304. 川中島古戦場跡

川中島古戦場跡でデートしてきました。観光で訪れたおじいちゃんおばあちゃん、歴史マニアな方々に紛れて、古戦場にはぁはぁしてる隣の人（id:iolite）。いや…いいんですよ…漫画オタクでもゲームオタクでも歴史オタクでも自分全く気にしなイデスヨ（棒読み）。

彼女を歴史オタクと馬鹿にしながら、オレも象山先生にはぁはぁしてました。象山先生だけで携帯カメラのシャッターを何十回切ったか分からない！ もうドラマの方では象山先生が見られないのは切ないなぁ。象山先生は1811年ここ松代に生まれ、彼の偉業がたたえられこの公園に像が建てられたそうです。すっかり川中島の戦場跡に存在を喰われてしまった感がありますが、オレの中じゃこの公園の主役は象山先生でした。

「川中島」では、武田信玄（甲斐）と上杉謙信（越後）の二大大名が幾度も勢力争いを行いました。出兵と合戦を数えると計五回。「風林火山」や「大名同士の一騎打ち」などは有名な話です。

武田信玄と上杉謙信の一騎打ち像。この一騎打ちはまことしやかに語り継がれているそうですが、これホントの話なのかすごく微妙で…。あまり深く言及しない方が浪漫ですね。

↑謙信が信玄に切りつけた時、武田方の原大隅が主君の危機を救うべく応戦しましたが、謙信を取り逃がしました。無念の原大隅が近くにあった石を槍で突き通したと言われ、「執念の石」と呼ばれています。……といった感じの説明が書いてました。原大隅に八つ当たりされちゃった執念の石かわいそう...。

時間が余ったので資料館にも入ってきました。実際の武具が飾っていてかなり熱いです。歴史ファンにはたまらないとおもうんですが、自分みたいな素人が遊びに行っても、104cmもする刀や、刀剣の刃こぼれを見てるだけで感動できました。これが新選組資料館だったら二時間あっても足りなかったハズ。

歴史の名所とか、年寄りや歴史が好きな人じゃないと楽しめない観光所だと思って舐めてました。特に、自分の知ってる名前の人が出てくると途端に面白くなりますね。戦国無双や信長の野望で復習しなきゃ！