831. 週刊少年ジャンプ - 17号

久々のレギュラー勢揃い。おまけも充実し、240円なりの満足感はありました。次週も240円。このまま通常価格240円になりはしないかハラハラ。10円UPで代原が入ってたら凹みますよね。

表紙
 ナルト。銀魂などでよく見るキャラのコピペ表紙。PCで手抜きにこなした風イラストってあまり好きじゃない。せっかくスペースがあるんだし、隅々まで先生方の直筆で楽しませてほしいです。
BLEACH付録
 ソウルソサエティ編の復習には助かるこのミニゲーム。でもこのタイミングって、アニメから入って本誌読み始めた人にはもんすごいネタバレだ。-12.5はBLEACH感想と合わせて。
TALES OF LEGENDIA(チームG59上)
 似たり寄ったりのラッコを三匹見開きで巨大に紹介されても…。これ、テイルズファンは喜ぶのか!?
PS2いちご100% ストロベリーダイアリー』(いちご注意報 第27回 P380)
 既にたかすぃさんが特集されてますので、今更こんなコト書くのも野暮なんですが。このゲーム、ヒロイン同時攻略が基本なんですね…。こんな所まで原作に忠実とは。「綾狙いでなくても、最終的に二個強ほどのいちご率(※MAXは三個)が必要になるので注意」って、それほとんど全部やがな! このゲームで育った男子小中学生が、将来日本をダメにしないか不安で仕方ない…。

健闘枠: NARUTO BLEACH 魔人探偵脳噛ネウロ
特集枠: DEATH NOTE HOW TO READ

木の葉のナメクジ綱手
カラーPの3コマ目、綱手の姿がどうもアンバランスすぎて気持ち悪い。乳がでかすぎてデブってますよ…なんだかなぁ。オレは巨乳が嫌いだから、余計にキモく感じるのかも…。宝くじが大当たりして縁起が悪いと落とすのも、綱手ならではのネタ。

テマリに続いて湯呑みのヒビの入り方もおかしいし! この演出、いちいち爆笑してしまいます。アレか? 木の葉の里の湯呑みは、お菓子でできてるのか? 食べられる湯呑みか? コーンカップなのかそれ?

エビス班
ストーリー序盤から登場していた準レギュラーの少年(名前失念)が、エビス隊でついに下忍として籍を置くのですね。今編でも活躍の場があるかな?

砂の里到着
三日掛けて砂の里に到着したナルト達。カカシだけは息を切らせておらず、さすが上忍の貫禄です。カカシの通り名は「白い牙」じゃなくて「コピー忍者」ですよ。こんな面白恥ずかしい通り名、むざむざ黒歴史にしてなるものか!

解毒
砂と木の葉の因縁→解毒のスペシャリスト綱手→その弟子が解毒、という繋がりを持たせテンポよく情報整理。かつ、話を無駄なく進展させる手法は好印象でした。孫のサソリは暁メンバー、息子の仇はカカシ(仇は「カカシの父」でした、ご指摘ありがとうございます)、自身のライバル・綱手の弟子はサクラ。このばあさん、なにかと因縁が深いですね。ついでに名前教えてくださいよ。感想書きにくいんだってば。

「時はゆっくり流れとるでよ…」
「他国との同盟に甘え」「他人は他人 我は我じゃ」「友好同盟などしょせん絵空事」など、過去の大戦を引きずった厳しい意見を浴びせるバアさん。サクラの活躍後、「時はゆっくり流れとる」と締めくくるジイさん。大戦の経験者が、異国の存在と協力体制を「非難する思想」から「認める思想」に変移するきっかけの一例が、今話に甲斐間見られました。

バアさんは過激な「他国非難派」で、ジイさんはやや「他国容認派」のようですね。今回だけでバアさんの非難思想を説得できた訳でもないハズ。彼女の考えが、徐々に他国を容認する形に変わっていくその様子も、長い目で観察したいポイントです。

ガイ班
熱血組と冷静組の絶妙なバランスが面白いガイ班。上忍に急成長したネジの活躍は見逃せない。リーとガイなら勢い任せで一日で行けそうですねぇ…。

* 2(4) BLEACH
描き下ろし漫画の副題「-12.5」
このマイナス表記は時勢系を合わせています。綿密な計算の元サイドストーリーを描いてると思ってたのに、今更「.5」は無いよ…。マイナス表記がオサレだから採用しただけなの? 今回の書き下ろしは、単に予定外のことを描きたくなったと思いたい。

内容は、本編の状況もあってか、藍染隊長の腹黒さばかりに目が行きがち。また、詩的なセリフでページ数をごまかされた印象。現隊長・副隊長達の人間関係が補足説明されただけで、中身がない…。完全ファンサービスに徹した付録でした。それにしても久保先生は筆が速い。

隊長3人vs恋次
藍染、市丸、東仙に囲まれる恋次。あまりの劣勢図に思わず吹きました。なまじ「瞬歩」なんて能力もあるし、隊長格はあっという間に全員集うのでは。ご都合主義でそんな可能性は無さそうだけど…。

縛道
語呂の良いセリフ、格好いい語句、適当な数字。オサレに並べてそれっぽい演出ですが、やっぱり死神の魔法的な能力概念はサッパリ掴めず。簡単に説明できないからいっそ解説を入れずに描いてる可能性もあるので、原理を問うばかりの感想もいやらしいですけど…。

縛道の七十七『天挺空羅』
「天挺空羅」ってどういう意味だよなんて野暮なツッコミはさておき。「多人数他者の位置を捜索・捕捉して伝言」という縛道の難しさレベルが掴めないのはもったいない。これって凄い能力なのか、実は大したことないのか…。以前に誰かが「天挺空羅」を使い、この能力の難しさなど演出されていれば、能力が比較できて分かりやすかったかもしれません。

元柳斎VS京楽・浮竹
山じいの卍解があれだけ大爆発しておいて、未だ三人ともかすり傷でピンピンしてるのが信じられない。戦闘開始から大分時間も経過してるはずで、瞬殺を宣言してた山じいの不甲斐なさは許せません!

イヅルの狼狽
十番隊副隊長・松本VS三番隊副隊長イヅルの行方は、イヅルの戦意喪失で決着。彼は雛森に恋心を寄せていたのか、市丸に騙された感が表現されてます。

七番隊隊長狛村
大男でありながらワンワンという動物萌えでソウルソサエティ界隈にその名を轟かす狛村隊長。東仙の裏切りにショックを隠せません。こんな演出がたった一コマが入るだけで、BLEACHファンの(道を踏み外した)乙女達は『東仙と狛村のヨコシマな妄想』で一筆描けちゃいますよ。マズいッス、狙いすぎッス久保先生!

十一番隊長マユリ様
影の薄いメガネの雨竜くんなんかに負けたマユリ様、華麗なる復活です。あのイカレ具合は、ぜひとも第三の敵として再起して頂きたい。何気に素顔も初公開でした。奇形メイクしなければモテなイケメンでした。我々変態系非モテの味方だと思ってたのに、実は敵勢力だったのかマユリ様め!

大活躍雨竜くん
こっちのメガネ(あっち=ジャガーさん)も大活躍。白哉戦後の急展開を分かりやすく要約し。解説役で光りました。ところで一護と岩鷲が傷付いたままです。織姫は回復系の能力持ってませんでしたっけ?

藍染は手抜きすぎ
四番隊副隊長・勇音が「天挺空羅」を使えることは藍染達も熟知していたはず。それなのに彼女らを殺害せずあの場を離れたのは解せません。わざわざ自分たちが主犯格であることを死神達全員に教えて、彼らには何の得があるのでしょう?

とはいえ、藍染が勇音達を生かした(=「主犯格は藍染・市丸・東仙」を知らしめた)のは故意のようだし、そこにはそれなりの理由があるのでしょう。

今後
夜一と空鶴の合流も気になります。

* 3(2) ONE PIECE
激動の連続から一呼吸置いた本編。敵側CP9の動向メインで走っていたこれまでの展開。回想編後は一転して、味方側のルフィ達が表面化。緊張の中にもギャグが多くなり、空気が軽くなりましたね。複数場面で次回からの展開準備もされました。パウリーが復活し、サンジが動き、ゾロとサンジの居場所も発覚! …って、あれ、ゾロは海へ落ちるコマが明確にあったような...

扉連載
扉連載はなんとミスG・W! バロックワークスメンバーが扉連載を飾るのは二人目で意外でした。この子ずっと巨人島に住んでたのか、感慨深い。カラーズトラップ(悪魔の実ではない、暗示効果をもたらす能力)を上手く活用した芸術的な扉絵を期待します。オチはどこかの島で一流芸術家に成長かな? オレもせんべい食べて和みたいですよ。

ケルベロスとブタブロスだけで1P消費する大胆贅沢なネーム構成にまず驚き。ヒル魔取り押さえで3P消費するコントなど、今週はページ余ったかな? 一番笑ったのはヒル魔だけにニヒルな笑顔。後にも先にもこの話でしか見られない! 熱血栗田や「まも姐」など見所も多々。修行の騎馬戦では、特訓のために『どついて崩す』バンプの練習は危なそうだなぁ…と他生徒に同情。技を思い付くと即発で出来てしまう違和感も。

* 5(8) D.Gray-man
食人花の「奇声」も伏線でしたね。その他、先週感想にまとめた残り伏線リストも消化。クロスはクロちゃんの祖父と接触しただけとは。アレンと食人花の過去を絡めて処理したのは完全に予想外。お見事と褒め称えたいポイント。クロちゃんの挫折から更生までを一話でまとめた「理由作り」の締めくくりも好感。相変わらず締めの綺麗さはグレイマンならでは。

「寝ているムヒョには頼れない!」が売りだったのに、またも安易に目覚める六氷には興冷め。大きな不満点はここだけで、他は恐怖と人情を半々で演出した良作だったと思います。服の裾から長い黒髪が伸び出るとか、恐怖の絶頂ですよ。チビりそうです、コレは怖い…。言葉悪くもケンジに霊の善し悪しを教えて諭す六氷。クールな中にも優しさを見せてきますね。草野のお兄さんっぷりを見て、彼の年齢がますます不明に。

ラスト、ケンジのメッセージが草野のオフダに書かれているのが、まずニクイ。ケンジのメッセージが敬語になっていて、ツインでニクイ。魔法律編に続き、ほんわかさわやかハートフルに決着する空気は、後味が良くて好きです。

タイトル
食と書いて”えじき”と、先週から読みを変えて「食」は一貫。今後も、シリーズ通して漢字を共通させてくれるのかな? こうした遊び心は今後も採用して欲しいです。

時間差トリック
自家製パスタをロープのように編み込み、それで死体を吊って、パスタを蒸気で湯立てるトリックかな? …と妄想してたんですが、なんと冷凍トマトとは。先週の死体のカットにも、トマトのヒントはあったのかな?

蒸気で隠す
「鍋と上がる蒸気でロープを見えにくくして…」この蒸気とは、俗に言ういちごマジックのことですね。さすがに蒸気で隠すのは無理のある設定ですが、サンデーの少年探偵マガジンの天才探偵団も、これに近いレベルの無理ある設定をバンバン採用してそうですし、ここは紳士の態度で軽やかにスルーしましょう。

二段変形
コンソメドーピングスープでムキムキマッチョに変貌したシェフ。二段変形しちゃったよ! ボーボボかよ! 『無断変形』の罪により『葉陰の番人』の刑に処すよ! この演出、まるでボーボボの丸パクリで笑っちゃいました。

注入る(たべる)
注射針から注入することで「注入る=たべる」と発想するセンスがすばらしいです。松井先生は推理漫画よりセンス漫画描いた方が当たるんじゃないでしょうか…。


ネウロにとってはケータイの分解=食べ物、起承転結の起結が一致するまとまりの良い短編でした。互いに”グルメ”でありながら、食の価値観の違いをことごとくお笑いに置換してゆく松井先生のセンスに、今後も期待!

* 8(7) 銀魂
ギャグと人情を半々の割合で盛り込み、「家族が信じ合うこと」それだけをテーマに一話詰め込んだ締めくくり。ゲラゲラ笑えてほろりと泣ける、銀魂の真骨頂が見えました。

今週のMVP!!

  • [10P5c] 今週の笑いMVP、「頭の事しか しゃべってねーじゃねーか」
  • [15P7c] 今週の泣きMVP、パピーの思いに神楽が声を押し殺して涙する様子が切ねぇ。
  • [3P6c] 今週のショックMVP、酢昆布と間違えて脱毛事故。正直、義手もげた時よりショッキング。

ツナと京子ちゃん、二人デートを完遂して欲しかった。冒頭4Pまで淡い期待を抱いたけど、5P目でランボが視界に入り吐き気。オレがありえない希望を持ったのが悪かったんですよね…。リボーンは悪くない。天野先生は悪くない。いちご100%で誠実真面目な真中を描いて欲しい」って期待を抱くくらいありえない。

ツナにあう動物? 既に毎週欠かさず出てるじゃないですか。あの牛っぽいやつ。天野先生的には、ツナ専属ペットなんでしょ。

  • [2P1c] 「食べてくれと懇願した」のくだりが今週一番のツボました。たこ焼き5個で500円は高い!
  • [4P] 裏原宿系、へっくんが弄られすぎで不憫…。
  • [7P] 首領パッチのぬいぐるみ怪人「ミニパッチ」可愛すぎ。これ欲しい。
  • [10P3c] そんな場所に自爆ボタンを設計する是非を問いたい。
  • [11P2-3c] ビュティの変化が激しすぎ。2コマ目のビュティはすごく可愛いのに…。

* 11(6) ユート
2Pと3Pは相違点が5つある間違い探しになってる(略)いい加減このネタもクドいですね…。吾川のせっかちと雄斗のおどおどが子供らしくて微笑ましい。ほった先生の視点は『子持ちの母親が小学生の可愛さや生意気さを慈しむ』ものに近いと感じます。だから読者によっては、彼らのやり取りが「クドイ」「ウザイ」と感じるかも?

「スピードスケートじゃない」と戸惑う雄斗の引きも気になります。シューズがスラップじゃないのはヒント? 気になるんだけど、なんだか地味さが浮き彫りになりすぎて怖いなぁ…。昨年の柔道漫画サラブレッドと呼ばないで」も、地味さによる打ち切りでした。スポーツ漫画は地味だとウケないジンクスがあるだけに、ユートの先行きも不安。女子中高生と小学生の描き分け不足も気になります。違いは制服という「シンボル」だけだよ…。表現力の面でも不安。

* DEATH NOTE HOW TO READ
気になった箇所だけ引用言及します。
大場先生の驚きの新展開で(キャラのイメージが)全部ひっくり返される
これはデスノートに限らず、アイシールドやユートにも言えることだと思います。他の成熟した漫画でも、こうしたインタビュー企画をやって欲しいなあ。

(Lについて)「角度によってはカッコよく見えるように」と、かなり難しい注文ももらいました。」
普段イケメンのキャラより、クセのある変なキャラが見せ場のカットでカッコ良さを魅せる一コマの方が引き込まれるものがありますね。ギャップは大切です。

南空ナオミは)最初から、キラにやられてしまうというのは聞いていました。だから幸薄のイメージが強かったと思います
意外にも、南空ナオミは軌道修正で殺したわけでなく、最初から死ぬ筋書きだったのですね。とすると、コミックスルールと南空受胎の矛盾は、大場さんの天然ボケだった? それはそれで、衝撃的ですけど…。

リュークの初期設定は美青年だった
美少年リュークの容姿じゃ「ウホッ」なんて名言は生まれなかったろうな。今のコミカルでゴスな案を目にしていると、リュークが美少年じゃちょっと…と、誰しも思うハズ。

ニアは基本的に顔は格好いいんだけど、やってることはLに近い(中略)メロはちょっといびつな感じの雰囲気です
絵のイメージではMとNの人格が逆だったので、この取り合わせは面白いですね。メロはあの顔でサッカーしてたのかよ! って思うと吹きそうです。展開が乗れば、月とメロのテニス対決も見られそう? 純粋なファン人気は、イケメンで変キャラのニアに流れそう。

Lの食べているものは(中略)大場先生が指定している
先週もありましたが、甘い食べ物を発想する大場先生も大変なら、その食べ物でどう遊んで転ばせるか描いていく小畑先生も大変だ…。角砂糖の積み木も小畑先生の考案なのかな?

今週のツッコミどころ

  • [1P]『 河村、大反撃』煽りの割に、今週は活躍や見せ場の片鱗もなかった。
  • [4P3c] 「面白い(ちいむえー)」だけでなく、すべてに訳語を付けなきゃ意味分からないし。
  • [9P] 後ろ向きに打つ意味ないやんーー!
  • [11P3c] 「その打球消えるよ」打球どころかその後のゲーム展開も消えた。意味分からないんですが、そういう魔球を持ってるんですか?

今週は例の極道シリーズで、広島出身の方は受け付けないんだろうなと不憫に思いながらも、自分は楽しんで読みました。元々、この極道シリーズ好きなんですよ。警察と極道が同じ場所に居て、警察側が極道側の正体に気付かず交流する、なんて王道コントが大好きで。吉本新喜劇を見て育ったコテコテの関西人は、極道シリーズのコテコテのコントも好んで読んでるハズ!

* 14(17) Mr.FULLSWING
ホントにスゴイのは、ぶっつけ本番で魔球をコピーして投球するピッチャー影州じゃない。投げる魔球を教えられずとも捕球できちゃうオカマのキャッチャーの方だ! ワンタンの「大車輪」も、普通に守備する方がよっぽど守れるはずなのに、劣化した守備技法にわざわざ名前付けちゃうところがスゴイ。スゴイっていうか、呆れます…。セブンブリッジ戦はのっけから期待外れ感がプンプンするなァ...

* 15(-) ふるさとさん(読み切り)
田舎と都会のありがちなお笑いネタを散らしたギャグ漫画は、一発モノとしては美味しいはず。にもかかわらず高評価できないのは、絵の汚さと、キャラ造形のくどさがあると感じます。「都会の女子はおそろしいのう!!」とか、SnowSwallowでも好んで使うネタなので、オレとこの作者はチャンネルが近いと思うんですよ。だけど純粋に良作! と思えない。それって、ネタの料理の仕方云々もあるけど、特に画力不足で損してる印象でした。

ハギャ改めレオル軍の面々とキルアの、バトル一本に絞った今話。ゴンがあれだけ苦戦したキメラアントを、キルアは一撃即殺で次々仕留めていく。その描き分けで力の差を表現。30時間連続稼働で疲労しつつ、ここまでやれるキルアは凄いんだけど、それだけにゴンのショボさが浮き彫りになり、パワーバランスが不安になります(ちゃんと計算されてると思いますが)。

* 17(13) いちご100%
冒頭4P目にして、さつきの不快極まりないパンチラ。序盤にパンチラが出るとオレのいちご感想は荒れるので、今回は気を落ち着けて、落ち着けて…。いちご100%最後の善意だったちなみ、ついに振っちゃったよ。まさか破局して終わりでは、今までの展開が無意味なので、このカップルの復縁ドラマに期待したい。で、美鈴がまさかのパンチラ。ああッ、崇高なポジションにいた美鈴に、なんて安っぽいパンチラさせてんだバカモンー!! 気を落ち着けて、落ち着けて…。

センターくん、西野、東城の三角関係は熾烈化。こちらは先週より面白くなってます。河下先生も、アニメ化のため無理に連載を延ばされ苦しいところなのかな。どうか、恋愛漫画的に面白い話作りを頑張って欲しいところです。

* 18(18) 武装錬金
戦団の制服に戻った千歳さん。セーラー服はどこに置き、隊服をどこに隠し持ってたのか問いつめたい。詰まるところ歳のくせにセーラー服で戦って欲しかっただけなので、下手に謎を深追いするのは止します…。武装錬金ファンの方から叱られるよ。

釈然とした態度で「…成程ね」とクールに言い放ち、左足を軽く上げる仕草。たったこれだけで成人女性の色気がムンムンですよ。しかも貧乳とくれば至高にして究極だ。次のカット[1P4c]の千歳さん、これ今週のベストカットな! 以前の千歳さんから絵柄が変わった印象ですが、クールさの中にも優しさを含むミステリアスな表情がたまりません。しかも貧乳です。これだからお姉さんはたまりません(お姉さんは関係ない)。2P目に入り、千歳さんの表情変化がこれまたヤバイ。しかも貧乳です。普段表情一つ変えない冷静な千歳さんが、過去を振り返り切なげな目付きになったり、汗を浮かべて緊張した表情を浮かべたり(しかも貧乳だったり)、あのポーカーフェイスで愛想がない千歳さんがですよ!?(※千歳さんはそんなキャラ判断ができるほど出番無かったです、分かってます。ぜーんぶオレの妄想だってこたァ分かってますゥゥ!)

大の千歳さんファンとしては、[2P4c]の一コマでもうお腹いっぱいです。ピッタリとしたスカートからすらりと伸びる両脚。その間から視界を覗かせローアングルから太腿を攻める計算し尽くされたカメラワークだけで! もうそれだけで! 和月先生ナイスファイト! しかも貧乳ですから! 和月先生グッジョブ! いちご100%の10倍満足できましたから!(可哀想な性癖だ…) 冒頭2Pは切り抜いて保存な!

あれ? 今週の武装錬金感想が…。千歳さんと貧乳コラムに乗っ取られてるゥゥ!!

* 19(19) Waqwaq
ゾロゾロ集った機械達に囲まれる中、ヨキは神さまに反抗的な目付き。やはり血で抗争する宿命には逆らえないのか。第一話に登場した「赤き血の神」の壁画も、やはりラストに繋がり、いよいよまとめに入ります。レオの友情はため息付くほど絶品の熱さ。

ノールやアランら元防人達も続々再登場。よって、護身像が防人達の手元に戻る可能性は高いです。赤き血を受け超人化したシオがアールマティを呼び戻すとか。それが引き金となって、他の護身像も次々と離脱する。またちゃっちい予想だなぁこれ…。

  • [1P4c] 「心理作戦みたいなトコもあったから…」あれだけ自由の翼で大空を羽ばたいておきながらヌケヌケと大嘘をつく、ジャガーさん一同の表情が小学生ぽくて生々しい。
  • [2P5c] 「油断したなキム公!!」本物のワルや! しかもそのセリフ回しは明らかに昭和時代のワルやァァ!
  • [3P7c] さすが「ガラスの仮面」ファンのうすた先生、陰湿ないじめ描写はお手のものですね。
  • [5P1c] 生臭そうな魚のピチピチ具合がツボでした。
  • [6P4c] 本編メインディッシュの不動くん、セリフはここ2コマだけッ!
  • 「★好きになった方が負けなんだよ、結局。」柱コメントが格好いい。本編と噛み合わなさ具合が間抜けで可笑しかったです。

読者コメント
西先生… 温泉ホラー!? 民宿の恐怖体験って、また怖いネタをモチーフにしてきますね。草野の太腿ポロリもあるよ(はぁと) って、そんなものは腐女子しか喜ばぬ!!
空知先生… 担当さんはO型なんですね。オレもO型だから、担当さんの気持ち分かるなぁ。ハサミとかカッターナイフが手元にない時って、面倒だから野性的に引き裂くんですよね、Hな袋とじ。Hじゃない袋とじもだけど。むしろHな袋とじなんて開いたこと無いよ僕、えへへ。…キモッ。


すみません。武装錬金は次週から真面目にやりますので。千歳さんが出てきても壊れずに頑張りますので。今回ばかりはご容赦を。「お姉さん萌え感想が痛すぎだぞっ、こっいつぅ☆(額を人差し指で小突く)」みたいな感じで。昭和のホームドラマ的な微笑ましい感じで。目を突かないで!