1276. 寝過ぎはもったいない

「寝過ぎはもったいない」と、そんな風に思った時期が、僕にもありました。

まずは個人的な話から。オレは平日の睡眠管理を「48時間」で区切ります。48h中の6h〜10h眠れれば安泰。仮に月曜の睡眠時間が1時間でも、火曜に5〜7時間寝れば差し引きゼロで問題なし、という感覚。まだまだ若い(と言い聞かせている)ので、一日くらいの貫徹はものともしませんし、最低でも二日間で8時間も寝れば上出来かなと思います。

「寝過ぎはもったいない」って気持ち、よく分かります。特に仕事が忙しいと、一日24時間が「仕事+食事+風呂・睡眠」で終わりますもんね。無駄なく眠って自由時間を勝ち取りたい気持ち、よーく分かりますよ。

けれど一方で、睡眠から醒めるまどろみの中で「もう少しだけ夢を見てたい」と願望し、暖かな布団に包まれてその欲求を叶える『堕落した寝過ぎ』も、結構幸福を感じる瞬間ですよね。平日はそれが叶わないだけに、休日の睡眠はついダラダラと寝過ぎてしまうことがあります。

学生時代の頃は、平日も休日も関係なくピシッと起きることができたのに。社会人になってから、休日の睡眠管理は堕落する一方です。