498. 内部告発

遊びに出ていて完全に乗り遅れです。もはや今更なネタなんですが、RO日記やってるので一応触れておきます。

この記事の内容が事実でも虚偽でも、大半のユーザにとっては、そう大きなショックもなかったと思います。さすがに活字にもなると最初は驚きますが、読んでいるうちに「やっぱりあの会社は、こうだったんだろうな」という気持ちになってくる。不思議です。怒りとか不快とか悲しみとか、そういう感情がわいてこないんですよ。

「やっぱりな」という、正でも負でもない、無の感情しか表れません。特に印象が悪化したわけでもなく、疑念を強めただけ。底辺の印象は、どうなろうと底辺のままです。

ユーザーに『あの会社だから仕方ない』と思わせられるようになったら勝ちだ、ってことらしいですよ。飲みの席で、上司がハッキリとそう言い切ってたそうです。しかも実際にそうなっているから困ったもので…。

記事にある通り、自分も含めた多くのユーザは、この記事を読んで上のような反応になったと思います。そしてそれらは、この記事における上司の思惑通りです。

『あの会社だから仕方ない』とは、それだけ信用がないということ。また、こうした記事がついに一般人の目に入ったことで、社会的にも経済的にも信用を落としたのではないでしょうか。

記事が虚無であったとしても、記事に書かれている事実の部分(BOT報告にテンプレを返す等)などから、某社が『信用を無視して金稼ぎに走る』構図が浮かぶのはごく自然。この記事で裁判沙汰になり某社が勝利を収めても、ユーザの信用は回復しません。

おそらく今後、裁判ともなれば、ネット以外のメディアで社会的にも取り上げられることが多くなり、結果として過去最大の顧客離れを起こすのは必至だと思います。顧客離れを食い止める最短の道は、信用を回復すること。それは裁判で勝つことではない。現在の姿勢を見直すこと。

自分も、そう遠くないうちに離れてるんでしょうねえ。

関連:http://www.ragnarokonline.jp/maintenance/259.html
 ROの記事だって書いてないのに速攻反応(背景がモロだけど)。弁明してユーザが信用すると思ってるの?