950. 100万円貯まる1万円貯金箱

「スカートからのぞく パンチラ」とか「ノーパンテニス」とか「痴女 ふんどし」が日常茶飯事ひっきりなしに検索されまくるSnowSwallowですが、どうして「貯金 見えそうで見えない 絶対領域のリファがうちのアクセスログに見あたらないのか不思議で仕方ない。貯金フェチって需要無いんですね。アングルの問題か? 皆は、貯金した札束をローアングルから舐めるように攻め入る、見えそうで見えない福沢諭吉がお好みなのか?

若者がカードローンや消費者金融に手を染め、浪費癖のだらしなさが囁かれる昨今。そんな現代社会の逆行を走る貯金箱界に新たな救世主が! その名も一万円札専用貯金箱です。

間違って千円札など入れようものならシュレッダーで粉々に。二千円札を入れると貯金箱ビックリマジックが発動しワン・ツー・スリーでレモンの中に埋まり。五千円札を挿入すると、もれなくトイレットペーパーの再生紙に混ざって転生する。さすが一万円専用。この子ったらタカビーすぎます。

今や絶滅危惧種に認定されても何ら不思議はない貯金フェチのオレとしては、このツンツンしすぎて一見デレがないほど強気な一万円札専用貯金箱たんに恋い焦がれ、ろくに仕事も手につきません。彼女にオレの熱く滾った一万円を挿入する事を白昼から夢想しては、切なげにため息をつく毎日。そんなシャア専用もとい一万円札専用貯金箱たんをオレの一万円札で中までいっぱいにすれば、さっきまでツンツン尖りまくっていた彼女が急にしおらしくなり、


「アナタには負けたわ…私の全部(100万円)を…好きにすればいいじゃない…バカっ」


とデレに堕ちるんですよ。きたこれ。「貯金フェチ+一万円札専用貯金箱=アロエロ」の方程式、ここに極めたり。

この貯金箱に毎月の給料と、夏冬のボーナスと、夢と、希望と、キミを忘れない友情と、もう一歩前に踏み出す勇気と、痴漢されてるのに感じてしまう気持ちを抑えきれないエロスを詰め込めば、いつか100万円が貯まるわけ。なおエロスは長期間放置すると発酵して膨張して巨大化してやがて性の衝動が悲しい犯罪を生むだけだから、女の子は彼をほどほどにいたわってあげて!


やがてオレの手に落ちた一万円札専用貯金箱たん(の中の100万円)は、そのぜんぶを国民年金に奪われるのです。目の前に広がるは、国家権力の手に落ちいいように可愛がられる一万円札専用貯金箱たん(の中の100万円)の痴態。その光景をただオレは呆然と見守るしかないのだった。なっ…!!! 泣ける……ッ!!!!