1207. 先走り汁行感想 - 太臓もて王サーガ 第18章「デートの氏腺液なUSO」

待てェーい! いくらなんでもこの掲載順は落ちすぎだ。今さらながら猛プッシュさせて下さい。残念ながら漫画の知識量はあまり持ち合わせていませんので『元ネタ考察』とかできないのですが、そこは持ち前の純情少年感想テク(純情少年感想のテクニック)でカバーしたいと思います。

ペロたん
前作スピンで最も好きなだったキャラ・ペロたんが表紙に登場は嬉しいです。毒舌だけならCP9レベルの極悪うさぎ。いつかモテ王本編にも介入してほしいな。「ス…まわるです」と危うく出所が漏れてちゃった。このギリギリ具合が素敵。まわるちゃんの暴走、今度は石仮面! 編集煽りもディオ様のパロセリフで、太臓スタッフ陣はチームプレイで危険球を投石しはじめました。暴走するとパロに走るキャラは、まわると大木玲夜のツートップで決まりでしょうか?


思い出の氏腺液
下ネタも相変わらず軽快なノリ、ごちそうさまでした。ところで今回はものすごい勢いでネタ振りを頂きました(怒ってなんてないんだからね! そんなつもりじゃないんだから!!)ので、感想界の皇帝・かがみさんを前にして誠に恐縮ながら、一筆啓上いたします。”恐縮しながら下ネタ書く”ってシチュエーション、滅多にないぞ。どこの変態のマゾプレイですか。

カウパー駅」を話題にすると、セピア色に染まった切ない青春を思い出します。そう、あれは小五の夏休みの頃でした。『カウパー氏腺液バルトリン氏腺液』は早口言葉なんだよと、幼馴染みの中二の兄ちゃんに見事に騙されてましてね、ハハ。罰ゲームで、その早口言葉を「好きな女の子の前で三回口走る」ことになったんですよ。今思い返すと、口走るつーか先走り汁ですよね。ナニ上手いこと言ってんだ。


初めての氏腺液
そのファーストインパクトが忘れられず、一日にして『カウパー氏腺液』と『バルトリン氏腺液』をセットで憶えた奇跡の小五男児誕生。その日に意味も教えてもらったけど、あんまり理解できてなかった。ある意味キュートな小学五年生。さあ萌えろお姉さん! ばっちこい!


秘密の氏腺液
ところでそれぞれの氏腺液、なんとなく語呂が『パパウパウパウ』とか『バルバルバル』とかジョジョっぽいんです。カウパー氏腺液とかバルトリン氏腺液と言って女の子に「はぁ? なにそれ?」って冷たい態度に出られたら「ジョジョに出てくる効果音だよ」と答えましょう。すると心優しい女の子一同は「ドジこいたーー!(シュトロハイムの顔で)」とリアクションしてくれるから、多い日も安心です。セナとツナを間違えるくせにカウパーバルトリンは紛うことなくさらりと言えてしまう自分の人生を反省したい。


暗闇で氏腺液
そんなカウパーくんとバルトリンちゃんが年甲斐なく色気付いて暗闇でドッキリ*1しちゃうシーンをほんわほんわ空想科学する・通称ムフフトーン、きたこれ。大亜門先生のいちご100%ネタは、他のパロと濃度が違うなあ! あと、地味に遊戯王が大好きなんですよねえ。バンデッドキース君なんて、読者の何%が拾うネタだよ!


BL志向
下ネタよりも軽快な腐女子ネタ。以前からかなり意識した『女性読者囲い込み』が描写されていますが、今週はまた強烈だ。「男二枚」なんて発想、このタイミングで普通出ないですから! 尾行を理由に宏海と悠の裏デート(隣同士でジェットコースターて!)させたり。ホモ描写が嫌味にならないよう、お笑いメインで生臭さを掻き消すバランス感は絶賛したいです。


これ、太臓の猛プッシュ感想になってないような。猛プッシュしてるのはどっちかっつーと氏腺液の話だろ。

*1:闇神コウ先生原作。偉大なるWJの打ち切り漫画。