1195. 明日書けることは好きな時に書きなさい

そうとも。我々「毎日更新ブロガー」が最も恐れるのは、毎日更新が途切れることそれ自体ではない。更新途切れが惰性化し、更新の頻度が減り、ついには更新しなくなる。そのような事態への恐れなのです。

「明日できることは今日やりなさい」とは日本教育の賜物です。とってもよい子だったオレは、この言葉を疑いもなく信用し、宿題も塾通いもそつなくこなし、その後も人生紆余曲折あり、今もこの場でこうして日記に感想に毎日・毎週更新します。

しかし「明日できることは今日やりなさい」とは、勉強や仕事のことであって、どうでもいい趣味や遊びは含まれない都合の良い言葉だったのです。言うなれば、おやつにバナナはOKだけど、水筒にバナナジュース*1を仕込むのはダメ! 我ながら分かりにくい例えですが、要は言葉の彩だったのです。日齢・9000日を越えたところでようやく気付いたよ。これぞ言葉の多重トリック。日本教育にしてやられたり!

何も思いつかない、何もない、というところからどうにか書くことを見つけて、書いて、それが思ったよりよく書けた時の満足感、どうにか書けたやん、という達成感のような自信はとても気持ちが良いものだったりする。

オレも「最初の三行考えつけばあとは勝手に筆走る」タイプの長文屋ですから、この引用箇所の感情は、見事にシンクロします。題材にも寄るけど、冒頭三行のネタあれば、三〜四本の別記事が生まれるでしょう。

そして今日も「明日できることは今日やりなさい」と書かれたタスキを大切に掴んだまま、終わりの見えないブログマラソンを駆け抜けてゆくのでした。

*1:バナナジュースって聞いたことないけど…。