは問われるような…。

さて、その「黄禹錫切手」ですが、話題性もさながら、きってのデザインも売りの一つのようです。

切手には、「クローン人間、胚性幹細胞の培養成功に伴う特別切手」という文字が刻まれているほか、車イスに座ったせき髄障害者が立ち上がり、友人たちと抱き合う過程が描かれている。

 「不治の病の治癒(ちゆ)に対する希望を表現している」と声高々に唱えた郵政サイドの期待は見事に空振り。捏造問題は今や、お国を挙げての恥さらしと化しているような…。