1075. 腐女子ネタのあれこれ

当方は感想中(またはブログ全体)に、小ネタとして腐女子関連の話題を取り上げています。
そこには女性の心情を虐げ非難する意図は全くありません。
むしろライト感覚に「このシーンをネタにすれば美味しいかも?」と楽しんで書いてます。
それこそ、エロも妄想も分析も腐女子ネタも、全く同じ感覚で取り上げています。
だからどうか涼しげな目で
「そこは○○○のが常識だろ、ったく分かってねェなコイツ!」
…と、高見から見下して頂ければ、当方も電流で興奮する次第です。
決して喧嘩を売ってるスタイルではないことを、ご理解頂きたく思います。
こちらも、読み手の感情を逆撫でせぬよう、もっと柔らかい語調に改めなければ。
猛省します。



ちょっと先入観の話。

「芸能人がコミケをネタにする番組」を見ると、オタクの人の中には傷付いたり腹を立てる人が、少なからず居るでしょう。同様に、男性が腐女子ネタを話題にすると、「女を馬鹿にしてる!」と思われがちです。異性に理解され難い文化を、異性から言及されるのは、なにやら奇妙で居心地が悪い。イヤな気持ちになる人もいると思うんです。

特に免疫のない人だと、うちの感想のような小ネタさえ「オタクのお前に言われたくない!」「男に理解してほしくない」といった反感意識が芽生える事でしょう。だから批判・反感めいたコメントもあって当然だろうと、兼ねてから覚悟はありました。

それでもあえて、(時には無理矢理でも)腐女子ネタにタッチする理由があります。

週刊少年ジャンプの感想サイトってのは、J-LINKさんを筆頭にして無数に存在します。感想を書くとき悩むのは、自分だけの個性を出すこと。こんなにサイト数があると、大抵どこかと内容が被るからです。だから「他が書かないような感想」はないか、考えました。

一つ個性めいたモノを持てば、ネタに困ったとき逃げ道になる。書き手のモチベーションも上がる。「感想+α」を求める固定客さんだって増えるかも。そうやって悩んだ挙げ句行き着いたのが「腐女子ネタ」です。ターゲットは腐女子のお姉さん。なんだか魅惑的で良いじゃないですか*1。ジャンプ全体を分析する題材としても、この話題はなかなか奥深いです。

かくして男なのに腐女子ネタを体当たりで分析して、しかもチョット当たってる節もあってキモイ! という感想を目指す体制が、いつの頃からかできました*2。そしてこの題材は同時に「腐女子」の人から非難を受けやすい、諸刃の話題でした。実際、20マンガ以上の感想を書きながら、一文ずつ『喧嘩打ってるような文章を訂正・推敲する』なんて作業はものすごく大変で、自分にはまだまだ、力不足のようです。

最初は「自分の感想を誰かに読んで欲しかった」だけで始めたWJ感想。それがいつの間にやら、感想が他と被りたくないとか、不特定多数ではなく「特定少数」の楽しみになりたいとか、妙な欲求がくっついて。長く続けてると欲張りになるんですねえ。

この件に関しては、今後も勉強が必要って事ですね。*3

*1:「お姉さん」に萌えてるだけじゃないのか。

*2:去年であることは確か。

*3:BLゲーやBL本に手を出して勉強、って訳じゃないですから!