742. 先行感想 - DEATH NOTE(Page57.「二択」)
WJ発売日早朝の、DEATH NOTE先行感想。
今週号のDEATH NOTEについて、大きくネタバレを含んだ考察記事です。未読の方は閲覧を控えて下さい。
デスノートだけは先行感想しないと、WJ全感想する時に記事が肥大化しすぎて困る状況です。今回は伏線回収メインの解答編。予想は数を撃っていたので、いろいろな部分が当たってました。レム姉さんとお別れの日も近し!
月の計画解答編を軸に、月・レム・Lそれぞれの思惑が交錯。レム視点では月の計画がどれほど完璧であるかを説き、L視点では今後月の計画をいかにして切り崩すか試行錯誤。今週のLの行動・言動の中に、月の計画が崩れる導火線となるものが含まれているかもしれませんね。ここのところ後付け設定が飽和しているので、ここらで感心させられる演出が欲しいところです。
まずは軽感想。見所のコマをピックアップ。[○P△c]は○P…ページ数、△c…コマ目と解読して下さい。
- [4P2c] カメラ目線の月。今日は久々のスタジオ入りで緊張気味です風。
- [4P3c] まだまだカメラ目線を維持する月。「とても恋愛なんて気分になれないよ」この男がバレンタインデーにこんなセリフ言うと胡散臭さ炸裂っス。
- [5P4c] チンピラ化! 月が安っぽいチンピラ化!
- [6P2c] カメラ目線をまたまた意識する月。『この角度かな?』自分角度調整中です。
- [7P1c] Lの顔がますます爬虫類ぽく。歯がキュート。
- [9P1c] ちょっと、Lさんっ、お菓子広げすぎだから。
- [10P1c] Lさんっ絵合わせしてますゥゥ!!
- [10P2c] 月の顔芸。以前は目芸だけでしたが、最近は芸の幅を広げて口芸もお上手になりました。
- [12P1c] 海砂の目がLっぽい!
- [15P1c][15P3c] 月の目がLっぽい!
- この調子で捜査本部の人全員、Lの目バージョンを見てみたいところです。
- [19P4c] 海砂の顔がまるでニートのように無気力だ。デムパ!
「竜崎が死にレムも死ぬ それが最高の形」→これについては今まで散々言い続けていましたが、無事に的中でした。あーよかった。
情報整理。
- デスノートを検証されぬよう監視している。
- ノートを使用されると嘘ルールがばれてしまう。
- 現状況でLが姿を隠すと、彼の死を見届けられない。
- ノートと月は同じ場所に居なければならない。
- 死神はノートの所有者に憑く(※先週の感想までで考察済み)
- ノートが消え死神が本部に残ると不自然な形になる
- 上の理由から、月は外出したくてもノートの周域から遠くへ移動できない
- 海砂に完全な犯罪者裁きを実行させるため、本部と警察の動向確認は必須
月はLを監視していると共に、月自身の行動を大きく制限していることにもなります。例えばノートを本部を置いてLと月が二人で外出する場合、不自然にレムが同行し不都合が起こるのです。
レムがついに、月の真の計画を察知。その経緯を整理。
- 海砂の寿命が更に半分になっていた。
- 海砂によるキラの裁きが再開された。
- 月が死んだら、海砂は生きる希望を失うことを理解している。
- 捜査本部内で、Lだけは未だ月と海砂にキラ容疑を掛けている。
- 捜査本部の全員が月と海砂に再容疑が掛かるのは時間の問題
- 月と海砂に再容疑が掛かってからLを始末するのでは、海砂の情勢はより悪くなる
- 「今なら 未だミサの疑いを持っているのは竜崎だけだ」のセリフより、現状でLを殺さなければ、月と海砂は逆に立場を悪くする理由が読める
- 月が捜査本部を仕切れば捜査のコントロールが可能(海砂の安全を保証)
以上のキーワードが全て合致したからこそ、レムは計画の真意を察知したのでしょう。現在の状況に陥った時、レムは自ずと真意に辿り着くよう計画立てがされていたのでしょうねえ。
月が描いた理想の順番を、番号順に並べてまとめます。
- 海砂が”流河早樹”の本名を覚えていた場合。
- Lはいつでもどこでも自在に殺害可能
- しばらくキラ殺しを中断、事件が風化したところでひっそりLを葬る
- 更に時間をおき、キラ活動を再開
- レムとLが同時に死ぬ場合。
- 海砂が死神の目を使ってLを殺害する場合。
ちなみに、このやり方で試用されると嘘ルールがバレてしまうのは、計画を考えた月のお墨付き。デスノートを使った方の死刑囚を海砂が13日目に裁けば理想ですが…。13日ルールに対するLの疑い様を見ては、死刑囚の顔・名前は絶対外部に漏れないよう管理されます。よって海砂による嘘ルール固めは実質不可能でしょうね。
ワタリが倒れ、決着は残り40秒。月やレムの思惑通り行けば、Lは次週間違いなく死亡するでしょう。しかし、Lが死んだらデスノート円満終了もしくは新章突入になるわけで…。どちらのケースも考え難いですね。
考えうる次週の展開は、「Lの猛反撃」もしくは「月・レムの誤算」のいずれかのケースによって、計画の狂いが発生すること。
- Lがデスノートを使用してワタリを生存の方向に導く
- 問題点: 異なるノート間で命のやりとりは可能か?
- レムがワタリを葬った時点で、レムのデスノートごと消滅してしまう
- レムが消滅することで、レムが監視するデスノート(月が所有するノート)は効力を失う
- 本物のLは別に居る
- デスノート第二部にご期待下さい!
だめだよ。どれもこれも可能性低すぎ。良い案が思い浮かばず、このままではLが犬死しちゃう。Lはどうやって生き残るんだろ? 一週間丸々使ってじっくり考えてきます。
小ネタのピックアップ。
- 死神は内臓が進化しており、特別食事を摂る必要はない。ってこれ、どっかの宇宙人特集番組で見たような設定だ。
- 警察の上層部との関係も修復した。
- よって、相沢さんは晴れてL捜査本部に復帰なのですね。
- 局長から次長へ。正直、そんな出世より命の方が心配。
- 警察もアイバーもウエディも、何も指示を受けていない。
- これらは本部から随時確認できる様子ですね。
- 確認できるから、月はいとも簡単に、海砂にノートを掘り返させたのでしょうか。
- 海砂によるキラの裁き再開。
- 「13 day」という表記がアップに。他の数字は英語表記なのに、ここだけ数字表記だったとか、そんな演出ではないことを祈りたい。
- Lは、13日ルールを疑っている=月と海砂をまだ疑っている。
- ワタリまさかの沈黙。読者全員が重苦しい気持ちになったことでしょう…。
ワタリの(おそらく)絶命により、物語は大きく緊迫しました。Lはこれ以上ないほど絶体絶命。この状況から豪快な大逆転を見せて、読者勢を驚かせて欲しいです。
好評なのか不評なのか全く雰囲気を掴めぬまま、デスノコラ第四弾。題して『バレンタインの明暗』です。
元ネタは有無さんの記事「ミサミサのチョコに挑戦(2月13日)」ですので、合わせて御閲覧下さい。
「今年のバレンタインは(2月)13日以内にチョコをもらわないと、当日にチョコはもらえない」ルールにより、今年のバレンタインは蝶・熾烈。三連休だったもんね。連休明けにチョコもらってコクられても、間が悪すぎだよね。本命チョコもらってる人は、絶対この連休前〜連休中に貰ったはずだ。
夜神父さんも相沢さんも妻子持ち安全圏だからって言い過ぎだよ。そしてLも落ち込みすぎだよ。今にも涙が落ちそうな凹み具合じゃないか! 泣いたりしないで…。