1154. 先行感想 - ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 第45条「別離」

今週号の「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」について、大きくネタバレを含んだ感想記事です。未読の方は閲覧を控えて下さい。

大増23Pで、草野の涙のコマ数まで大増です。

脅威の20コマ
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」が連載開始以来、第45話時点にして脅威の新記録を樹立。草野が目に涙を浮かべるコマ数、合計20コマ…! この記録、今後打ち破られる可能性は極めて低いですよ。なんせ20コマ泣いてるって事は、1話中に20コマ以上登場しなければならない。草野中心の話で、なおかつ草野が乙女バーニング・ギア・セカンドにギアチェンジでもせねば、到底記録塗り替えには及ばない。

この記録、実はムヒョロジだけでなく、週刊少年ジャンプの新記録候補じゃないのか? 女キャラがベソを掻くなら分かるけど、男子キャラが20コマ涙を見せるのは、これはなかなか無い! こんな序盤で泣いちゃって、最終回はどんだけ泣く気だ草野くん。

ムヒョロジ舞台特定カウントダウン!
これまでの情報をまとめつつ。事務所周辺の舞台が、大分絞り込めてきましたね。

表紙二回目
ジャビンの表紙を飾るは、なんと表紙二回目となるトマトちゃん! このトマトちゃん、草野のエプロンのロゴになっていたり、草野愛用の枕だったり、この世界内では人気のキャラクターなのかもしれませんね。

選りすぐり乙女フレーズ
どこから突っ込めばいいやら…降参ですっ。

  • 「ちゃんとゴハン 食べてね…」 見える! 草野の背後に『幼馴染みヒロイン』の霊が見えるぞォォ!
  • 「約束したんだもん…!」 出ました”だよもん”病。
  • ひっく いやだぁ!! ボク… えぐっ ボクもっと頑張るからぁ」 的確かつ確実に萌えワードでえづく草野。これにはカカシ先生も「信じられん…アイツ 乙女の天才か!!」と絶賛です。

玲子さん再登場
ごく個人的に、WJの中でもトップクラスの萌え度を抱く玲子さん再登場。めちゃ嬉しいです! これで今のジャンプに過疎していたお姉さん成分を大量摂取できるぞ! ラスコマ一個前の「そういえば ……?」の悩ましげな表情がサイコー。

〜ここから真面目な感想〜
なんと六氷五嶺の勝負さえ活用して草野の成長を試しました。しかし草野は他者依存の気持ちが強い。終始六氷に頼りっきりで、今回もやはり自立できませんでした。六氷が草野に期待したのは、つまりそういう事でしょう。

上下関係で規律される部下ではなく、自分の背を任せられる相棒を、六氷は欲していたと思うのですよ。対して草野は「命令」を欲しました。しかしそれは、上司・部下のすること。六氷の目指すものは、合図などなくとも意思疎通し助け合うパートナーなんじゃないかと。六氷の求める理想は、今の草野にはハードルが高すぎました。小畑先生のアシスタントくらいハードル高すぎました。

そしてナナは就職先に「魔法律家関連」を選ぶようです。一般の高校にそんなん載ってるのかよ! 絶対怪しすぎるって…人生棒に振るぞ。だけど、普通にカメラマンの進路に進んでも心霊写真家になっちゃうんだよねえ。ある意味呪われた運命だなあナナも。

おまけ
信じてたのに!
ああ知ってたさ。彼を信じるたび、裏切られるって事くらい!


えーと、次週は「表紙&巻頭カラー」でムヒョロジ特記感想が確定なのに、今週のここで特記してしまいました。草野が妙な伝説を樹立するのが良くないんだ! 二週連続で特記て…はぁ。まるでDEATH NOTE扱いかよ。