1269. 古畑任三郎 ファイナル 第三夜「ラスト・ダンス」

昨日に続いて第三夜。例によってオレは古畑シリーズを真面目に見続けたファンじゃないので、真に古畑を愛しているファンの皆様にはつまらない内容と思います。先だってお詫び申し上げます。 -眼鏡のお姉さん最高すぎます。

  • しかも人付き合いに臆病な物書きさんですよ。…きたよ…きちゃったよこれ…!
  • 新年早々、知的美人の究極系を垣間見ました。
  • 「主人公の出番を少なくしてほしい」って要請、三谷先生の経験談かな?
    • 主人公の過去回想で子役を使った三谷ドラマを調べなきゃ!
  • 打ち上げにて、脚本家・プロデューサ・役者のありがち挨拶も経験談からか。
  • 仕事以外は口下手の古畑さん。これも三谷先生が自身を投影していそう。
  • 今泉さんが終始「鶴田役の下ネタ」にショックを受けて、最後まで根に持っている様子がいちいち可笑しかったです。
  • 走り役の今泉さん。後半は毛髪の乱れ方が放送コードぎりぎりでした。
  • ファイナルシリーズ、今泉さんの毛髪が以前より異様に増殖して気になってた。
  • あれは増毛ネタではなく、単なる出オチに過ぎなかったのね。
  • 女性カツラを脱ぐとき一緒にヅラがもげて「ファイナル最終夜でヅラがばれる」壮大な伏線だと思い込んでました。
  • なぜ古畑さんは、恒例・今泉のデコ叩きを途中で制止したのか。
  • 今泉さんが嬉しそうにしたから?
  • 今泉さんの毛髪の環境問題に気を使った?
  • 姉妹なりすましトリック。謎解き編の前にリアルタイムで気付いたヒントは三点。
    • 黄色コートの反応があからさまに違った。
    • たまにしか訪れない事務所なのに、インターフォン等の操作が手馴れていた。
    • 犯行時の立ち振る舞いがあまりに計画的すぎた。予行演習もなしに、あれほど手馴れた犯行・移動は考え難い。
  • そもそも『一人で双子二役』って時点でオチが見えてた感はある。
  • って、これは言わない約束か。
  • それから、これは些か見当外れな見方だけど、妹が毛嫌いしたピンキーぬいぐるみを化粧品や衣装と一緒に捨てなかったのも、なりすまし疑惑を感じさせた。
  • 仮に犯行者が妹とすると、姉のオシャレが気に食わなくて化粧品・衣服の類を隠した・破棄したなら、趣味の合わないぬいぐるみも一緒に捨てるのではと勘繰ってしまう。
  • 姉妹入れ替わりを隠蔽するミスリード集。今覚えてるのだけ。
    • 化粧品と衣装を隠す行為。妹が姉のオシャレに気を良くしなかったのかな? と勘違いさせる場面。「私だと思われるでしょ!」って不快感を表していた程だし。
    • 「今度三人で食事に行きましょ?」と使用人さんを気遣う場面。今さっきなりすましをはじめた『人付き合いの苦手な人間』が、いきなりここまで気遣えるとは思えなかった。ここで完全にころっと騙されたよ、オレは。やるな姉さん。
    • 使用人女性へのたどたどしいお別れの挨拶。事情に詳しくない妹が姉に扮して頑張ったように見えたんだけど…使用人が勤めて何年目か本当に忘れてたのかアンタは!
  • 『美人の知的眼鏡』という魔力か呪術か催眠術の類で姉を崇拝してしまったのだ。
  • んなもん、一般的に健康的な男子は全員騙されるやん!
  • 第一話・少女漫画作家の回とリンクしたのはお見事。
  • エンドロール。最初は制止していた二人が、不器用なりにも徐々にダンスを始める絵が初々しくて、なんて後味いい幕引き。
  • これで古畑任三郎ファイナル終幕。
  • まだまだ続きそうな終わり方なのに、惜しい作品が終わってしまったなあ。