1132. 先行感想 - ONE PIECE 第386話「前代未聞」
今週号の「ONE PIECE」について、大きくネタバレを含んだ感想記事です。未読の方は閲覧を控えて下さい。
「Help!」
囚われのミス・バレンタイン、って小さッ! 目を凝らして見ないとどうなってるか分かりにくい…。キロキロの実で体重を重くして、支えごと粉砕すればいいのでは。Mr.4とミスGWは、このまま特攻しそうな兆候すら感じるなあ。次回でMr.3&2が絡んで、あと何回でケリを付けるつもりなんだろ。
ゴールデン電伝虫
ゴールデン電伝虫のボタンを押すとバスターコールが発動する。いわゆる核ボタンのような存在ですね。そんな代物、どうして青キジはスパンダムに託したのか。ロビンとプルトン、Dの血族に関わる件だから?
漫画やドラマに出てくる「押してはいけないボタン」ってのは、押されるために登場します。バスターコールがボタン仕掛けとなれば、今編の終盤で発動する事態にもなりそうですね。てっきり、上層部にコールして連絡を通すと思ってたんだけど。
ファンクフリード
ゴールデン電伝虫をファンクフリード(像)に説明するスパンダム。食事に夢中で全く聞いてない(人間語を理解できるのかも不明)のに、ご丁寧にも解説を続けるスパンダムが健気。もしかするとヨコヅナと大怪獣(?)力比べ対決とかあるんでしょうか。ネズミにハトに猫(本当はウサギ)に像にカエル…W7編はそれにしても動物の登場が目立ちます。
嫌味ゲージMAXからの開放
真情報を知る由もないスパンダムが、散々嫌味な態度とセリフを当たり散らす。読者のストレスゲージを溜めまくり、タネ明かしで鼻水顔になるスパンダムが痛快。この辺りはいつもながら計算尽くしのワンピで、安心して読める範囲。ただ、エネルやポワルがそうであったように、『敵の鼻水顔』が登場してからが真の戦い。ここからの展開は長くなりそうですねえ。
ロビンとフランキー
前回フランキーが、仲間を助けに来るロビンを羨ましいと言ってましたね。今回の連絡で一家の参戦は伝わったんでしょうか。彼が明確に嬉しがる描写はないので、まだ気付いてなさそうです。どうせなら、大コマ使ってどでかく喜んで頂きたい。
対してリアクションが薄いロビン。麦わら一味が捕まったと罵られても、前代未聞の猛攻を告げられても、終始顔色を変えず憂いた表情です。心の変化が全く読めませんね。背後にバスターコールが控えていては、現状どう転んでも助からないと諦めているのでしょうか。
絶対にパンチラしない同盟発動
ナミさんのミニスカに煽られ、更に超ローアングルのカメラ視点でのぞき込まれても、対象が確認できません。ナイス尾田先生ッ! さすがは現役・絶対にパンチラしない女王の名を欲しいままにするナミさん。人間の構造的に無茶すぎます。
無茶すぎる
次の瞬間には門が斬られ、『11人の陪審員』の一人が瞬殺され、ナミさんのパンチラは阻止される。麦わら一味の強さが異常ですよ!