1139. 週刊少年ジャンプ - 46号

ジャンプのお供にはスナック菓子と炭酸飲料というオレルールが存在します。これはいわば大学時代からの黄金律で、この組み合わせの前には一週間の疲労やストレスも木っ端微塵に吹き飛びます。大学時代は貧乏だったので、お菓子はコンビニ100円均一のものばかり選んでました。だけど最近は、値段を見ず直感で買うようになりましてねえ…。炭酸飲料も今や酎ハイにビール。大人の階段ってのはこういう事かと実感してます。だけどWJはWJのままなのね。

表紙
 表紙は250回記念HUNTER×HUNTER。ポリゴンのようにトゲトゲと表現されたゴン。とうとうゲームの表現力もここまで成長したかと誤解を招きかねません。このように、表紙のみで観衆からミスリードを誘う冨樫先生は偉大です。ところで森田先生のカラーの出来映えが絶品過ぎますぞ。色数の少ない冨樫先生の表紙が可哀想な程。このように、表紙のみで観衆から同情票を誘う冨樫先生は偉大です。あわよくば次回休載しても「先週はカラーが大変だったから…」と称賛されるレベル。もちろん全て計算尽くですから冨樫先生は偉大です。
祝!! 連載250回突破記念
 なのに今話は255話。多分カラー原稿が5週(+休載した週)間分も間延びしたんだろうな…。振り回されっぱなしの編集さんにちょっぴり同情。
ハンターハンター試験番付
 おそらく大多数の読者にとっては不快極まりないハンター番付企画。数えて三回目。もうダイスなんかPCに乱数吐かせて全自動化しちまえー! 気になる競技の内容は、さすが遊技を考案するのが好きだけあって、全部の原案がオリジナルなんでしょう。サバイバル形式だから、優勝狙いなら最終競技で一位を狙うバランスを考えればよし。…まあ、パラメータよりも完全に運だよねえこれ…。
ブラックキャット・ゲーム化
 アニメ化に続いてゲーム化。アニメはとんでもない復活の仕方です。せっかく原作とは違うオリジナルストーリーなのに、原作より劣化したシナリオってどんなだよ。正直、もう想像も付かん! 逆の意味でファンを喜ばせてます?

健闘枠: HUNTER×HUNTER ONE PIECE 魔人探偵脳噛ネウロ
特集枠: べしゃり暮らし

カラー満載
レオリオとクラピカってまだ忘れられてなかったのね。メインキャラの一端でありながらこの未登場っぷりは、しかし物語至上主義の読者には嬉しい限りでございます。無理に登場しなくて良いですから、冨樫先生の想定シナリオに従った彼らの極上の活躍っぷりを期待しています。

ナースのお姉さん
本編2P1コマ目、指示を出してるナースのお姉さんが超好み。ジャンプ本誌で冨樫さんの絵から”萌え”を感じ取れるなんて、今後二度とない機会やもしれぬ。これだけぼったくり価格の闇病院ですから、医師達も念能力が使えそうです。

通貨やレートの細かな設定を、こうした何気ない場面で小出しにしてくるのは、もはや見事としか言いようがない。一見物語から逸れたどうでもいいやりとりですが、ハンターの世界観は確実に広がってます。最近の読み切り作家さん達は、逐一セリフで説明しながら物語を進行するのがお好きなようで。こういうプロの演出力は、是非とも見習って欲しいポイントです。

ナックルとメレオロン
「そりゃハンパねー」とすっかり笑顔のメレオロン。この意気投合っぷりは演技か本意か? 相手はあのナックルだし、既にメレオロンから認められていてもおかしくない。警戒心の強いシュートまでアントの側にいるのは納得いかないなァ。だって、シュート達がメレオロンと合流してまだ一日だよね?

イカルゴ
一端の兵隊長だったイカルゴがキルアに認められ大出世。死亡フラグ漂ってるのが気になります。ゴンやキルアを怒りの頂点に押し上げる捨てキャラ? いやいや、こういうキャラほど意外にも際立った活躍するんですよね、ハンターじゃ。

「あと3日…!!」
でもタイトルのカウントダウンは「6-12」と、真の決着が6日後であることを告げている。やはりこのまま一筋縄に計画が成功するとは思えない…。

シャウの読心能力
他者の心を読めるシャウですが、イマイチその能力を生かせぬままアカズの監視役を続けてます。監視なんて一番活躍の少ないモントゥトゥユピーと交替でやればいいのに。いつの間にやらネフェの手術も終わったようで、王の腕は完全復旧してました。メルエムは見れば見るほどセルだなあ…。

生き返ったら友達が増え、家庭も安定、驚くほどモテモテになって、その上出世運でも風影として君臨し、本当に買ってよかったですパワーストーン 我愛羅を支持する里の人は、今まで里の雰囲気に飲まれ抑圧されて、本音を言えずにいただけだったの? イジメと分かりつつ里の社会性に流される大勢の人々、みたいな。どうにか理由作りを考えてみたけど、今週のはかなり我愛羅に都合良すぎです。「アイツを分かるのはオレしかいないぜ!」と勢い付いて正義感奮ってたナルトが、今となっては哀れすぎる。ヒナタなら分かってくれるさ。

* 3(5) BLEACH
ブリーチにおける巨乳に対して『虚乳』というキーワードを作り故意に流行らせようと頑張ってるけど、男性読者の大多数は巨乳大好きっ子なので当然流行るはずもなく、オレは一人涙で枕を濡らす日々です。松本と織姫が虚乳でおしくらまんじゅうしてる図に激萎えですごめんなさい貧乳成分を下さい。だけど久保先生の非健康的で痩せっぽちな貧乳はやっぱり萌えなくて、オレはブリーチに萌えを求められない人種だと悟りました。そういう人種には、今話はかなりキツかったのです。

松本の慰めは、そのセリフが自分に当てつけた言葉だと感じます。市丸にフられて裏切られても明るく気丈に振る舞う松本さん。しかし実は精神的に堪えていて、元気な態度は事実から逃げているだけ。そうした一面を隠し持ってるからこそ「逃げずに受け止めるアンタはカッコいいのよ織姫」と諭せたのではないかな? これ、裏返せば自分がカッコ悪いって認識してる訳だ。ナイス姉御肌。

グリムジョーはヴァストラーデで、残る五体はアジューカスかな? 同行者達の態度を見ると部下っぽくないんで断定できないけど、グリムジョーは命令してるっぽい。とりあえずジョーはヴァストラーデ決定で。名前はからっきし三下のくせに。

大活躍の妄想を指摘されて、照れながらも隠さず白状するセナに大好感。自分の恥ずかしい部分をさらけ出せる奴って格好いいって思う、すごく憧れる。オレはこういう振る舞いが苦手なんで、セナみたいな男になりたい。コータロー+三兄弟のツッコミコラボが遂に実現。四人とも楽器出来ないんだろうねきっと。「楽器がデキル男」=イケメンって認めてるからよっぽど悔しくて、憧れが嫉妬のエネルギーに置換されてしまう。知らず知らず過剰なアンチになってしまう。こうした等身大の男子高校生らしいリアクション、とても微笑ましいです。

セナヒルコンビネーションをヒル魔が自称するところが燃え所。ヒル魔のことだから、こうやってハッタリかまして相手を竦めとるのも策の内なんでしょう。赤羽の柔軟な頭脳プレイか、ヒル魔の綿密計画型頭脳プレイか。頭脳勝負の第一戦、見物です!

* 5(2) ONE PIECE
絶対にパンチラしない同盟発動
ナミさんのミニスカは言うなれば、お祭りのくじ屋に並ぶゲームソフトの景品のようなものだ、そんな先行感想です。

よいこ吾代
かわいいよおにぎりマークかわいいよ。残り一つが明太子は危険球じゃない? 弥子達が帰ってきたら、吾代が空腹と腹痛(明太子があたって)の絶妙なるコラボレーションに陥ってて、とても可哀想な絵が今から期待…いやいや、想像できるのですが…。ガンバレ吾代、本編は解答編に入ったからあと二週間で帰ってくるよ!

ロージーのネギ丼
きたこれ、ムヒョロジのコミックス三巻おまけ漫画ネタ。クッキング女王あのお嬢様にやられる前にオレが作ってやる! と週の初めに気合い入れてたけど、今週めちゃめちゃ忙しくてそれどころじゃなかったです。多分作っても、ご本家のクオリティの高さに恥をかいただけですよね…。

ロージーのネギ丼の作り方

  • 材料(二人前)
    • ネギ…1本(半額値引き品)
    • タマゴ…2個(半額値引き品)
    • 白だし…大さじ3
    • さとう…大さじ1
    • 水…1/2カップ
  • 作り方
  1. ネギを刻む
  2. だし汁で五分くらい煮る
  3. 溶いた卵でとじる
  4. 草野の乙女顔で「うっしょー」と微笑む(※最重要)
  5. 別アングルから草野の乙女顔で「親子丼みたいでおいしいんだぁ〜」と微笑む
  6. 次はベジタブルカレーだよ!

もはやネウロ感想じゃなくなってる。

今日も鍋
最近冷え込んできたので、鍋が恋しい季節になりました。グルメ漫画(?)描いてると、ファンから美味しい食材が送られたりするのかなあ。それを鍋でぐつぐつ煮て頬張ってるのかなあ。松井先生が羨ましいッス。

ネウロの涎
リボーンの硫酸ネタより刺激的でした。ネウロの唾液一滴でにこんな爆発力を発揮してたら、熱心なネウヤコ派の同人作家の皆さんは肝心な絡みのシーンが描けず根本的に困っちゃう! でも、都合の悪い設定は無かったことにするのが同人界の鉄の掟です!(多分) 妄想でこんなこと書いてたら、まーたお叱りを受けそうだよ…。

細かいネタ

  • 電卓に残された「911333」。ケータイ・ポケベル・キーボードのダイイングメッセージ置換ネタは、平成探偵モノのお約束でしょう。
  • 布団を布団叩きでバシバシして騒音に。あの衝撃ニュースを元ネタにしましたか。
  • 自然淘汰さ」背景でカブトムシ達の死骸。どうして昆虫なんだ、謎は深まるばかり。
  • サザエさんのエンディング絵、家のしなり具合が上手い具合にコラボってる。

持ち上げて突き落とす
一般ギャラリーの弥子に対する驚愕リアクションが絶妙なハマリ具合で、お腹いっぱいです。大学教授のニヒルな態度が気になります。この余裕っぷりからして、彼も犯人分かってるんでしょう。

イデアを売りにした泥棒漫画で、まさかの「借用書」語呂あわせ。それめっちゃ偶然やんけ!(三回転半ムーンサルトツッコミをキメながら) 一話完結なのは好ましいけど、伏線もトリックも意外性もなく、センスが冴えない。これはまさかのタカヤ越えではあるまいか? お菓子漫画が森漫画に負けるなんて。

スプレッドチュロスのギミックは面白かった。遠隔操作した形跡もなく筒が伸びるなんてポルタ天才やん! 『盗具』を発明する話がメインだったらサブタイの「知恵」もマッチしたのに。どういう原理か分からないけど、きっと思いの強さが通じたのでしょう。叫んだら曲がったりスピードが増すミニ四駆のアニメみたいで笑えました。

* ※謝罪
これ以降の感想は、時間が取れないため短文感想となります。神さま時間を下さい。

主人公じゃないと悟って怒怒んパッチ。ドラゴンボール見開き広告の後にこれは、かなり衝撃的。無茶な展開もボーボボなら許せるなあ。「連載四年半」と首領パッチが叫ぶ場面から、「ああやっぱり連載終わるんだ…」と悲観したりも。つけものが自虐に走るハジケっぷりが素敵でした。ダンディの頭はいつまでも危険で安心しました。

特集枠扱いで書く予定でしたが、時間の採算が取れず断念。『どっ』が気になるようになってきた。ワンピ的『ドン』、遊戯王的『ドン☆』の一種と思い込みこれまでスルーしてきた。しかし『どっ』って擬音は空気レベルじゃないんだ。読者の笑いを操作するある種の意図が含まれていて、一度気になり出すと「意地汚さ」すら感じ始める。弱ったなあ、純粋にお笑い漫画として笑えなくなってきたぞ。

学園ドラマ仕立ての脚本のノリがとても素敵です。GTOみたくドラマ化すれば、面白い作品が仕上がるのではないでしょうか。森田先生の絵柄的にもアニメ化よりドラマ化が似合っていると思います。そんなオレはろくブル劇場版をリアルタイムで見てました。主人公が猫で泣くシーン以外全く憶えてないんですが...。

おまけ
オレ達は伝説の目撃者
オレ達は伝説の目撃者だ!

最初から大人ランボ投入でウザ展開を回避。シリアス維持のため必要な処置か。でも、天野先生はかなり我慢して、泣く泣く大人ランボだけを描いた苦心はよーく分かるよ。骸編が終わったら子供ランボメインの話が描かれる気配すら感じるもの。おやおやツナさん、ラッキーマンの中の人でしたか。大亜門先生ならここですかさず、親指のツメのササクレをアップにして説明するところでしたぞ。

* 11(15) 銀魂
元来「銀魂」より「ジャンプ魂」で形成されている空知先生のことだから、ギャグが売りだけどバトルも描きたい血が騒いじゃうんですよね。でも、本来ギャグ漫画のバトル展開は人気取りのテコ入れなのに、銀魂はバトると掲載順が落ちちゃうの。それでも戦わずには居られない、根っからのジャンプ気質な空知先生がオレは大好きです。高杉に怖じ気づく神楽のラスゴマ。強い危機感を煽ることに成功していて、ナイス演出です。

何ヶ月ぶりですが、久々に草野くんの乙女ウォッチングでもしておきましょうか。

  • [3P2c] 緊迫の場面にも関わらず草野くんが唐突にデフォルメ化。必要以上に可愛らしさが漂っとるー!
  • [4P4c] 六氷の負けに絶望して我に返る草野くん。その表現はなんと『プルプル』!(目を瞑って顔を横に振りながら)
  • #プルプルなんて擬音で首振っていいのは、今のジャンプじゃ天の助しか許されねェ行為だろうがァァ!!
  • [8P6c] 当然のようにもらい泣きしちゃう草野くん。隙あらば必ず涙する草野は、もはやジャンプ界の徳光さんだ。
  • #一度、草野が涙を浮かべる回数を話数ごとにカウントして集計を採ってみたいものです。
  • [9P4c] 恣意的な指摘かもしれないけど、「ムヒョ…?」と六氷の名を呼ぶときの草野って、1.5倍増しくらいで色っぽく見えるんだよね。好きな人に恋する顔なんだよね。そんな乙女の一面を覗かせる一コマです。
  • [9P6c] 「え!?」と驚きながら目に浮かんだ涙をキラリと弾いて魅せる草野くん。乙女バーニングキタコレ。すべてが乙女因果律の元に計算尽くですよ。
  • #タイトルを「(ムヒョと)ロージーの乙女因果律相談事務所」に変えても違和感ないと思った。
  • [11P3c] 形成逆転を賭け、ナナと協力しコックリさんの図を書く草野くん。って正座かよォォォ! 危うく女座りになりかけてる所が煮えきれないっ。中途半端が一番ダメだよ草野くん!

抜き打ちでやってみたけど、いつ調べても草野の乙女っぷりは計算尽くです。

タカヤの選手紹介パロで即死。木嶋の紹介に「クール」というキーワードが乗っかるだけで、否応なくそれを連想して大打撃。サムライすら目に浮かぶぞ。パロも素敵だけど、太臓スルーを大オチに使った扉絵のネタが一番笑えた。オリジナルの笑いも生き生きしており、安心して読んでられる。テニスのアクロバットといちごの映画撮影を前菜に添え、ムヒョロジでフィニッシュ!

で、特別印象に残ったのはトランセル。元ネタは『さなぎポケモン』で、トランセルの特技はかたくなるしかありません。たいていの男子は一匹トランセル飼ってますから! いつか美しい成虫になる、その日を夢見て。

おまけ
待望の…
気が付けば、今週の感想は草野だらけッス…。→このパロの元ネタはこちら。

* 14(-) 闘魂パンダーランド〜学業立志編〜(読み切り)
笑いどころ見付ける方が難しい。思えば前作のパンダ(赤マルだっけ?)もキツかった。これを『ギャグ漫画』として売り込むWJ編集サイドは、正気の沙汰とは思えません…。ポンゼ氏がどうして何度も本誌入りできるのか疑問。褒められるポイントは……ギャグ漫画にしては画力が安定してること? ぜんぜん嬉しくねェ…。

* 15(20) Mr.FULLSWING
アイタタ、ミスフル王道の友情小芝居きちゃったぁー。なんちゅう昭和臭い演出を積み重ねてくるんだ! 君らいつもこのパターンやん! …けどさ、ミスフルのそういうとこ、オレ嫌いじゃないぜ…?(ベタセリフ) 殴り合いではなくスポーツマンとして、紳士な勝負を一貫したのは見事。そして一気に伏線吹っ飛んだ。来週は大阪代表と決勝戦から始まってもなんら不思議はなし。

* 16(18) D.Gray-man
この扉絵、一歩間違えばグラビアアイドルだよリナリー。カメラマンのしゃべくりテクにのせられ、ついにはM字開脚までもっていかれるんですね。本来そんなキャラじゃないリナリーが、照れながらも無防備にする秘めた雌しべを写真でパシャパシャと撮られ(少年誌感想につき中略)事後の一部始終を知りたいです。

「死亡決定組」の響きが悲しすぎる。星野先生に「救われない表現」を描写させるとキレが違いますね。

最近のオタク萌え事情はちょっと空振り気味でハズしてる感が痛々しいのに、リカちゃん人形の話に入った途端めちゃ詳しいんだもの。多分このギャップで笑わせようとしてる。秋本先生、今週の笑いは深すぎだよ。こうなると、もっと「昭和のオタク」事情を深く切り込んで欲しくなる。ホントに読みたいポイントがズレてしまい、若干消化不良です。

金未来杯が終わったらこの連載順で笑った。いくら何でも露骨だ編集さん…ッ! 展開の見通しを立てず行き当たりばったりで描く、坂本先生のいわゆる”手癖”は底が浅く見えて痛々しい。そういう手法が名作を生む可能性もあるんだけどさ。飽きっぽいのか、編集のテコ入れか、バトルのアイデアが切れたのか、三択問題です。

デフォルメが多すぎるのも萎える一因。あの口元が…口元のクイっと釣り上がったキモさ具合が…毎度見る度堪えられない…!! ああ、なんだか批判ばかりになっちゃったよ。いいモノも持ってるんだけど、こうも悪点が重なると不満ばかりになってしまう...。

* 19(-) たいして良い思い出もできそうにない学園生活(読み切り)
たくあん食べた後に水飲むと甘く感じる事ってあるよね。パンダのおかげで面白く感じた読み切り。だけど水単品だけでは味気ない。ギャグセンスはあるけど、味のあるギャグ漫画作家は他にもごろごろ居ます。他との比較になると苦しい評価に。弁当ネタ三連激が痛快。ギャグの好みかもしれないけど中盤のクオリティ低下はひどいです。最初の勢いを保って頂きたかった。

みえるひとの打ち切りがみえてきた。姫乃の不思議体験はどうやら、10個弱で終わってしまいそう…。しかし今週の岩代先生、かなり思い切ったなあ。主人公のイケメン性を完全に壊してきた。一方で作品自身の奇妙さを際立たせてる。でもこれ、アリかナシかでいうと…正直ないよな…。物語人気よりもキャラ人気で生きてる漫画なのに!

  • 骨折した人ってチョット大人に見えて痺れて憧れるのは、高校生まででした。
  • 森羅万象≠いやらしい事を考える
  • 「私なにもしてませんよ」この憎たらしい表情描写力は、ハマーなしには成し得なかったテクニックだ!
  • 途中挿入された「ピューと吹く!ジャガー(靴洗い用ブラシ)」がめっちゃ印象に残る。なにこの効果。
  • ジャガーさんが初めて笛漫画の主人公らしいウンチク語った!!
  • 前半は消化不良だったけど、後半の修行シーンで猛チャージされた。
  • 「竹田」はあるあるこれ! 同じ漢字たくさん書くと、途中で別の文字が誕生しちゃうよね。
  • 笛とイクラの組み合わせで、これほどのお笑いポテンシャルを持たせるとは…。この一コマで今週は満足。

作者コメント

  • 冨樫先生
     死にかけの作者が次週・次々週と休載する未来予想図なら容易に妄想できます。
  • 岸本先生
     大御所の先輩作家にネタにされると嬉しいでしょうねー。
  • 西先生
     それって思い出すモノなの!?
  • 星野先生
     オレも細いタイプの人間だからその気持ち分かる。太ったって思うのは、大抵自分だけなんだよね…。
  • 岩代先生
     そう言えば今年は一匹の秋刀魚も口にしてません…。ああ、秋刀魚バーベキューパーティが羨ましいなあ。ああいうの、ダチでたむろって河原でやりたい。地元就職組が羨ましいよ。

後半七割、必死で書いてなんとか仕上げたよ! そろそろいっぱいいっぱいなので、何か対応策考えよう。