773. 先行感想 - DEATH NOTE(Page59.「零」)

WJ発売日当日の、DEATH NOTE先行感想。

今週号のDEATH NOTEについて、大きくネタバレを含んだ考察記事です。未読の方は閲覧を控えて下さい。

うっかりコラネタなんかに手を出してしまったため、引くに引けなくなった先行感想。しばらく連載が休止するので、連載再開するタイミングでこっそりコラネタを引退すれば誰にもバレない勝算です。やったぜ。

軽感想
まずは考察抜きで、今週目を惹いたポイントを列挙します。L捜査本部は相変わらず月が完全掌握。しかしLの立場を継ぐ者達が用意されており、月の完全勝利は怪しくなってきました。月サイドはこれまでの容疑を一掃。対するLサイドは新キャラ三名の投入。第二部からも目が離せません。

  • [1P] L初登場時の部屋が再登場。この部屋、まだ意味を持っていたのか。
  • [4P1c] ヨーロッパ風の外国描写。天文台だからイギリス?と安直に。
  • [4P3c] THE WAMMY'S HOUSE
  • [4P5c] ニアが素足。
  • [6P4c] 日本警察の絶対的協力が再び怪しくなった。Lの死亡伝えられず。
  • [7P4c] 「局長が長官になるかですね」「……うむ」頷いちゃったよパパ!
  • [8P4c] 自分で殺しておいて寂しそうでもある月。ちょっと切なかったりもする。
  • [11P4c] 今後、大穴で局長がデスノートを使う展開もあり。月の父だし血統証付き!
  • [12P1c] 死神レムにキラの罪を着せることは不可能、という示唆。
  • [14P4c] 「ぶっ」リュークのリアクションが良すぎる。
  • [15P4c] 海砂のほくそ笑みがキュート。
  • [16P3c] リュークの考えは読者の誰もが思うこと。これをわざわざ描写したと言うことは、後にそういう展開(海砂が利用されて傷付く/彼女はそれをも受け入れる)もあり得るということか。
  • [17P4c] 先週予想した通り、L死亡の連絡は協力者へ伝達される仕組みがありましたとさ。
  • [20P1c] メロが素足。
  • [21P1c] 院長にしてポストワタリのロジャー。

L死亡の合図
おそらくワタリが全てのデータを消滅したと同時に、L死亡の伝達フラグが立つようになっていたのでしょう。他にPCを弄った描写もなかったので。死亡情報伝達の猶予は3週間(21日)。もしLが生きていれば、三週間以内にこの死亡情報のフラグを止められる猶予があった。死亡情報の通信は、Lが初登場した部屋に設置されていたマシンから『THE WAMMY'S HOUSE』の院長ロジャーの携帯へ伝達。

今話最後ではLが死亡してから三週間の時が流れました。

THE WAMMY'S HOUSE
発明家・ワタリ(本名キルシュ・ワイミー)の特許資産を元に創設した養護施設の一つ。Lとワタリの正体を知り協力者でもある重要人物。Lの協力者が登場したため、月の完全勝利は怪しくなりました。Lやワタリと秘密裏に繋がりを持っていた『THE WAMMY'S HOUSE』のロジャーからすれば、二人が死亡した=二人になりすます存在を知ればそいつが一番怪しいと考えるからです。

  • キルシュ・ワイミーが創設した養護施設の一つ
  • Lとワタリの協力者ロジャーが院長を担う
  • 多数の養護施設の中でも、この施設は第二第三のLを生むことを目的としている?(ロジャーが院長のため)
  • Lの特徴を似せた(素足だったり)二人のショタキャラ、メロとニアが登場
  • メロとニアはもしかすると双子かも?
  • メロとニアの性別は現時点で不明

Lを継ぐ者

先週の感想より
個人的に期待したい今後の展開は、主人公の変更。今話の後月はキラとして再降臨し、時は2005年2月(現時期)まで飛ぶ。主人公は月L並に知性ある高校生程度でもちろん一般人。完全な第三者からスタートして、キラ事件に不快感を持っていて、彼(彼女)が徐々にキラの正体を突き詰めていく。こうすれば、デスノートに対抗する者(=正義)として描ける

展開的には恐ろしいほど期待に近い内容でした。このまま第二部に移るってことは、メロとニアを主人公視点として物語を進める可能性もあり。個人的にはそっちを期待したい。月視点はしばらく隠蔽し、メロとニア視点からキラ(月)の脅威を描くのも面白い。

ロジャー側だけは、Lとワタリが死亡したことを知っているのだから、これ以後もLの捜査本部が機能していることを第一に怪しむ。よってメロとニアの第一目標はLになりすます者の捜索から始まるでしょう。

先週の感想より
また、読者がデスノートのルールを熟知していることを逆手に取り、一般人の主人公が徐々にデスノートの存在やルールを解き明かしていくのは爽快さがあります。

月を追いつめていく過程で、こういう展開も十分あり得ますよね。

今後のL捜査本部
「誰がLの代わりをするか」「どこでするか」「殺人ノートをどうするか」の三点が重要課題。しかし、Lが居ない捜査本部では、簡単に月の考え通りに事が運ぶ。月にとってはぬるすぎた。

  • 誰がLの代わりをするか: 月
  • どこでするか: 月がワンルームを借りてその部屋を本部に(※海砂との同棲決定)
  • 殺人ノートをどうするか: 最も正義感の強い夜神父が隠蔽する

清美とかユリとかマユとか
清美、シホ、エミ、ユリ……マユ!? 一人増えてますよ月さーんッ! 海砂はLの名前を覚えてなかったくせに、月の浮気(?)相手は要チェックしてるんですね。海砂の人間味が出ていて微笑ましいワンシーンでした。

高田清美、シホ、エミ
 清楚高田。模木の監視による「第二のキラ」の正体を欺くため、月はミサ以外の複数の女性(高田清美、シホ、エミ)と付き合いはじめた。清美自身は未だ、月と付き合っていると自覚している。お労しい。
ユリ
 FBI捜査官レイ・ペンバーを殺害するためスペースランドでデートした女友達。あれっきりの登場だったのに、どうして海砂はユリの存在を知ったんだろう? 上の「ミサ以外の複数の女性と付き合った」中にユリも含まれていたのかな?
マユ
 意外なる伏兵…! もしかすると今後重要人物として登場したり! …しません。

おまけ
第二部までコラネタも休止なので、今回は少し長めに作ってみました。画像が重くなってすみません。編集サイドは苦節の決断。しかし、その決定に乗り気しないTakeshi先生。第五弾のお題は「小畑健先生、ショタ投入」としておきます。
ショタ投入
We need Shota!!!(オレはお姉さんにしか興味ないけどな!)